冷凍の鍋

冷凍惣菜の宅配サービスでお世話になっている三ツ星ファーム、通常は定期的に決まった数を配達してくるのだけれど、ときどきスポットで別注できる商品がある。
冷凍おせち、冷凍菓子、冷凍フルーツなどがメールで案内されてきいていたが、私には関係ないと今まで注文していない。

すると鍋の案内がきた。
冷凍のまま鍋にいれて約10分煮れば出来上がりだという。
種類は3つ、牛もつ鍋、合鴨鍋、豚バラ火鍋である。ほかに鍋にいれるちゃんぽんの麺も売られている。

独居老人としては鍋は案外やりやすいメニューである。野菜を切るのが少々面倒だが、鍋だけあれば他の副食を用意しなくても良いし、よほどのことでもない限り失敗するということもない。何より酒のあてとして文句はない。
ただ近頃はスーパーが鶏のぶつ切りを売っていないこともあるので、鶏から出汁がでないならと断念する。魚の鍋は割高になるし、蟹やフグは論外である。
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冷凍品で1つだけ配達するのはムダが多くなるからだろう、最小注文単位は4人前(3,280円)となっている。いろいろ試してみたいので、各種類2つずつのセットで3,920円(税・配送料込)を注文した。

私はこのサービスの会員だからすぐに注文できたけれど、会員以外は買えないのだろうか?
注文後しばらくしてこのサービスのメニューを見ると、これらの鍋もまた通常のメニューに加えられていた。ただし、スポットで6つ買うと1つ654円だが、通常メニューだとずっと高くなる。それに通常メニューで見ると売り切れの表示になっていた。


IMG20240130170351-crop.jpg さて、届いてすぐに試したのは牛もつ鍋。(実は合鴨鍋にするつもりだったのを取り違えて牛もつ鍋になった。写真も撮り忘れた。写真は2回目に作ったとき)
水450mlと具材(スープ以外)を鍋に入れて加熱するだけ。水の量が少ないので一番小さい鍋を使ったが、凍結した具材が鍋のフチに引っかかって苦労した。
煮立ったところでスープを加えて、再度煮立ったらできあがりである。

牛もつは腸らしきものが主で、特に美味しいとも思わないが、不味いということでもない。ちょっと変わった味かな。店で食べるもつ鍋だって、肉の旨味とかではなく、スープで食べるという感じだから、この冷凍もつ鍋もとくに外れてはいない。
問題は野菜のほう。切り方が小さく、細片という表現がぴったりのものが多い。冷えるともつの臭みをしっかり吸い込む。鷹の爪の輪切りが入っていて、これが結構きく。やや調子外れのようだ。

そして食べ終わってしばらくして冷えてくると、大量の脂が固まってくる。スープの表面に漂うだけなら良いが、鍋の縁や食器にべったりとくっつく。このまま流すと後で痛い目に会いそうなので、キッチンペーパーにとれるだけはとった。

不味いとまでは言わないけれど、他の選択肢と比べたら優先順位は低いかな。

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