『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』 -- 笑顔でネガティブ?
斎藤一人さんの本は何冊も読んでますが、これまで1~2冊しか紹介していなかったので、そこにもう1冊加えるべく、『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』を紹介してみようかと。
斎藤一人さんが色んな本の中で言っていることは、いつもシンプルなこと。違う言い方をすると、実践しようと思えば、誰にでも、今この瞬間からでも出来るようなことばかりです。
この本のテーマもシンプルで、文字通り「この世はシンプルにできている」ってこと。
笑顔で暗い言葉をしゃべったり、嫌なことを思ったりはできないんです。笑顔とネガティブなことが、その人の中に同時に存在することは中々想像できませんよね。
ね、シンプルな話なんです。
えっ、いつも笑顔でいられるよう状況じゃあ無い? いやいや、楽しいから笑うんじゃあないんです。笑うから楽しいんです。悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるんです。
一人さん流「ノイローゼで自殺しそうな人を助ける最良の方法」なんてのもあります。
「ノイローゼにかかっている人がいたら、焼肉屋に連れていって、脂の乗ったカルビにニンニクをタップリ乗せて食べさせるのです。ニンニク臭い息をして、口の周りを脂だらけにしている人の顔は、ノイローゼに似つかわしくありません。ちょっと考え難い取り合わせです」
なんでこれでノイローゼが治ってしまうかというと、考え難い取り合わせは、この世で存在することができないから。そう、笑顔とネガティブイメージと同じことなんだよって。
「病は気から」って言葉もあるくらいだから、一人さんの治療法(?)も、あながち間違いとは言い切れないんじゃないかな。
人によっては無限に広がっているように思う人もいるでしょうし、そもそも大きさという概念が当てはまらないって考え方もあるでしょう。
一人さんの意見は、「心の大きさは、おそらくコップ一杯程度」とのこと。そして、このコップの中には水が入っているそうです。
この水が人間の心そのものだと考えてみてください。その人の性格や人間性は、この水によって決まってくるのです。清らかに澄んだ水なのか、それともドロドロに濁った水なのか。
実を言うと、ほとんどの人の水は濁っているそうです。なぜなら、気がつかないうちに自分や自分の周りの人が、常に濁った水を自分のコップに垂らしているから。
濁り水とは、それまで自分が口にしたり、心で思ったり、あるいは自分に向けられてきた諦めや絶望、妬みなどの言葉のこと。
私たちの心のコップには、水が満々と入っています。自分に向けて声を出したり、周りの人からの言葉を耳にするというのは、このコップに滴を垂らしているようなものなのです。
当然、コップから水が溢れてこぼれます。この溢れた水が、その人の人間性そのものを表している。
溢れた水は、その人の表情であったり、態度や行動になります。立ち居振る舞いや仕草、そして言葉となって出てくるんですね。
コップの水が濁っていれば、溢れる水も濁った水でしょう。もし「妬み」という濁った水で満たされたコップを持っていたら、溢れてくる水もまた「妬み」なのです。
どうすれば濁った水がきれいになるのかというと、きれいな水を垂らし続けるのです。
現実世界と同じこと。そして、とってもシンプルな話。
きれいな水を垂らしても、初めのうちは濁った水が溢れてきますが、それは仕方がありません。
それでも垂らし続けていると、いつの間にかコップの水がきれいになっています。
心のコップに垂らすこのきれいな水は何なのかといえば、もう分かりますよね。きれいな言葉を一滴ずつ辛抱強く垂らしていく。つまり、きれいな言葉を口に出していくのです。
きれいな言葉を使えば幸せになれる。汚い言葉を使えば不幸になる。これが、一人さんが言うところの「人生はシンプルにできている」ということなのです。
具体的にきれいな水というのは、どんな言葉なのか? 一番分かり易い言葉は、これ。
幸せになりたいと思ったら、「幸せだなあ」と声に出してみる。この言葉がコップに垂らすきれいな一滴の水なんです。
言葉はエネルギーです。文字通り、物理的なエネルギーということです。口から出た言葉は、エネルギーになって天空を駆け上り、星にあたって再び自分の元に戻ってくるんです。
「幸せだな~」と声に出せば幸せが、「ありがたいな~」と言えばありがたいことが自分に返ってきます。それも、水の波紋のように、何倍もの大きさになって返ってくるのです。
因みに、逆もまた真なので、これは本当に要注意!
ここでも大事なのは、何かのキッカケがあって「だから幸せだな~」ではなくて(もちろんキッカケがあってもいいけど)、唐突に「そういえば、オレッて幸せだよなあ」と言うことです。
幸せだから笑うのではないのです。笑うから幸せになるのです。
斎藤一人さんが色んな本の中で言っていることは、いつもシンプルなこと。違う言い方をすると、実践しようと思えば、誰にでも、今この瞬間からでも出来るようなことばかりです。
この本のテーマもシンプルで、文字通り「この世はシンプルにできている」ってこと。
笑顔のままネガティブな言葉を言えますか?
例えば “笑顔” 。笑顔には様々な効能があるんだけど、その一つは笑顔でいると自然に考え方が前向きになるってこと。なぜなら、笑顔のままで後ろ向きのことは考えられないから。笑顔で暗い言葉をしゃべったり、嫌なことを思ったりはできないんです。笑顔とネガティブなことが、その人の中に同時に存在することは中々想像できませんよね。
ね、シンプルな話なんです。
えっ、いつも笑顔でいられるよう状況じゃあ無い? いやいや、楽しいから笑うんじゃあないんです。笑うから楽しいんです。悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるんです。
一人さん流「ノイローゼで自殺しそうな人を助ける最良の方法」なんてのもあります。
「ノイローゼにかかっている人がいたら、焼肉屋に連れていって、脂の乗ったカルビにニンニクをタップリ乗せて食べさせるのです。ニンニク臭い息をして、口の周りを脂だらけにしている人の顔は、ノイローゼに似つかわしくありません。ちょっと考え難い取り合わせです」
なんでこれでノイローゼが治ってしまうかというと、考え難い取り合わせは、この世で存在することができないから。そう、笑顔とネガティブイメージと同じことなんだよって。
「病は気から」って言葉もあるくらいだから、一人さんの治療法(?)も、あながち間違いとは言い切れないんじゃないかな。
自分の心をコップ一杯の水としてイメージしてみる
“気” って “心” ですよね。では、人間の心って、どれくらいの大きさだと思いますか?人によっては無限に広がっているように思う人もいるでしょうし、そもそも大きさという概念が当てはまらないって考え方もあるでしょう。
一人さんの意見は、「心の大きさは、おそらくコップ一杯程度」とのこと。そして、このコップの中には水が入っているそうです。
この水が人間の心そのものだと考えてみてください。その人の性格や人間性は、この水によって決まってくるのです。清らかに澄んだ水なのか、それともドロドロに濁った水なのか。
実を言うと、ほとんどの人の水は濁っているそうです。なぜなら、気がつかないうちに自分や自分の周りの人が、常に濁った水を自分のコップに垂らしているから。
濁り水とは、それまで自分が口にしたり、心で思ったり、あるいは自分に向けられてきた諦めや絶望、妬みなどの言葉のこと。
「私は本当にダメな人間だなあ」
「自分には何も出来ない」
「あ~あ、お金がないなあ」
「あいつのせいで、うまくいかないんだ」
「俺なんかこの世からいなくなっちゃった方がいいんだ」
「自分には何も出来ない」
「あ~あ、お金がないなあ」
「あいつのせいで、うまくいかないんだ」
「俺なんかこの世からいなくなっちゃった方がいいんだ」
私たちの心のコップには、水が満々と入っています。自分に向けて声を出したり、周りの人からの言葉を耳にするというのは、このコップに滴を垂らしているようなものなのです。
当然、コップから水が溢れてこぼれます。この溢れた水が、その人の人間性そのものを表している。
溢れた水は、その人の表情であったり、態度や行動になります。立ち居振る舞いや仕草、そして言葉となって出てくるんですね。
コップの水が濁っていれば、溢れる水も濁った水でしょう。もし「妬み」という濁った水で満たされたコップを持っていたら、溢れてくる水もまた「妬み」なのです。
「幸せだな~」って言うのに、特に理由なんていらない?
心のコップが濁り水で満たされている間は、決して幸せになれません。幸せになるために先ずしなければならないことは、この濁り水を澄んだ水にすること。どうすれば濁った水がきれいになるのかというと、きれいな水を垂らし続けるのです。
現実世界と同じこと。そして、とってもシンプルな話。
きれいな水を垂らしても、初めのうちは濁った水が溢れてきますが、それは仕方がありません。
それでも垂らし続けていると、いつの間にかコップの水がきれいになっています。
心のコップに垂らすこのきれいな水は何なのかといえば、もう分かりますよね。きれいな言葉を一滴ずつ辛抱強く垂らしていく。つまり、きれいな言葉を口に出していくのです。
きれいな言葉を使えば幸せになれる。汚い言葉を使えば不幸になる。これが、一人さんが言うところの「人生はシンプルにできている」ということなのです。
具体的にきれいな水というのは、どんな言葉なのか? 一番分かり易い言葉は、これ。
「幸せだな~」
幸せになりたいと思ったら、「幸せだなあ」と声に出してみる。この言葉がコップに垂らすきれいな一滴の水なんです。
言葉はエネルギーです。文字通り、物理的なエネルギーということです。口から出た言葉は、エネルギーになって天空を駆け上り、星にあたって再び自分の元に戻ってくるんです。
「幸せだな~」と声に出せば幸せが、「ありがたいな~」と言えばありがたいことが自分に返ってきます。それも、水の波紋のように、何倍もの大きさになって返ってくるのです。
因みに、逆もまた真なので、これは本当に要注意!
ここでも大事なのは、何かのキッカケがあって「だから幸せだな~」ではなくて(もちろんキッカケがあってもいいけど)、唐突に「そういえば、オレッて幸せだよなあ」と言うことです。
幸せだから笑うのではないのです。笑うから幸せになるのです。
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