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小諸なる古城のほとり、
今では「懐古園」となっている、小諸城趾の近くにある民芸店

べにや民芸店 の、マッチ。

<小諸店>
べにや民芸店 小諸
(採取年:1990年代?)

民芸店らしい和紙のマッチ。

小諸に行ったのは何年だったかな~あ。
1990年代始め頃だったと思う。
訪れたのは、その一度だけ。
懐古園に行ったときに寄ったのでしょう。
残念ながら、店の記憶はないのだけど・・・。

片面は、小諸店、もう片面は、青山店となっている。

<青山店>
べにや民芸店 青山

べにや民芸店は、東京でも有名な民芸店。
このマッチの当時は宮益坂上にあったが、今は青山一丁目に移転。
行ってみようと思いつつ、まだ行ったことがない。
東京店にも喫茶部があればいいのに・・・。

べにや民芸店 開けたとこ

あれ、マッチがない。

最近いただいた、いくつかのマッチの頭薬が、
緑だったり、グレーだったり・・・とても素敵だったので、頭薬も気になるー。
マッチはラベルだけでなく、箱の中までトータルで完成品なのかも。
今後は、使い切らないように、気を付けます・・・




<2013.9月追記>

先日人生で二度目の小諸・懐古園に行きましたので、もちろんチェックしてきましたよ、『べにや民芸店』。

残念ながらお休みでした。
ちょうど同じ時期、伊勢丹新宿店に出店してたみたいなので、こちらはお休みにしてたのかも。

一応外観の写真は撮ってきました。
べにや ②
こっちは裏側かも。
裏側一階には別の店舗が入ってました。
右側の階段を上がって二階が喫茶店です。

二階の喫茶店に上がる階段。
べにや ①


<2015年8月追記>

  『べにや民芸店』小諸店は、2014年3月末に閉店されたそうです。
    http://beniya.m78.com/b-komoro.html



 べにや民芸店

 小諸店
   長野県小諸市古城1-1-10
   http://beniya.m78.com/b-komoro.html
 青山店
   東京都港区南青山2-7-1 ホームズ飛騨1階
   http://beniya.m78.com/index.html





  
コメント

あっべにやだ。
私んのは、青山の住所のところは「階上 喫茶室」になってます。
側面に青山の住所が書いてありました。ていうかマッチ持ってます(遅

小諸のべにや好きですよー。めったに行かないけど。
気になる器がいっぱいで、行くと9割買ってたな(笑
どれもお気に入りで今でも出番多いですよ。

階上というか奥に一段高い喫茶室があって、い~い感じに年取ってます。
ガラスの砂糖壺がリアルに昭和(笑
年配のオーナー夫妻が静かに営んでます。
時間が止まったような空間で、すんごく落ち着きます。
シードル│URL│02/16 23:59│編集
◆シードルさんへ
やっぱり、御存じでしたね アンド 持ってましたね。

へ~、青山にも喫茶室があったんだー。
ずっとずっと行こうと思いながら、まーだ行ってない。
ほんと、ケツいやオシリが重いんですよ。
日本画習ってるとこの近くなのに、荷物がいつもデカイから寄れない・・・。
(商品を破壊しそうで・・・・)

小諸のべにや、記憶がないのが悔しい!
ばかばかー、おばかな私(この場合、本当の「馬鹿」)
喫茶もいい雰囲気みたいですねぇ。

この時の旅行では、
小諸には一泊しただけですが、駅の近くの『揚羽』って店に行ったのは覚えてる。
(酒の店は忘れない)
懐古園もあまりよく覚えてないけど、近くに大きい蔵があったのだけ、
なぜか覚えてます。(写真撮ったからだな)

次の長野旅行は小諸にしようかな~。
白あずきⅡURL│02/17 22:45│編集

あっ紛らわしくてごめん。
「階上 喫茶室」は小諸のべにやのことだと思います。
確かに階上って感じでした。

『揚羽』は行ったことないなあ。
駅前に小さな揚げまんじゅうを売ってるお店があって、
買い食いしたのは覚えてます。
シードル│URL│02/17 23:04│編集

雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草もしくによしなし
しろがねの衾の岡部
白に溶けて淡雪流る

マッチもですがこのトーソン様の歌も好きだったなぁ~~♪
見事なまでに完璧に記憶のアタスに自我自讃の拍手!
★青山で遊ぼうから~~~何年目の春きにけらし。。。
美鳥花│URL│02/17 23:17│編集
◆シードルさんへ
すいません!
『揚羽』じゃなくて、『揚羽屋』でした。
島崎藤村が通った店とかで、行ってみたのです。
記憶は『べにや』よりはあるけど、まぁ普通に古い居酒屋かな~、
という感じしか・・・。

揚げまんじゅうは食ってないよ~!
でも今日は食い過ぎなので、うらやましくありませんi-232
白あずきⅡURL│02/18 23:03│編集
◆美鳥花さんへ
げげっ、姐さんすごすぎっ。
私なんて、書いてあるのを読むこともおぼつかないのに、
これ、暗記してたんですか?
(そして意味もよくわからない私です・・・)

青山の『べにや』は行きましたか?
たぶん、『ちきりや』とか『たくみ』ぽいお店。
きっと姐さん、お気に入りだよ。
次の東下りに、ぜひ。
白あずきⅡURL│02/18 23:09│編集

突然の訪問、スイマセン・・。
「べにや 小諸」で検索してたらこちらにたどり着きました。

写真のマッチ箱見て、あまりの懐かしさに涙腺が。

というのも、このべにや民芸店、現在80近くになる父親が、
その昔務めていたお店だからです(初期のころ)。

なので、家にはこのマッチ箱が当たり前のように転がっていました。
父が持って帰ってきてたんでしょうね。
電話番号のアタマに"3"が付いてないのも時代を感じさせます。

以下、少年時代の記憶を頼りに、
お役に立ちそうもない手前情報を勝手に羅列(笑

記事の中に「90年代始め~」と書かれているので、
このマッチは宮益坂店2代目の時に作られたものでしょう。

もともと東京のお店は80年代半ばまで青山通りにありました。
歩道橋の近く、現在セブンイレブンがあるあたりです。
まわりは立派なビルばかりなのに、
2階建ての古民家風のべにやと、通り向かいの「志賀昆虫」だけがひっそりとした異色のイメージでした。
小諸店と同じように、初代べにやも確か階上にささやかな喫茶スペースあったような・・。

そのあとべにやは、近代的な打ちっぱなしの地下1階、地上5、6階建ての自社ビルに建て替えられました。
喫茶スペースはなくなり、何故か最上階が御もてなしの茶室に。
私は家族特権でその和室に入る機会がありましたが、
普段はどんな人が利用されてたんでしょうね?

少し先には、国連大学とかこどもの城があって、
今思えば、よくあんな場所に地所を持てたな、と思います。

ところが、立て替えたばかりのわずか数年後、
お店は場所を少し離れた宮益坂入り口、
現在ENEOSのガソリンスタンドがある区画にまるまる移転しました。
父によると、開発(つまり地上げ?)で移転を要請されたため、らしいです。
バブルだったんですね・・・。

べにやのHPに宮益坂店時代の写真が小さく載っていますのでご覧下さい。
このときは確か地下が、喫茶店になっていたと記憶してます。
写真のマッチはその頃のものでしょう。

父はその2代目を最期に退社し、私自身も東京を離れたことで、
その後べにやとは疎遠になりました。
神宮の方に移転されたと知ったのは、ここ最近のことです。

近くにあった東邦生命ビル(今のクロスタワー)、
渋谷のシンボル(?)だった森下仁丹ビル、
先述の志賀昆虫とか都立児童館、ウェンディーズ・・・、
それらが名前を変えたり無くなったりしてる昨今、
このマッチ箱を見てついつい少年時代を思い出してしまいました。

べにやの社長さんは、有名な日本画家、故奥村土牛先生のご子息なんです。
子供の頃縁があった社長さん、また父の同僚の方、今どうされてるのか。

あと、大変ショッキングな情報。
小諸店、今年の3月を持って閉店されたそうです!
店長のKさん、もちろん知ってる方です。

2007年、軽井沢に旅行に行った際、
小諸店にン十年ぶりに寄らせて頂きました。
髪は少し薄くなられてたけど、少年時にみた面影そのままでした。
お年とご時世、恐らくこの二つが閉店の理由なのかな・・・。

ちなみにべにやは鎌倉にもあったんです。
あじさい寺で有名な明月院の近くでした。
ここも泊まりで遊びに行ったことがあります。
96年に行ったときはまだあったのですが、
2000年代に入ってからは既に無くなってました。

これも時代の流れですかね。

長々と駄文を連ねてしまって申し訳ないです。
マッチ箱一つでこのような思い出が蘇るとは・・・。
まるで時代を映す歌のようです。

これからの時代、マッチ箱どんどん減っていくんでしょうね。
だからこそ小さなアートを大切になさってるこの試み、素晴らしいと思います!
通りすがりの四十路│URL│05/11 23:54│編集
◆通りすがりの四十路さんへ
ご丁寧なコメント、大変興味深く読ませていただきました。
ありがとうございます。
私は青山のべにやさんには相変わらず未だ行けていないのですが、
いわゆる"民藝"の店が好きで、また、去年小諸店を訪れたこともあり(お休みでしたが)、
べにやさんの歴史を知ることが出来てとても嬉しいです。
(あと、『志賀昆虫』さんとか懐かしかったです)

このブログでは、自分でもらったのではない古いマッチなども紹介していますが、
それらのお店を検索して調べるのは、当時(おもに昭和後半)の渋谷や新宿などの東京の街、
そして私が行ったことのない他県の街等の古き良き時代が目の前に少しずつ姿を現し、
暫しその中へタイムトリップするという不思議で魅力的な作業です。
ですが、検索しただけでは浮かんでこないこの様な情報をいただく機会があると、
本当にこのブログをやってみて良かったと思うのです。

正直このマッチは、私には記憶の薄いものでしたが、
やはりマッチひとつひとつに、その店に関わった方たちの『物語』があるのだなぁと、
改めて感動しました。
本当にありがとうございます。

> マッチ箱一つでこのような思い出が蘇るとは・・・。
> まるで時代を映す歌のようです。

いい言葉ですねぇ!
これを励みに、これからも細々とですが更新を続けていきたいと思っています。
良かったら、また覗きにいらしてください。


白あずきⅡ│URL│05/13 12:15│編集
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