うちの一人息子はPCゲームが大好きなチー牛だ。
家でマインクラフトばっかりやってる。
そんな息子も、今年の春で小学5年生になった。
そろそろ、好きな子の一人や二人いてもおかしくない年頃かなと思うのだけど、本人にその気配は一切感じられない。
妻に聞いた感じだと「女子はゲームの話が出来ないからつまんない」らしい。
まさかの異性に対する興味の切り捨て方が、ディスコミュニケーション過ぎて将来が心配になる。
俺が小5の頃は、同じクラスの女子に人生初の告白をしてフラれた記憶がある。
顔はそんなに美人じゃなかったけど、女子の中で一番足が速くて、スポーツ万能だった。
クラスでは男子3人がその子を好きだったらしく、俺の告白を皮切りに争奪戦が始まり、最終的には別の男子と両思いだったと聞いた。
ちなみにその男子は、高校のときにシングルマザーとひと夏のアバンチュールを過ごして人生を踏み外したし、
その女子はJR職員と結婚して安定した生活に入ったらしい。記憶が正しければ、の話だが。
話を戻す。
うちの息子は俺に似て顔はさほど悪くないのに、女っ気が一切ない。
運動神経もよくない。度の強い眼鏡のせいで、いよいよチー牛感が強化されている。
俺には姉がいたので、こっそり少女漫画も読んでいたし、当時はママレード・ボーイとかご近所物語みたいな恋愛アニメも当時は普通に放送していた。
でも、今って田舎県でもアニメの再放送を全然しなくなったし、息子はテレビもあまり見ない。
冗談みたいだけど、本当の話。
父親としては、どうにか彼に“異性を意識するきっかけ”を与えてやりたい。
少女漫画を読ませる案もあるが、本人はそもそも漫画をあまり好まないし、早期に恋愛脳になっても困る。
「今どきの女の子が好きなもの」を刷り込んでみるという案も浮かんだ。
ジャニーズ?いや、息子が将来ジャニオタと結婚されたら大変だ。
韓流アイドル?妙な影響を受けてメイクをし出すようになりそうだから不味い。
これを観せれば「イケメン=かっこいい=女子にモテる」という単純構造が頭に残り、見た目と立ち振る舞いに意識が向くかもしれない。
さっそく、地元の映画館の上映作品を調べたら、「玉ねぎのなんとかかんとか」という、どうやら丁度良さそうな恋愛映画を見つけた。
母親が連れて行ったら、息子を彼氏扱いして“母子デート”を演出する痛い母親みたいになってしまう。それは絶対に避けたい。
ただ、父と息子で恋愛映画を観に行くなんて話は今まで聞いたことが無い。
小学生の息子に性教育の入り口として恋愛映画を観せる、良いアイデアだと思うんだけどなあ……
小5で異性に興味がないのは普通でしょ。 中学~高校生位でいいんじゃないの。 興味ない恋愛映画見せたって逆効果だわ。
最終目標が結婚だったら、今は勉強を頑張ってもらって、将来的な年収を上げることが優先じゃない? 結婚においては、🤓かどうかよりも年収が最優先項目だと思うけど
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