M9コプロセッサ
【英】M9 coprocessor
M9コプロセッサとは、Appleが開発したモーション計測のための補助プロセッサ(コプロセッサ)である。モバイルCPU「A9チップ」と共に、2015年9月に発表された「iPhone 6s」および「iPhone 6s Plus」に初めて搭載された。続いて登場した「iPhone SE」にもM9コプロセッサが搭載されている。
Appleモーションコプロセッサは、iPhoneのモバイルCPUが64ビット化した「iPhone 5s」に「M7コプロセッサ」が搭載されて以降、CPUと共にバージョンアップしつつ搭載されている(M9コプロセッサは第3世代に当たる)。長時間バックグラウンドで動作するセンサー類の動作はモーションコプロセッサが処理を受け持つ。これによって、CPUのリソースをむやみに割くことなく、かつ低消費電力で処理が行えるようになっている。
iPhoneではモーションコプロセッサは加速度センサー、方位計(コンパス)、ジャイロスコープなどと連携している。M9コプロセッサでは気圧計とも繋がっている。
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9mm機関拳銃 略称M9 愛称 エムナイン
【M9】(えむないん)
- アメリカ陸軍がイタリア・ベレッタ社製のM92半自動式拳銃を制式採用した際の形式番号。
それまでのM1911に替わり、ほぼ全軍で使用されている。
当初はM92Fを使用していたが、スライドが千切れる事故が発生したため、安全対策を施したM92FSへ更新された。
- 日本の自衛隊で制式採用されている国産マシンピストル「9mm機関けん銃」の愛称。
- M9 MPBS
M7銃剣の後継として、1984年からアメリカ軍で採用されている銃剣。 M16A2突撃銃のために造られたものだが、M4カービンやM590散弾銃にも対応する。
純粋な銃剣であったM7に対し、M9は多用途性を備えた銃剣として登場した。
刀身は単独でも使用できるナイフ形をしているほか、鍔は栓抜きになっている。
また、刃と鞘とを組み合わせればワイヤーカッターにもなる。
多目的銃剣というコンセプトは高く評価され、他国でも類似の銃剣が採用されるようになった。
- M9ACE
アメリカ陸軍の工兵部隊が使用する装甲ブルドーザー。
車体前面にドーザーブレードを装備するほか、後部には6.7立方メートルの容積を持ち9トンの土砂を積載可能なスクラッパー・ボウルがある。
ここに土砂を積載し自重を増やすことで、ブルドーザーとしての能力を向上させることが出来る。
空の状態ではC-130輸送機で空輸可能である。
また、最前線での使用を前提としており、砲弾の断片と小銃弾に耐える程度の装甲を持つ。
イラク戦争では最前線で塹壕の攻略に使用された。
【スペックデータ】
乗員 1名 全長 6.2m 全高 3m 全幅 3.2m 重量 17t/24.4t(満載時) 懸架・駆動方式 Hydropneumatic エンジン カミンズ V903C ディーゼル(出力295hp) 装甲 N/A 行動距離 320km 速度 50km/h 武装 なし
M‐9
M9
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 07:19 UTC 版)
M9
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 23:33 UTC 版)
M1A1を空挺部隊向けに発展させたもので、全体を2分割可能な構造として携行時の全長を約半分に短縮できるようにし、銃床(肩当て)がM1の木製から板金製のスケルトン型となったことが外見上の大きな特徴で、「気温が低いとバッテリーが弱るため充分な電力が供給されない」「肩当て(バッテリー収納部)が水を被るとバッテリーがショートして使用不能になる」という問題に対応するため、着火装置をバッテリーを電源とするものから電磁誘導を利用した簡易発電装置に変更した。発電装置はトリガーグリップに内蔵され、安全装置兼用のスイッチがグリップの背面に備えられている。M1A1の金網製吹き返し防止装置は廃止し、発射筒口をラッパ状にして吹き返し防止形状とし、発射筒の全長が長くなったことで、ロケット弾の推進剤の燃焼が発射筒内でほぼ完了するようになり、ロケット弾が発射筒口から飛び出した際の吹き返し量も大幅に減少した。分割構造となったことに伴い、照準器はM1の照星/照門式からグリップ後方に照尺式のものが装備される形式に変更されている。 M9は1942年11月より開発が開始され、試作型のT21/T21E1/T21E2を経て1943年6月に2.36 inch Rocket Launcher, M9として制式採用され、同年10月から生産が開始された。部隊配備は翌年からに遅延したものの、1944年6月のノルマンディー上陸作戦において空挺部隊に先行配備され、同年8月から本格配備が開始された。M9は空挺部隊のみならず一般部隊向けにもM1/M1A1の更新用として配備された。なお、対戦車部隊だけではなく一般部隊に広く配備するための管理・予算上の都合から、M9よりは制式名称から"Anti Tank",“対戦車”の語が外されている。 前述のM1における発射筒の変形問題を受け、制式化間もないM9においても分割式の発射筒の強度と精度を向上させるため、分割構造を改良、後部筒の構造を強化するためにワイヤーを巻いて補強する改良を施した"M9E1"も開発され、1944年4月に制式採用されてM9A1として同年8月から部隊配備が行われた。このほか、M9A1では照準装置を金属製折畳式のT43から光学式のT90とする仕様変更が行われている。 1945年5月までに、M9は26,087基、M9A1は277,819基が生産された。 使用するロケット弾はM1A1に引き続いてM6A1が用いられたが、M6/M6A1の尖頭形状の弾頭は硬い物体に命中すると跳弾を起こしやすく、特に戦争後半に入り実戦投入された、避弾経始に優れた傾斜装甲を持つドイツ軍のパンターやIV号駆逐戦車といった新型戦車に対しては効果が著しく減じられる、という指摘が多くあったことから、弾頭形状を尖頭形から円頭形に変更、更に「輸送時や装填時に破損しやすい」との指摘が多かった露出形の安定翼を外周を覆った円筒型に変更した新型成形炸薬弾頭ロケット弾、M6A3が開発され、1944年9月から配備された。M6A3は-A1に比べて初速が多少低下したものの、装甲貫通力は最大4インチ(101.6mm)に向上している。 M9A1 左側面ストックホルムのスウェーデン陸軍博物館の収蔵品で、金属製折畳照準器が装着されている M9A1 右側面 M9A1を分割した状態 M9の分割部の説明図
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