窓用エアコンが物凄く振動しながら盛大な騒音を出してる
長男の部屋に窓用エアコンを設置したのは確か4~5年前のこと。Haier というメーカーの「JA-16L」という型番の製品でした。
それが去年の夏あたりから調子が悪い。冷房能力には問題ないんだけど、物凄い騒音が発生していて、稼働した状態では眠れないような状況。
内部の回転体から発生している振動と音なので、例えばファンがどこかに接触しているってことも考えられるけど、音と振動から考えると、回転体が偏心しているような気がする。
取り敢えずバラしてみようかと窓枠から外してきました。

表側から見えるネジをすべて外してみたけど、前面パネルも後面パネルも外れそうな気配がなく、ガッチリと固定されたまま。
うーむ、こいつは手強いかもって思いながら、もしかしたら業者に修理をお願いした方が賢明かもって考え始めていました。
で、過去に書いた自分のブログを確認したら、「25,000円を切った価格」で購入したって書いてます。業者に修理をお願いしたら、まあ1万円以下ってことはないんじゃないかと。
25,000円で買ったものの修理に1万円払うくらいなら、イチかバチか自分でトライしてみた方がいいんじゃないかなって判断しました。
で、アチコチに少し強めの力を加えていったら、バキッて音がして表側のパネルが外れました。そこから、裏側のパネルを外すのは簡単でした。
上から見たところ。左右の赤丸には、2つの縦長のファンの(上側の)軸受けがあります。この状態でエアコンを起動してみたら、騒音と振動の原因が分かりました。

左側のファンは何の問題も無くスムースに回転していますが、右側のファンはブレブレにブレながら物凄い音と振動を生み出していました。
スポンジ状のカバー(?)を剥がしてみると、ゴムに包まれた軸受けブッシュが全く固定されている様子がなく、前後左右に盛大に動き回っています。

上部パネルを取り外してみると、2つの縦長ファンが姿を現します。

こちらが取り外した上部パネル。左側が正常な状態の軸受けで、右側が固定されずに暴れ回っている軸受け。でも、両者を見比べてみても、どこに違いがあるのか分かりません。

何度も繰り返し見比べていたら、やっと違いを発見しました。下は、正常な軸受けですが、パネルの穴の縁に当たるように楕円形の突起があります。

固定されていない側の軸受けには、この突起の跡形もありません。多分、削れてしまったんでしょうね。そして、この突起が無いので、軸受けが “遊んで” しまうんです。

もちろん、両面テープだけでは支えきれないと思うので、アクリル板の外周をグルーガンで固めて修理完了。

これで完璧でしょって思っていたら、ちょっと甘かった。不具合があった側のファンは、軸受けが暴れ回っていただけではなく、ファン自体が偏心していました。
もう、見るからにファンの外周が楕円軌道を描いています。原因は分かりません。
そもそも、最初から偏心はあったのか? その偏心によって生まれる振動が、ゴムの突起を削り取ってしまったのか?
あるいは、何らかの理由でゴムの突起が削り取られてしまった結果、軸受けが暴れ、それが偏心を生み出してしまったのか?
ま、分かりませんね。
そして、偏心自体を直すのは難しいと思うので、更に手を加えるとすれば、ファンの片面(軸から短い方)に鉛片等を貼り付けて、重量バランスを取るって感じでしょうか。
ま、軸を固定したことで、音と振動は大幅に軽減したので、今回は取り敢えずそこまでせず、ここで一旦修理完了としました。
それが去年の夏あたりから調子が悪い。冷房能力には問題ないんだけど、物凄い騒音が発生していて、稼働した状態では眠れないような状況。
内部の回転体から発生している振動と音なので、例えばファンがどこかに接触しているってことも考えられるけど、音と振動から考えると、回転体が偏心しているような気がする。
取り敢えずバラしてみようかと窓枠から外してきました。

表側から見えるネジをすべて外してみたけど、前面パネルも後面パネルも外れそうな気配がなく、ガッチリと固定されたまま。
うーむ、こいつは手強いかもって思いながら、もしかしたら業者に修理をお願いした方が賢明かもって考え始めていました。
で、過去に書いた自分のブログを確認したら、「25,000円を切った価格」で購入したって書いてます。業者に修理をお願いしたら、まあ1万円以下ってことはないんじゃないかと。
25,000円で買ったものの修理に1万円払うくらいなら、イチかバチか自分でトライしてみた方がいいんじゃないかなって判断しました。
で、アチコチに少し強めの力を加えていったら、バキッて音がして表側のパネルが外れました。そこから、裏側のパネルを外すのは簡単でした。
ファンの上部軸受けが遊び回ってる
縦長のファンが見えていますが、こちら側は外気(窓の外から)を取り込むためのファン。対面にもう一つ似たようなファンがあって、そちらは冷気を室内に送り出すためのもの。上から見たところ。左右の赤丸には、2つの縦長のファンの(上側の)軸受けがあります。この状態でエアコンを起動してみたら、騒音と振動の原因が分かりました。

左側のファンは何の問題も無くスムースに回転していますが、右側のファンはブレブレにブレながら物凄い音と振動を生み出していました。
スポンジ状のカバー(?)を剥がしてみると、ゴムに包まれた軸受けブッシュが全く固定されている様子がなく、前後左右に盛大に動き回っています。

上部パネルを取り外してみると、2つの縦長ファンが姿を現します。

こちらが取り外した上部パネル。左側が正常な状態の軸受けで、右側が固定されずに暴れ回っている軸受け。でも、両者を見比べてみても、どこに違いがあるのか分かりません。

何度も繰り返し見比べていたら、やっと違いを発見しました。下は、正常な軸受けですが、パネルの穴の縁に当たるように楕円形の突起があります。

固定されていない側の軸受けには、この突起の跡形もありません。多分、削れてしまったんでしょうね。そして、この突起が無いので、軸受けが “遊んで” しまうんです。
遊んでる軸受けを両側から挟んで固定する
原因が分かれば、対処方法は難しくありません。軸受けを包み込んでいるゴムカバーの遊びを押さえるように、両側にアクリル板を両面テープで貼り付けました。
もちろん、両面テープだけでは支えきれないと思うので、アクリル板の外周をグルーガンで固めて修理完了。

これで完璧でしょって思っていたら、ちょっと甘かった。不具合があった側のファンは、軸受けが暴れ回っていただけではなく、ファン自体が偏心していました。
もう、見るからにファンの外周が楕円軌道を描いています。原因は分かりません。
そもそも、最初から偏心はあったのか? その偏心によって生まれる振動が、ゴムの突起を削り取ってしまったのか?
あるいは、何らかの理由でゴムの突起が削り取られてしまった結果、軸受けが暴れ、それが偏心を生み出してしまったのか?
ま、分かりませんね。
そして、偏心自体を直すのは難しいと思うので、更に手を加えるとすれば、ファンの片面(軸から短い方)に鉛片等を貼り付けて、重量バランスを取るって感じでしょうか。
ま、軸を固定したことで、音と振動は大幅に軽減したので、今回は取り敢えずそこまでせず、ここで一旦修理完了としました。
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