日本産ワインについて

前に日本産ワインのこと、クリスマス・チキンに合わせる白ワインも日本産にした話を書いている。

IMG20240102171900-crop.jpg そしてまた夕食がビーフステーキのときに日本産ワインを試してみた。
今度の銘柄は前のものとは違い、信州コンコードというもの。これは葡萄の品種名でもある。

正直に言おう、これは失敗だった。
前の赤ワインもステーキにあてるには少々軽いと感じていたけれど、今回のはなんだか方向性が違う感じだった。

ワインだけの味見をして、グレープジュースのように思った。といってもラインやモーゼルのような葡萄のフレッシュ感とは違い、発酵しきらない果汁のような感じである。
そして渋味・苦味がほとんどない(前の赤ワインも苦味はほとんどなかった)。

原料をみると、甲州ぶどうとなっている。これがどんな葡萄かわからないけれど、今まで主に飲んでいた海外製のワインでは、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、ピノ・ノワールといった品種の葡萄が使われていて、いずれも渋みが適度に入って、脂っこい牛ステーキを食べるときには、口の中をさっぱりさせてくれる。

最初に飲んだワインも渋味・苦味はほとんどなかったわけで、この渋味・苦味が葡萄の品種によるものだとすれば、日本産葡萄がワインに合うのかちょっと疑問を感じる。

上にあげたようなワイン用葡萄は日本でも生産されているようで、ネットで、"日本産ワイン ○○(葡萄の品種)"で検索するといろいろなものが見つかる。
渋味・苦味は原材料の違いなのかどうか、今度日本産ワインを店頭で買う時は品種にこだわってみようと思う。

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