エネファーム発電稼働開始

IMG20230825192244-crop.jpg 昨日、我が家のエネファームが発電を開始した。
14:00頃から1時間ほど、大阪ガスの人がちょこちょこ作業をして、発電を確認した。

以前の説明では、配電会社や役所の手続きがあるので、けっこう時間がかかるから9月になるだろうとのことだったけれど、それよりは早い。

20230823enefarm-performance.png 大阪ガスなどでは、エネファームの発電は、発電所と比べてエネルギーのロスが少ないということを強調している。

発電ライフ

これだけでも意義あることだと思うけれど、エネルギーロスを防ぐという意味では、排熱の利用が一番大きいだろう。エネファームのPRでもそれが強調されている。

ところがである。排熱の有効利用というのは、要するにお湯を沸かしておくということでしかない。
このお湯をお風呂や寒いときの洗い物とかで利用すれば有効利用であることに間違いないのだけれど、これを全然使わなかったら排熱利用と言えるだろうか。

そういう素朴な質問を作業にきた人に聞いてみた。
エネファームは、通常は発電しながら排熱でお湯を沸かしている、その発電量が家で使っている電力より大きければ売電になるし、少なければ電力会社からの電気を使う。その排熱で沸かされるお湯は25ℓで37℃だが、この状態になったらやはり排熱は捨てることになる。

なのでもうひとつ聞いてみた。給湯機をONにしていない場合でも、そのエネファームに溜まっているお湯が出てくることになるのか。給湯器がONだと、通常の給湯温度(我が家では40℃設定)までガスで加熱するから、余計なガスを使わずに、少し温度は低いがお湯を使えるかということ。
これについては明確には答えてくれなかったが、エネファームのお湯が給湯器を通って出てくるとの答え。

ということはケチケチせずにいつもお湯を使うようにしたほうが良いということになる(無理に使ったら水のムダだが)。
具体的に言う。
我が家で電気を一番使うのはやはりエアコン、時期でいえば夏。ところがお風呂は別として、洗い物とかで常時お湯を使うかというとそんなことはないわけだ。かろうじて「排熱利用」で温められてストックされているお湯を使ってお風呂に入るということで得した感になる程度かもしれない。

あと、気になることで、長期間家を留守にする場合など、エネファームを停止するのは問題ないのかと聴いたら、それについてはリモコンで長期(10日以上)不在時の運転停止を設定できるとのこと。なお、エネファームでは電気の使用状況を常時モニターしていて、それによって発電停止をするとのことである。

我が家はそれほどお湯は使わないから、エネファームの導入を決めたときから、家計のエネルギー費用はそれほど下がることはないと考えていたけれど、やはりお湯をたくさん使ってなければ効果は低そうだ。かといって無理に大量のお湯を使う生活にするのはエネルギーのムダである。
売電収入も、単価があまり高くないようなので、それほど家計に貢献しそうにない。

救いは発電効率が高いから、家計負担はともかく、社会的にはエネルギーの効率的利用に貢献していると考えられるぐらいかな。
あとは、今後、電力需給が逼迫して、計画停電などが行われるような事態になったときにあわてないで良いということかな。

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