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まあ出会わないだろうとは思うけど、それでも怖かったなー

昨日の夕方、道の駅「天城越え」に到着し、1泊お世話になりました。

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この道の駅の標高が高いということもあるのだろうけど、昨晩は夜中に寒さで目が覚め、寝袋を引っ張り出すことに。4週間前には暑くて眠れなかったのに。

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朝5時に起き、軽く食事をしてから踊子歩道を歩いて旧天城トンネルへと向かいます。

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時折、深い谷に流れる清流と行き交うけど、これは狩野川の上流となる本谷川。

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ここは天城街道(旧下田街道)で、幕末における下田開港をめぐって初代駐日領事のハリス一行であるとか、滝沢馬琴、吉田松陰といった歴史上の人物もここを歩いたらしい・・・・

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今、目の前を2匹の野生の鹿(多分)が走り抜けていった。見た目通り自然が残っているのだけど、時折立っている「熊注意」の標識に(マジで)恐怖を感じながら歩くことに。

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この上に、国道414号線から天城山隧道への分岐点がある。とは言っても、(現)天城トンネルへと向かう国道も、旧天城トンネルへと分かれる山道も、共に国道414号線だけどね。

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分岐点から山道を2km弱歩いて、ようやく旧天城トンネルに到着。

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トンネルの上には「道隧山城天」の文字が。

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約1年半前にもここを訪れているのだけど、その時は結構観光客の姿もあり、何となく賑やかな雰囲気があったけど、今日は時間が早いこともあり、いるのは私一人。

YouTubeで、この旧天城トンネルは "心霊スポットとしても有名" なんて話を聞き、向こう側へと歩いていると、後に人の気配を感じて振り返ったりと、結構ナーバスになってた。

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ちょっと怖くなり、早々に引き返してきたのだけど、往路では見落としていた川端康成の文学碑があった。(前回の訪問時も、ちゃんと見たよって写真が残ってた)

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川端康成のレリーフと共に、自筆による『道がづづら折りになって いよいよ天城峠に近づいたと思ふころ』と『伊豆の踊子』の冒頭の一文が刻まれています。

砂防ダム。

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今回の旅は、NDフィルターを使って長秒露光の写真を撮るというテーマがあり、川の流れの写真が多いのはそういう理由(長秒露光の効果が分かり易い)によるものです。

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見るからに毒がありそうな色鮮やかなキノコ。

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ここでは1~2秒程度の露出時間で写真を撮っているけど、そのために必須となるのが三脚で、もちろん軽量小型の三脚を持参しましたよ。

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が、現場でいざ三脚を取り付けようとしたら、カメラ側の三脚固定ネジにはショルダーストラップ用ブラケットが六角ネジでガッチリ固定されていて、三脚を取り付けようがない。

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もちろん、六角レンチなんて持ってないし、三脚は諦めてすべて "手持ち" で撮っているわけで、ほとんどの写真が手振れしている。

どんなに動かないようにしても、1~2秒の間、手持ちでブレずに撮るなんて、とても無理。

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それにしても、最近「熊に襲われた」ってニュースをよく見かけるので、本気で怖かった。

ここにはまた来たいと思っているけど、次回は(熊冬眠中の)冬にしようかな。


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