間違えて買ってしまった
電子書籍のhontoから、1日限りの割引クーポン(25%)が案内されてきたので、そのクーポンを取得したところ、対象書籍に、塩野七生「ギリシア人の物語4―新しき力―」が入っていた。
4? 「ギリシア人の物語」って3巻で完結じゃなかったっけ?
そう思ってスマホで「ギリシア人の物語」のフォルダーを開くと、続編の刊行案内に「4」がある。
なので反射的にこの4を、中身も確かめずに購入した。
そしてダウンロードして読み始めた…
あれっ、アレクサンドロスって、前にもあったよなぁ、第3巻で。
あわてて購入済の第3巻を開いて内容を確認したら、同じ内容のようだ。
ただし章番号は振りなおされているようだ。
どうしてこんなことになったかというと、「ギリシア人の物語」も文庫化されていて、ハードカバー本の3冊を4つに分けて刊行しているからのようだ。
注意して見るとハードカバーの第1巻、第2巻は、文庫版の第1巻、第2巻とそれぞれ同じ内容のようだが、ハードカバーの第3巻は文庫版では第3巻、第4巻の2冊に分けられているようだ。
そのことを知らずに慌て者にして阿呆な私が続編が出たものと勘違いしてしまったわけだ。
実は、本屋で以前に買った本をもう一度買ってしまうことがあった。何か面白い本はないかと本屋でながめていると、既に読んでいることを忘れて、これがおもしろそうだと思って買うのである。
図書館で本を借りるときも、面白そうだと思って借りると、以前に読んでいる本だとわかることがある。
以前、知り合いに同じ本を買ってしまったと話したら、その人もときどきやってしまうと言っていた。面白く読んだ本は、忘れた頃になっても面白そうに思うからと。
それにしても癪に思うのは、内容が同じなら、電子書籍ではハードカバーと文庫版を区別する必要はないんじゃないかということ。「文庫版への序文」とか「文庫版へのあとがき」みたいなものが付くこともあるが、「ギリシア人の物語」では、目次を見る限りそういうものはない。
なお、著者が手を入れたり、単純な誤植訂正とかが行われていたりするけれど、そちらは確認できていない。
本屋で買ったものなら返品も可能かもしれないが(私はこれで返品したことはないが)、電子書籍の場合は返しようがない。
あきらかな無駄遣いだからこれから気を付けよう。
4? 「ギリシア人の物語」って3巻で完結じゃなかったっけ?
そう思ってスマホで「ギリシア人の物語」のフォルダーを開くと、続編の刊行案内に「4」がある。
なので反射的にこの4を、中身も確かめずに購入した。
そしてダウンロードして読み始めた…
あれっ、アレクサンドロスって、前にもあったよなぁ、第3巻で。
あわてて購入済の第3巻を開いて内容を確認したら、同じ内容のようだ。
ただし章番号は振りなおされているようだ。
どうしてこんなことになったかというと、「ギリシア人の物語」も文庫化されていて、ハードカバー本の3冊を4つに分けて刊行しているからのようだ。
「ローマ人の物語」も文庫になると巻次が異なっている。こちらは文庫版を電子化したものはないようだ。
注意して見るとハードカバーの第1巻、第2巻は、文庫版の第1巻、第2巻とそれぞれ同じ内容のようだが、ハードカバーの第3巻は文庫版では第3巻、第4巻の2冊に分けられているようだ。
ハードカバーをベースにしたものの第3巻の目次は「ギリシア人の物語」(その3)を見ていただけばわかると思うが、わかりやすいように対照表を作ってみた。
ハードカバー版 | 文庫版 | ||||
Ⅰ 民主政のはじまり | 1―民主政のはじまり | ||||
Ⅱ 民主政の成熟と崩壊 | 2―民主政の成熟と崩壊 | ||||
Ⅲ 新しき力 | 3―都市国家ギリシアの終焉 | ||||
第一部 都市国家ギリシアの終焉 | |||||
第一章 アテネの凋落 | 第一章 アテネの凋落 | ||||
第二章 脱皮できないスパルタ | 第二章 脱皮できないスパルタ | ||||
第三章 テーベの限界 | 第三章 テーベの限界 | ||||
第二部 新しき力 | |||||
第一章 父・フィリッポス | 第四章 マケドニアの台頭 | ||||
4―新しきカ | |||||
第二章 息子・アレクサンドロス | 第一章 息子・アレクサンドロス | ||||
第三章 ヘレニズム世界 | 第二章 ヘレニズム世界 |
そのことを知らずに慌て者にして阿呆な私が続編が出たものと勘違いしてしまったわけだ。
実は、本屋で以前に買った本をもう一度買ってしまうことがあった。何か面白い本はないかと本屋でながめていると、既に読んでいることを忘れて、これがおもしろそうだと思って買うのである。
図書館で本を借りるときも、面白そうだと思って借りると、以前に読んでいる本だとわかることがある。
図書館で借りた本はスマホのアプリで登録する習慣なのだが、そういう場合は「既に登録されています」というメッセージが出るのですぐにわかる。
以前、知り合いに同じ本を買ってしまったと話したら、その人もときどきやってしまうと言っていた。面白く読んだ本は、忘れた頃になっても面白そうに思うからと。
それにしても癪に思うのは、内容が同じなら、電子書籍ではハードカバーと文庫版を区別する必要はないんじゃないかということ。「文庫版への序文」とか「文庫版へのあとがき」みたいなものが付くこともあるが、「ギリシア人の物語」では、目次を見る限りそういうものはない。
なお、著者が手を入れたり、単純な誤植訂正とかが行われていたりするけれど、そちらは確認できていない。
ハードカバー版をもとにした電子書籍のライセンスを持ってたら、文庫版をもとにした電子書籍のライセンスは無料にするとかしてくれたらなぁ。
本屋で買ったものなら返品も可能かもしれないが(私はこれで返品したことはないが)、電子書籍の場合は返しようがない。
あきらかな無駄遣いだからこれから気を付けよう。