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今日は「ひと山マッチ」から変わり種マッチを。

  (たぶん吉祥寺あたりにあった)  OLD HOUSE の、マッチ。

OLD HOUSE ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

写真ではわかりにくいかも知れませんが、
縦の長さが通常のマッチ棒より若干短いサイズで縦長の袋状になっています。

裏側に小っちゃい四角い側薬が貼ってあります。
OLD HOUSE ②

ひと山マッチの中から発掘した時点では、
マッチ棒は入っていませんでしたので、入れてみました。
本当にこういう状態だったかは不明ですが、
多分こんな感じでマッチ棒が入っていたのでは?
OLD HOUSE ③
マッチ棒は、無理矢理入れて四本、自然に入れると三本入ります。
頭薬がひょこっと外に出てしまいます。

さて、お店については、住所が書いていなくて、

  「北口 珈琲専門店」
  「南口 シチュー専門店」

とあります。

電話番号の市外局番(0422)から小金井、調布、吉祥寺、三鷹辺りだと思われますが、
電話番号検索したら似たような局番が出て来たことから、
吉祥寺にあったのではないかと思います。
(北口、南口があるし)
なので、吉祥寺の喫茶事情に詳しいベッシーさんから情報が寄せられるのではと、
確信に近い期待を抱いております!
ベッシーさん、よろしく!
(もちろん他の方でも、ご存知の方がいらっしゃいましたら情報お願いします!)


※追記
 早速ベッシーさんから情報がありまして、
 「これは70年代後期に閉店した吉祥寺のプチロードに在った伝説の喫茶店です」
 とのことです。
 お店の看板が、マッチの表に描かれているお家の形だったようです。
 さすが、ベッシーさん…というか、やっぱりベッシーさんが知っていたか(笑)
 ありがとうございました。






ビルの三階にあって、ちょっと屋根裏部屋のような窓と本棚に囲まれて…
こんな書斎があったらいいな…と思わせる、

JOHN HENRY'S STUDY (ジョン・ヘンリーの書斎)   の、マッチ。

JOHN HENRYS STUDY ①
(採取年不明、ベッシーカフェさんより)

ある本で見かけて憧れていた喫茶店、
そして、知人のブログで見て欲しくてたまらなかったこのマッチ!
一昨年やっと訪れて、
ああ、ここは私の理想の喫茶店に近い!とかなりの満足感を得て、
しかし一方、
マッチはもうありませんとの事実にうちのめされて帰ってきた記憶が…。

おそらくこのマッチはもう手に入らない(ひと山マッチにも出ない)だろうなと諦めていたのですが!
先日お会いしたツイッターのマッチ仲間のベッシーカフェさんが、
複数あるからと分けて下さいました!

信じられない!
ここのマッチが欲しいと呟いたこともないのに!

『JOHN HENRY'S STUDY』 というのは、『ジョン・ヘンリーの書斎』という意味だそうです。
JOHN HENRYS STUDY ②

たしかに、壁の戸棚には洋書がたくさん。
窓から光がいっぱい入って来て、
こんな書斎で一日読書していられたら…という理想の書斎そのもの。

JOHN HENRYS STUDY ③
わかりますか? このマッチ、本の形をしているんですよ!

たしか、このマッチの後ブックマッチを経て、
私が行った2013年にはもうマッチは置かれていませんでした。
だけどここのイラストが好きで、紙ナブキンをいただいてきてました。
JOHN HENRYS STUDY ④
これをマッチと並べてご披露出来る日が来るとは!
ベッシーさん、有難うございました!



 JOHN HENRY'S STUDY 
    東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-14 山水ビル 3F





ひと山マッチより。

吉祥寺 茶房 武蔵野文庫 の、マッチ。

武蔵野文庫 ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

私がここを訪れたのは去年の冬。
奥の席はちょっと民藝テイストもある落ち着いた雰囲気。

お隣の席のご婦人が食べていたゴロンとしたじゃがいもが入ったカレーにそそられたけど、
『くぐつ草』でカレーを食べた直後だったので、この日はコーヒーで。

いつかまたカレーを食べに行きたいので次回は一軒目に行こう。

武蔵野文庫 ②
親切な地図入りです。

普通サイズより少し短めなのが、マッチの軸を見て頂くとわかると思います。
武蔵野文庫 ③

やっぱりこんな素敵なマッチがあったんですねぇ…。

因みに、私が訪れた時(2013年)は「マッチはありません」とのことでした…。





 茶房 武蔵野文庫
    東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-4






久しぶりに吉祥寺に行ってきました。
せっかく吉祥寺に行ったら、やはりマッチ狩りをしたくなるというもの。
しかし、ランチに入った一軒目は敢え無く撃沈…。
その後この日の目的の美術館に行った後、休憩に入ったこちらでは目出度くGET致しました。

吉祥寺パルコに入っている 近江屋 の、マッチ。

近江屋 ①
(採取年月:2014年4月)

モボ・モガぽい男女がカフェでコーヒーを飲んでいるイラスト入りの小さめマッチです。

"カフェーパウリスタ"と書いてあるから、てっきり銀座のあのお店の系列かと思ったのですが、
検索しても特にそのような記述は出てこないので関連性は不明。
もしかして『銀座カフェーパウリスタ』の豆を使っているということかなー。

近江屋 ②

吉祥寺パルコは大きな道路の交差点角に建っていますが、『近江屋』はその一階・二階に入っていて、
特に二階はその交差点に面した角にあるため、広く取った窓から交差点を眺められ開放感たっぷり。
吉祥寺散策の一休みにおすすめです。

ところで、ここ『近江屋』を目指したのはこれを発見したからです。
近江屋 ③
先日久しぶりに入手した"ひと山マッチ"の中にあったこのマッチに惹かれ検索したところ、
なんと現在も吉祥寺パルコのテナントに入っているではありませんか♪
このミニサイズの箱マッチは私が最も愛する形状…。
(わかりにくいかもしれませんが 小さいず です)

現在は、残念ながらブックマッチに変わってしまいましたが、
素敵イラストを継承してマッチを常備し続けてくれていることに敬意を表したいと思います。

近江屋 ④


 近江屋
    東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコ 1F・2F




先週の朝日新聞に、以前吉祥寺にあった喫茶店が一日だけ復活した・・・という記事がありました。
2007年まで井の頭公園北出口近くにあった『もか』という喫茶店・・・というのを読んで、
もしかして、ひと山マッチにあったこのお店?と思い当たりました。

いまひとつ確信は持てないのですが、そんなわけで今夜は、もか の、マッチ。

もか 表
もか 裏
もか 横

吉祥寺南口=井の頭公園北口・・・てことは、やはり同じ店のことかな?

ちなみにこれが記事です。
もか記事
一番下の版画のイラストは『もか』の常連客だった版画家・奥山儀八郎氏が彫った看板。
よっく見たら、右の絵の下に書いてある『Mocha』の字体がマッチのものと全く同じなので、
やはりこのお店のマッチだったんですね!

『もか』の店舗は、今は『チャイブレイク』という紅茶専門店になっていて、
外観も店内のタイル絵なども当時の面影を残しているようです。
また吉祥寺で行きたいお店が増えました。

さて、マッチに戻りますが、
このイラストどこかで見たこと有りませんか?
前回テンプレート・マッチをご紹介しましたが、実はこのマッチも・・・・?
ということで、次回に続きます(^^;)

<2016.8.8追記>

結構前になりますが、ひと山マッチにもうひとつの『もか』マッチをみつけました。
前出の新聞記事下に乗っている『もか』の看板の絵と同じなので、
『もか』の過去マッチで間違いないと思われます。

もか② ①
(採取年不明、ひと山マッチより)

新聞記事によると、常連客だった版画家・奥山儀八郎氏が彫った看板の絵とのこと。

裏の字体は前出のマッチのとは違いますが、「意匠登録」の文字があります。
もか② ②

前出マッチと同じ電話番号なことから、
前出マッチも新聞記事の『もか』のマッチであることが確定しましたね。
もか② ③
普通のマッチより微妙に厚みがあります。
そして、開けて感動!コーヒー豆が潜んでいました!
私のコレクションでは珈琲豆が入っていたのは、『ルアン』、『からふねや珈琲店』に続き三つめ。

前出のマッチとふたつ並べて見ました。
もか② ④
もか② ⑤
残念ながら、新旧は不明。