仕事とプライベートのオンオフをしっかり分ける悪の組織の幹部に働き方改革の一端を観て、今の自分を鑑みる。「休日のわるものさん」
常識と非常識。常識は、社会的に当たり前と思われる行為、その他物事のこと。社会通念ともいわれています。その逆で、当たり前だと思われていない行為が非常識にあたります。 ただしこれらは普遍的なものではなく、時代と共に絶えず変化しています。今まで常識とされていたことがある日を境に非常識に!なんてことも無きにしも非ず、でしょうか。
「自分の常識は他人の非常識」なんて言葉も耳にします。誰しも自分の事は肯定しますので、もしかしたら自分の考えや行為が他人には非常識に映っていることもあるかもしれません。
今までの自分の堀固まった考え方に固執せずに、広い視野で状況に応じた物事の判断を行う柔軟性を持つことがこれからの社会に適応して行く上で必要じゃないかとハッと気が付き、我に返りました。パソコンやスマホ同様、私自身も新しい知識や考え方を日々インストールしてアップデートをしていかないといけないですね。(;^_^A
「休日のわるものさん」というアニメ作品。”悪の組織”が宇宙より地球に飛来し、自分たちの母星の支配下に置くために地球防衛組織である”レンジャー”と日々戦いを繰り広げている世界。その悪の組織の幹部である”わるものさん”にも週末にはしっかりと休日があり、その休日には戦いは一切行わず癒しの日として過ごす事にしているらしい。そんな”わるものさん”の休日の過ごし方が物語のメインになっている癒し系のコメディ・アニメです。
悪の組織といえば残酷極まりない、容赦なく非道な行いをする一団と相場は決まっていますが、こちらの組織は地球を支配下に置くために目下経過観察中といったところか地球に悪の組織のタワービルを作り、組織全体で地球を攻略しようと綿密な調査をしながらその時を伺っています。
その悪の組織の幹部である”わるものさん”。
平日は地球を支配下に置くために地球のあらゆるデータを集めたり、街中でレンジャーと遭遇すれば戦いを挑んだり挑まれたりと大忙しです。残業をすれば組織にちゃんと申請を出して溜まった分を代休消化いたします。また、有給休暇もきちんと取ります。週末の休日はリフレッシュするために好きな白黒の毛玉(パンダ)を観に上野動物園へとせっせと足を運びます。休日は街中で同僚と会っても他人の振りをします。もちろん、レンジャーと遭遇しても休日は決して戦いません。
平日は仕事に専念し、休日はリフレッシュを心がける徹底した自己管理が組織の幹部には必要だと彼は考えているようです。日本の社会を調査した上での新たな戦略なのか?それとも郷に入っては郷に従えというやつなのか?あるいは新しい悪の組織のスタイルなのか? 会社組織の悪の組織は今までの私たちの思うところの悪の組織の常識を越えてきます。
物語と言えども悪の組織の中にもきちんと休日が設定されていて、働き過ぎは良くない現代。有給休暇をしっかりと消化することも当然の権利であってそれが当たり前だと言える時代である事を、悪の組織の幹部の方から教えられました。恐るべし!”わるものさん”。すでに私は支配下に置かれているかもしれませんね。私の長きに渡って積み重ねられた常識はやはり非常識になりつつあるのかも。新しい常識よ、今こそ私のところへcome on!
「私は人類を殲滅し、この地球を我が母星のものとするため日々戦いを繰り広げている悪の組織の幹部である。が、今日は休日だ。休日は先ず美味い食事を摂り、かつ目にも栄養を与える。ふわふわしているものが特に有効である。」そう思っている悪の組織の幹部・”わるものさん”は上野動物園に来ていた。目の前にいるパンダをスマホで尋常じゃないくらいの回数で連写しまくっていると、周りの子どもがそれに気が付き、おじさん撮り過ぎだとか連写スゲ~だのと言われてしまう。人類を殲滅したらパンダを増やそうとたくらむわるものさんであった。
「だが、今日はレンジャー達と決して争いはしない。そう、なぜなら今日は休日なのだから。」と思いながら園内を歩いていると、後ろから肩に手をかけられ呼び止められてしまう。レ「あの~、そこの方。悪の組織の方ですよね。あなたから邪悪な宇宙エネルギーを感じました。パトロール中の私に遭遇するなんてあなたも運が悪い。このレンジャー、アカツキレッドが相手に・・・」わ「今日のところは休戦にしようじゃないか、レンジャー君。」レ「なに。」わ「私はパンダが好きでね。こんなところで争って怯えさせたら可哀そうだろうがよ。」レ「オレも好きです。」
わ「良い趣味だ、レンジャー君。ところでその手に持っているチケット、水族館のチケットか?」わるものさんはそう言いながら”アカツキレッド”が水族館をパトロールしに行くところを間違って動物園に来てしまったのではないか、と指摘した。図星のアカツキレッドは反論できずにいた。すると、わるものさんは彼に水族館への行き方を教えてその場を去ろうとした。しかし、彼は最寄り駅までの戻り方を知らないらしい。どうやら極度の方向音痴のようだ。見かねたわるものさんは彼を最寄りの駅まで連れて行き、そこから水族館までの行き方を丁寧に教えてあげた。
わるものさんはコンビニも利用している。生活用品はもちろんだが嗜好品も買っている。いつも買っているアイスコーナーを覗くとあるはずの紅芋ソフトがない。その場所には苺もちバーが置いてあった。がっかりしながらさんざん悩んで苺もちバーをかごに入れレジ会計に差し出すと、店員の女の子が「苺もちバーお勧めですよ!あたたかい部屋で食べるととてもおいしいんですよね。」と教えてくれた。わるものさんはアイスは解けないように寒いところでいつも食べていたらしい。うちに帰りエアコンをつけた暖かな部屋でアイスを堪能するわるものさん。近い将来、この星から人類を消し去っても最後まであのコンビニは残しておこうと思うわるものさんであった。
休日のわるものさんはEMONに買い物に行ったりもする。フードコートで迷子になっている知らない子どもたち二人にアイスをおねだりされてしまうわるものさん。「知らないおじさんにお菓子とかを買ってもらっちゃダメって親に教わらなかったのか?」日本人の常識を何故か知っているわるものさんであった。仕方なしにその子たちにアイスを買ってあげると「知らないおじちゃん、アイスを買ってくれてありがとう!」と元気にその子たちはお礼を言う。それを聞いていた店員の顔は引きつっていた。
迷子センターへたどり着くとわるもさんはその子たちを預けて別れた。その後、その迷子センターからアカツキレッドが出てきた。レッドとその子たちはどうやら顔見知りでむしろ二人が迷子になっているアカツキレッドを探していたようだ。わるものさんが案外悪い人ではないと分析するこの子たち二人ももしかしたらレンジャーなのだろうか?
わるものさんは夕飯にカレーライスを作ろうとしていた。穏やかな休日で締めくくるはずが、なぜか激怒。いつもの甘口のカレールーを買ったつもりが食べられない辛口のカレールーを買ってしまったらしい。地球を殲滅する気持ちが一気に高まってしまったが、TVで赤ちゃんパンダが生まれた情報が流れ、それを観たわるものさんの気持ちは穏やかさを取り戻す。この日、カワイイは世界を救った。(第1話)
この作品がお勧めなのはまず第一に王道の正義対悪の図式のヒーローものではなく、ヒーローなのに抜けている、悪なのに優しいという外した設定の妙が新鮮で面白いストーリーになっている点にあります。そしてそれゆえに作品全体に和みのあるほんわかした雰囲気を醸し出していて癒しにも繋がっています。まさに休日に観るにはうってつけのアニメかと思います。
作品自体はコメディなのでクスッと思わず笑ってしまうところが随所に散りばめられていますが、この作品はコメディだけではなくシリアスなお話も併せ持っておりまして、コメディ:シリアスが7:3ぐらいの作品です。シリアスパートでは日本人なら刺さる春と七夕にまつわる内容も盛り込まれた心の琴線をくすぐる作品でもあります。涙腺が緩くなっている方には泣けるエピソードになるかもしれません。
主役は悪の組織の幹部である「わるものさん」ですが、この作品では敵対する地球防衛組織の「レンジャー」の個々人にもスポットが当てられ深掘りされています。レンジャーの生い立ちにも触れていてその宿命と彼らを支える影のチームの存在も語られる1本筋の通った作品であります。
作画は普通ではあるものの、登場する遊園地の”浅草花やしき”はしっかりとロケハンされた印象で、遊園地の楽しさが表現されていて懐かしさを感じながら観ることが出来ました。花やしきといえばパンダカーですが、シンボリックなパンダカーが今でも健在なのをアニメを通じて知り得ました。愛される存在が今も続いているという事はそこに多くの方の思い出が同時に続いているという事なのでとても良い事ですよね。
個人的にはこの作品のキャラデザが私好みで気に入っています。登場するキャラがカワイイ、あるいはカッコいい感じである事は作品の視聴を完遂するにあたり何気に重要な要素となり得ます。
声優さんもメジャーな方が割とたくさん登場してるのも嬉しいですね。”中村 悠一”さん、”江口 拓也”さん、”坂本 真綾”さん、”東山 奈央”さんなど。メジャーな方はやはり伊達じゃなく、コメディであれば間の取り方が絶妙であったり、シリアスでは感情の入れ方が上手いと感じさせてくれます。要所要所をしっかりと魅せてくれる声優さんの力は偉大です。
この作品はウエブ配信サイト「ガンガンpixiv」で2018年12月より連載の漫画家・イラストレーターの”森川 侑”さんによる同名漫画が原作です。既刊6巻。アニメ化され、2024年1~3月に”テレビ東京”(関東広域圏)と”BS日テレ”で全12話が全国放送されました。インターネットでは”dアニメストア”、”U-NEXT”、”ABEMA”、”Amazon Prime Video”、”Hulu”、”FOD”、”ニコニコ動画”、”バンダイチャンネル”他で配信されております。
ジャンルは”コメディ”。 監督/”小高 義規”さん、シリーズ構成/”後藤 みどり”さん、キャラクターデザイン/”島崎 知美”さん。アニメーション制作は「からかい上手の高木さん」「僕の心のヤバイやつ」を手掛けている”シンエイ動画”とシンエイ動画子会社の”SynergySP”。
最後はしっとりとしたオープニング曲と軽快なエンディング曲の紹介です。
しっとりとしたオープニングテーマがメインにくるアニメは数少ないのですが、癒し系アニメなのでこのパターンがしっくりくる感じですね。
全12話ですが、2~3話分の中でOPとEDが入れ替わる構成になっています。
オープニングテーマ「游歩/いゔどっと」
エンディングテーマ「休息充電/GLASGOW」
普段は仕事で全力投球のみなさま、くれぐれも頑張り過ぎには要注意ですよ♪擦り減らないように自分なりの癒しや息抜き方法を見つけてリフレッシュしちゃいましょう!!
見る参考になったよ、という方はぽっちいただけるとうれしいです。
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「自分の常識は他人の非常識」なんて言葉も耳にします。誰しも自分の事は肯定しますので、もしかしたら自分の考えや行為が他人には非常識に映っていることもあるかもしれません。
今までの自分の堀固まった考え方に固執せずに、広い視野で状況に応じた物事の判断を行う柔軟性を持つことがこれからの社会に適応して行く上で必要じゃないかとハッと気が付き、我に返りました。パソコンやスマホ同様、私自身も新しい知識や考え方を日々インストールしてアップデートをしていかないといけないですね。(;^_^A
「休日のわるものさん」というアニメ作品。”悪の組織”が宇宙より地球に飛来し、自分たちの母星の支配下に置くために地球防衛組織である”レンジャー”と日々戦いを繰り広げている世界。その悪の組織の幹部である”わるものさん”にも週末にはしっかりと休日があり、その休日には戦いは一切行わず癒しの日として過ごす事にしているらしい。そんな”わるものさん”の休日の過ごし方が物語のメインになっている癒し系のコメディ・アニメです。
悪の組織といえば残酷極まりない、容赦なく非道な行いをする一団と相場は決まっていますが、こちらの組織は地球を支配下に置くために目下経過観察中といったところか地球に悪の組織のタワービルを作り、組織全体で地球を攻略しようと綿密な調査をしながらその時を伺っています。
その悪の組織の幹部である”わるものさん”。
平日は地球を支配下に置くために地球のあらゆるデータを集めたり、街中でレンジャーと遭遇すれば戦いを挑んだり挑まれたりと大忙しです。残業をすれば組織にちゃんと申請を出して溜まった分を代休消化いたします。また、有給休暇もきちんと取ります。週末の休日はリフレッシュするために好きな白黒の毛玉(パンダ)を観に上野動物園へとせっせと足を運びます。休日は街中で同僚と会っても他人の振りをします。もちろん、レンジャーと遭遇しても休日は決して戦いません。
平日は仕事に専念し、休日はリフレッシュを心がける徹底した自己管理が組織の幹部には必要だと彼は考えているようです。日本の社会を調査した上での新たな戦略なのか?それとも郷に入っては郷に従えというやつなのか?あるいは新しい悪の組織のスタイルなのか? 会社組織の悪の組織は今までの私たちの思うところの悪の組織の常識を越えてきます。
物語と言えども悪の組織の中にもきちんと休日が設定されていて、働き過ぎは良くない現代。有給休暇をしっかりと消化することも当然の権利であってそれが当たり前だと言える時代である事を、悪の組織の幹部の方から教えられました。恐るべし!”わるものさん”。すでに私は支配下に置かれているかもしれませんね。私の長きに渡って積み重ねられた常識はやはり非常識になりつつあるのかも。新しい常識よ、今こそ私のところへcome on!
「私は人類を殲滅し、この地球を我が母星のものとするため日々戦いを繰り広げている悪の組織の幹部である。が、今日は休日だ。休日は先ず美味い食事を摂り、かつ目にも栄養を与える。ふわふわしているものが特に有効である。」そう思っている悪の組織の幹部・”わるものさん”は上野動物園に来ていた。目の前にいるパンダをスマホで尋常じゃないくらいの回数で連写しまくっていると、周りの子どもがそれに気が付き、おじさん撮り過ぎだとか連写スゲ~だのと言われてしまう。人類を殲滅したらパンダを増やそうとたくらむわるものさんであった。
「だが、今日はレンジャー達と決して争いはしない。そう、なぜなら今日は休日なのだから。」と思いながら園内を歩いていると、後ろから肩に手をかけられ呼び止められてしまう。レ「あの~、そこの方。悪の組織の方ですよね。あなたから邪悪な宇宙エネルギーを感じました。パトロール中の私に遭遇するなんてあなたも運が悪い。このレンジャー、アカツキレッドが相手に・・・」わ「今日のところは休戦にしようじゃないか、レンジャー君。」レ「なに。」わ「私はパンダが好きでね。こんなところで争って怯えさせたら可哀そうだろうがよ。」レ「オレも好きです。」
わ「良い趣味だ、レンジャー君。ところでその手に持っているチケット、水族館のチケットか?」わるものさんはそう言いながら”アカツキレッド”が水族館をパトロールしに行くところを間違って動物園に来てしまったのではないか、と指摘した。図星のアカツキレッドは反論できずにいた。すると、わるものさんは彼に水族館への行き方を教えてその場を去ろうとした。しかし、彼は最寄り駅までの戻り方を知らないらしい。どうやら極度の方向音痴のようだ。見かねたわるものさんは彼を最寄りの駅まで連れて行き、そこから水族館までの行き方を丁寧に教えてあげた。
わるものさんはコンビニも利用している。生活用品はもちろんだが嗜好品も買っている。いつも買っているアイスコーナーを覗くとあるはずの紅芋ソフトがない。その場所には苺もちバーが置いてあった。がっかりしながらさんざん悩んで苺もちバーをかごに入れレジ会計に差し出すと、店員の女の子が「苺もちバーお勧めですよ!あたたかい部屋で食べるととてもおいしいんですよね。」と教えてくれた。わるものさんはアイスは解けないように寒いところでいつも食べていたらしい。うちに帰りエアコンをつけた暖かな部屋でアイスを堪能するわるものさん。近い将来、この星から人類を消し去っても最後まであのコンビニは残しておこうと思うわるものさんであった。
休日のわるものさんはEMONに買い物に行ったりもする。フードコートで迷子になっている知らない子どもたち二人にアイスをおねだりされてしまうわるものさん。「知らないおじさんにお菓子とかを買ってもらっちゃダメって親に教わらなかったのか?」日本人の常識を何故か知っているわるものさんであった。仕方なしにその子たちにアイスを買ってあげると「知らないおじちゃん、アイスを買ってくれてありがとう!」と元気にその子たちはお礼を言う。それを聞いていた店員の顔は引きつっていた。
迷子センターへたどり着くとわるもさんはその子たちを預けて別れた。その後、その迷子センターからアカツキレッドが出てきた。レッドとその子たちはどうやら顔見知りでむしろ二人が迷子になっているアカツキレッドを探していたようだ。わるものさんが案外悪い人ではないと分析するこの子たち二人ももしかしたらレンジャーなのだろうか?
わるものさんは夕飯にカレーライスを作ろうとしていた。穏やかな休日で締めくくるはずが、なぜか激怒。いつもの甘口のカレールーを買ったつもりが食べられない辛口のカレールーを買ってしまったらしい。地球を殲滅する気持ちが一気に高まってしまったが、TVで赤ちゃんパンダが生まれた情報が流れ、それを観たわるものさんの気持ちは穏やかさを取り戻す。この日、カワイイは世界を救った。(第1話)
この作品がお勧めなのはまず第一に王道の正義対悪の図式のヒーローものではなく、ヒーローなのに抜けている、悪なのに優しいという外した設定の妙が新鮮で面白いストーリーになっている点にあります。そしてそれゆえに作品全体に和みのあるほんわかした雰囲気を醸し出していて癒しにも繋がっています。まさに休日に観るにはうってつけのアニメかと思います。
作品自体はコメディなのでクスッと思わず笑ってしまうところが随所に散りばめられていますが、この作品はコメディだけではなくシリアスなお話も併せ持っておりまして、コメディ:シリアスが7:3ぐらいの作品です。シリアスパートでは日本人なら刺さる春と七夕にまつわる内容も盛り込まれた心の琴線をくすぐる作品でもあります。涙腺が緩くなっている方には泣けるエピソードになるかもしれません。
主役は悪の組織の幹部である「わるものさん」ですが、この作品では敵対する地球防衛組織の「レンジャー」の個々人にもスポットが当てられ深掘りされています。レンジャーの生い立ちにも触れていてその宿命と彼らを支える影のチームの存在も語られる1本筋の通った作品であります。
作画は普通ではあるものの、登場する遊園地の”浅草花やしき”はしっかりとロケハンされた印象で、遊園地の楽しさが表現されていて懐かしさを感じながら観ることが出来ました。花やしきといえばパンダカーですが、シンボリックなパンダカーが今でも健在なのをアニメを通じて知り得ました。愛される存在が今も続いているという事はそこに多くの方の思い出が同時に続いているという事なのでとても良い事ですよね。
個人的にはこの作品のキャラデザが私好みで気に入っています。登場するキャラがカワイイ、あるいはカッコいい感じである事は作品の視聴を完遂するにあたり何気に重要な要素となり得ます。
声優さんもメジャーな方が割とたくさん登場してるのも嬉しいですね。”中村 悠一”さん、”江口 拓也”さん、”坂本 真綾”さん、”東山 奈央”さんなど。メジャーな方はやはり伊達じゃなく、コメディであれば間の取り方が絶妙であったり、シリアスでは感情の入れ方が上手いと感じさせてくれます。要所要所をしっかりと魅せてくれる声優さんの力は偉大です。
この作品はウエブ配信サイト「ガンガンpixiv」で2018年12月より連載の漫画家・イラストレーターの”森川 侑”さんによる同名漫画が原作です。既刊6巻。アニメ化され、2024年1~3月に”テレビ東京”(関東広域圏)と”BS日テレ”で全12話が全国放送されました。インターネットでは”dアニメストア”、”U-NEXT”、”ABEMA”、”Amazon Prime Video”、”Hulu”、”FOD”、”ニコニコ動画”、”バンダイチャンネル”他で配信されております。
ジャンルは”コメディ”。 監督/”小高 義規”さん、シリーズ構成/”後藤 みどり”さん、キャラクターデザイン/”島崎 知美”さん。アニメーション制作は「からかい上手の高木さん」「僕の心のヤバイやつ」を手掛けている”シンエイ動画”とシンエイ動画子会社の”SynergySP”。
最後はしっとりとしたオープニング曲と軽快なエンディング曲の紹介です。
しっとりとしたオープニングテーマがメインにくるアニメは数少ないのですが、癒し系アニメなのでこのパターンがしっくりくる感じですね。
全12話ですが、2~3話分の中でOPとEDが入れ替わる構成になっています。
オープニングテーマ「游歩/いゔどっと」
エンディングテーマ「休息充電/GLASGOW」
普段は仕事で全力投球のみなさま、くれぐれも頑張り過ぎには要注意ですよ♪擦り減らないように自分なりの癒しや息抜き方法を見つけてリフレッシュしちゃいましょう!!
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