寄稿いたしました。 blog.tinect.jp ちょっと前にネットで話題になっていた「45歳独身男性狂う説」について、45歳のおれが自分の例で考えてみたものです。よろしければお読み下さい。 ……で、最後の方に「書いていて気付いた」みたいなことを書いていて、それは本当なんですが、そのせいで書きたかったことを一つ書き忘れたので、ここに書きます。 人は一人でも狂えるのか? 人は一人でも狂えるのか? これです。ここからは思考実験というか、極端なケースでの話です。だから、ここでいう「一人」は、「あの人は天涯孤独で社会とつながりがないよね」とかいう「一人」ではなく、「真に一人」という仮定の存在です。 して、人が真に一人の場合、「狂う」ことはありうるのか? 他者が不在の状況で、なにが狂気でなにが狂気ではないかという基準は存在しえない。観察者がいなくては、正気も狂気もありえない。 しかしながら、真に一人