私の母は狂人だった。私が母に母らしい親しみを最後に感じたのはいつだったか。
この人が母親であることが嫌だなと思ったのは、中学校の三者面談の時に、
私が担任に褒められるとみるや否や、
「うちの子は親の敷いたレールの上をただ走ってるだけですから」
と言い放った日のことだ。
きっとその前からおかしかったのだろうが、中学くらいからはっきり「この人はおかしい人だ」と思うようになった。
私が「学校の先生には電話しないで。家で文句言ってるだけだから」と言っても、
「母は私の言ったちょっとしたことをわざわざ学校に電話をするところがあるから、
もし母が電話をかけてきたら話だけ聞いて、あとは無視して、私に電話があったことを教えてください」
とお願いをした。
その年は3回、担任から「カーチャンから電話があったぞ」と言われた。
大学で一人暮らしを始めようというときに、私は新居に向かう道に迷ってしまった。
母に「マンションって駅出てどっちの方向に向かって歩けばつくんだっけ?」と電話したら
「はぁ?あんた何意味の分からないことを言ってるの?」と言われた。
「ごめん、分かんなくなっちゃって。私方向音痴だし」と応じたが、
「何言ってるの?意味の分からないことを言わないで」とよく分からない回答。
その後何度状況を説明しても、
「意味が分からないわよ」「道が分からないって何」「どういう意味なの」
と全く会話にならない。
家には無事たどり着いたが、その後、「道は分かったの?」と聞かれて、ますます怖くなった。
「なんであんな訳の分からない対応したの?」と聞いても、「別に」としか言わなかった。
だが、その土地は父にも母にも、合っていないようだった。
「私の通ってるジムのインストラクターさんがね、私のことを好きになっちゃったみたいで困ってるの」
「20代の子なんだけどね、ほら、私って楽しそうに何でもするでしょう。
だから、それがすごく良かったみたいなの」
だから私に嫉妬して、いろんな人を使ってあとを付け回すようになったのよ」
「ほら、この後ろの車もそう。」
母は著しく車の速度を落として、バックミラーを睨みつけた。
私には、時速50kmは出すような道で、時速20kmで走られて困ってる老夫婦がいるようにしか思えなかった。
私は「ねぇ、そんな遅く走るの逆に危ないよ。事故に遭うからやめなよ」と言ったが、
「何言ってんの、あいつらは私に嫌がらせをしてるのよ!」と言って聞かなかった。
「いや、他の車の迷惑だからやめなって」と言うと、母はしぶしぶ普通の速度で運転をし始めた。
「あの人たちがその婚約者の人の仲間だなんて証拠あるの?」と聞いても、
「私には分かるのよ」としか答えてくれない。
家に帰ってもその話は続く。
「その婚約者はね、嫉妬から呪いをかけてね、電球の中に狐を送り込んできたの。
見てごらんなさい、狐がいるでしょう」
どれどれ、と家の電球をのぞき込んだが、私には狐を見つけることはできなかった。
暗くなって、部屋の中に車のライトが入ってくると、「きゃあ!」と母が叫んだ。
「狐、狐よ!ほら、狐の目を光らせているのよ!」
「車のライトだよ」と言っても、狐だと言って聞かない。
「こうやってね、光を部屋の中に入れて、私のことを焼いてくるのよ』
「ほら、みて、これが光で焼けたあとよ!」
そう言って、どう考えても腕に出来た老化によるシミを見せられた。
たまりかねた父が「そんな光線なんて送れるわけがないだろう!そんな装置は何億とお金がかかるんだ!」と怒った。
母は負けじと「そうよ、その婚約者はお金持ちだから、何億でも使って私に嫌がらせをするのよ!」と言い返した。
「お金を積んだってなかなか手に入らないだろそんなもの。あなたの肌だけを焼く装置なんてありえない。
そんなものはNASAとかそういうところでしか作られないんだ!」
どうして父がアメリカの航空宇宙局の名前を出したのか、あまりに脈絡がなくて不思議に思った。
父は父なりに、母にも分かる「なんだかすごいところ」の名前を出して、説得しようと必死だったのだろう。
父の努力もむなしく、母は「私はNASAに狙われるほどの特別な人物だ」と豪語していた。
私は一人暮らしの家に帰るときに、父に「病院に連れてった方がいいよ」と伝えた。
数カ月くらいで、母は変なことは言わなくなった。
あれから何年たっただろうか。
「向かいの家の大学生の男の子に、一日中ずっと部屋を覗かれてるみたい」
もし忘れていられるとすれば、私は母のことを忘れていたいと思っている。
遠くに住んで、たまにおしゃべりするだけの存在だったらどんなに楽かと思う。
でもどうやらそれは難しいようだ。
自分がASDだって思ったことないか? ASDの友人がちょうどこんな感じの客観性がなさすぎて不思議な文章を書くんだが。
俺はこの文じたいはそんなに違和感なく読めたよ。 エピソードは時系列順になっているし、内容も事実の列挙が中心で特に客観性に疑問は抱かなかったかな。 個人的に統合失調症の症状...
お前が女の書いた文章に触れてこなかった人生なだけだろ。 世の中の女はこんなもんだぞ。 お前のお母ちゃんの励ましの手紙は短いから気づかなかったんだな。
あらゆる文章に客観性が必須であると信じているASDのコメント発見
case 1. 母親は統合失調。増田は正常。 case2. 増田は統合失調。狂った母親はいない。 case3. 狂った母親はいない。狂った増田もいない。この文章は創作。
弱者男性だが、冷静だな 誰が統合失調症だったか、もしくは創作か
この投稿が事実であるか創作であるかを判断するのは困難です。しかし、物語の内容や展開、そして心理描写にはフィクションに特有の要素が多く含まれているように見受けられます。 ...
ウィーン イク〜 ㌰㌰㌰㌰㌰㌰ タダイマケイサンチュウデス... ㌰㌰㌰㌰㌰㌰タンタンタン ハンテイガカンリョウシマシタ ピコーン! 解析結果: **創作度 80パーセント** ...
きちがいには優しくしてやるに限る
ただの統合失調やんけ 珍しくもないよ
↑例の仄めかし
仄めかしやめようね 繋げておくね 法律の問題というより公安に目をつけられるかどうかなんだよな逮捕って https://anond.hatelabo.jp/20241109005440#
おはようニーターパン 今日もトラバ避けの#が輝いてるね
#つけたら反応するから面白いね
ねえねえニーターパン 警察ネコババの件ってなに?
wikipediaに載ってるじゃん https://x.gd/V8YHA
ニーターパンはなんでも知ってるね さすが横綱
8月場所で番付の行司増田が変わったからなんとも言えないけど https://megalodon.jp/2024-1018-0046-30/https://anond.hatelabo.jp:443/20241016095701 これ説明してよ
おまかせニーターパン
なんでそれが気になったの? 捕まりそうなのかな?
相変わらずニーターパンは面白いなあ笑 何が見えてるのかな?
キミみたいなのが仄めかしって煽るだけじゃん
8月場所で番付の行司増田が変わったからなんとも言えないけど https://megalodon.jp/2024-1018-0046-30/https://anond.hatelabo.jp:443/20241016095701 はやくこれ説明してよ
🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ❗️‼️‼️❗️」
被疑者なんじゃないのきみ
五月雨でトラバつけてて面白いねニーターパンは 昨夜も輝いてたよ✨
これ横綱
ニーターパンおつかれ
たぶん陰謀論者には統合失調症の人もいる。
↑統合失調症じゃないよ キミみたいなのが仄めかしって煽るだけじゃん
で?
↑例の仄めかし
統合失調症患者を腫れ物扱いするのやめない? 集団ストーカーは実在するし街は仄めかしでありふれてる 増田にだって電磁波攻撃の被害者複数人見かけたことあるし。
↑仄めかしやめようね。
これ横綱
これヌーターパン
↑仄めかしやめようね。
完全に統失やん
内容より今どきずっと女言葉で喋る人いるんだって方が気になった お母さん良いとこの出なのかな
道を聞いた時の感じ、脳梗塞とかじゃないの?
なぜ距離置くのは難しいんだろと思ったけど流石に親を着信拒否したりするのは良心が痛むということなんだろうか
増田の母がおかしいのではなくジャップという民族字体がおかしいのだ
ここに10個の電球があります 2つには狐が入っています さてどれでしょうか 当たったら肩叩き券10枚! 今だけのキャンペーンです とか
あぶらげを持っていって「コーン」とないた箱があったらそれが電球。
お父さんがコントロールできてないならお父さんもいろいろおかしくなってるかもだね なんか外資系女性ブロガー(かつまーじゃないほうの)もそんな話書いてたけど大変だな
書き散らした前回の増田に反応がたくさんあって驚いた。 「狂人だった」という書き出しが現代において不適切なのは分かっていたが、 どこかに創作的な要素を作りたくて『点鬼簿』を...