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2013年8月10日（土）～12日（月）。
コミケが開催される。
金欠のはずの有村悠さんはどこから印刷代を捻出したのかしらないが、たぶん借りたのだろう。５６ページで全年齢対象という厚い本を仕上げた。二日目の８月１１日に登場予定である。
たぶん売れない売れない売れない、という騒ぎになるだろう。
有村さんはカタログも買えないほど貧窮しており、自分が出品する二日目のみコミケに行くようである。他人の作品を買う金もない。まさにカツカツの状態なのである。
わたしはこのような窮状を見かねて、先日３０００円を有村さんの口座に振り込んだのだが、すぐにアクセスの新譜を買っていた。１０円１００円のレベルで困っている人が、３０００円入ったら即座に音楽CDを買うのだから驚きである。このあたりは持っているお金を全部使ってしまうという発達障害的な行動なのだろう。金銭感覚とは算数の問題ではなく、優先順位の問題なのだ。３０００円あるとして、アクセスの新譜を買うより、貧窮している活動費に充てようという常識的判断がないのだ。
なおかつ、わたしがお金を振り込んだら、お礼を言われるどころか「おまえ人のことをネタにしてんじゃねえぞ」という恫喝もいただいた。やはり乞食には乞食なりのプライドがあり、このあたりは難しいのだろう。

何にせよ、８月１１日（日曜日）が楽しみである。有村さんのツイッターでは売れない売れない売れないという嘆き、もしくは憤怒が連投されることだろう。