ガラス越しでも会えないよりは良い
昨日、娘と一緒に家人の病院へ。15日に行く予定だったのが、台風が来たために中止していた。
私は比較的自由がきくが、娘は勤め人の上、子供もまだ１歳だから、何かと忙しい。だから、平日は基本的に無理で、盆休みに行こうと考えたわけだが、それが台風でダメになり、結局、日曜日ならということで昨日になった。
家人のほうは、弱っている姿を娘に見られたくないという気持ちがあるのか、無理して来なくてよいと言ってきたわけだが、そこを娘が行きたい、顔を見たいと言っているからと納得させての面会である。
娘の子供（孫）も見てもらいたいところだが、これは強く拒まれた。また病院側としても１歳児なんかに来てもらっては困るのだろう、ガラス越しならどうだかわからないが、直接面会の場合、乳幼児は認められていない。
といろいろ気を遣うわけだけれど、会ってみれば、私一人での面会のときに比べて、表情は明るいように思う。しゃべることも、ネガティブなことばかりが多い私の場合と違って、孫の様子や世間話的なことをしゃべったり、ポジティブな感じで、いつもより落ち着いていると感じた。
娘は差し入れにとお菓子を持ってきていたのだけれど、病院側では、今はおやつの差し入れを受け付けられないとのこと。これもコロナ対策である。
娘が言うには、この病院は高齢者が多いから、新型コロナで亡くなった方もいるだろうけど、新型コロナ以前でも、インフルエンザで亡くなった人がいただろう。いまやインフルエンザ並みの扱いになってるんだから、どこまで神経質に対応するんだろうと。
娘は来たついでに、独居老人の私のことも少しは心配しているのか、家の掃除の行き届かないところとか、不要物が貯まっていることとかをチェックし、あちこち片づけに精を出していた。
六二郎。
