幼い命
昨日の朝、新聞を取りに出たら、玄関に異様なものがころがっていた。
それが鳥の雛であることに気づくのに時間はかからなかった。
記事の右にはその写真をアップしているけれど、ショッキングな画像なので、本ブログを開いたときにいきなりその画像が表示されないようぼかした。元の写真を見たければ、画像下のボタンをクリックすればよい。
この鳥の種類はなんだろう。見たところ雛でもスズメぐらいのサイズはありそうなので、もう少し大きな鳥かもしれない。
もっとも鳥の雛は巣立つ頃には親鳥と遜色ないサイズになっているものが多いから、スズメかもしれないが、それにしてはわずかに生えている羽の色が違うように思う。
そして、どうしてこんなところに?
門扉を入って平らな場所に横たわっているのだが、周囲に鳥が巣をかけられるような場所はない。だから巣から落ちたものではないだろう。まさか鳥インフルエンザに罹患したとも思えない。
となると、カラスか何かが巣を襲って雛を捕まえて飛び去った、そして我が家の玄関上空でそれを落とした、ということだろうか。
そうだとしてもなぜ取り落とした雛鳥をそのまま放置したのだろう。食べるのが目的なら落としても拾うだろう。それに見たところ、雛鳥の体が食いちぎられたような様子は見られない。あるいは拾おうと降りてきたところで、ネコか何かに出くわした? 我が家に猫はいないけれど。
玄関の門を入ってすぐのところだから、さすがにこのまま放置するわけにはゆかない。
雛の遺体をゴミ拾いのトングでつまんで、家の外(我が家の敷地内)の植え込みにそっと横たえた。