暑熱対策~28℃の氷―冷感クールネックリング
梅雨はどこへ行ったか、あっというまにご近所からいなくなった。
先週、土曜日には雨も降ったが、梅雨の雨というより夏の夕立という感じである。
(真夏日だったこの日、この雨の後、一気に気温が下がったのはありがたかったが)
例年、梅雨明け時から一気に暑くなり、熱中症が急増するという。エアコンのお世話にもなるが、他にも安上がりな暑熱対策を考えて、冷感クールネックリングというものを購入した。
これは凝固点が28℃の物質を封じ込めたもので、なんでも宇宙での急激な温度変化から宇宙飛行士を守るために開発されたPCMという素材を使用しているそうだ。
いわば、28℃の氷を首に巻くというわけだ。
今まで水を含ませて蒸発熱で冷やすものとか、保冷剤を仕込むものとか、首や頭を冷やすグッズはいろいろあった。蒸発熱利用のものは原理としてはわかるものの、長時間使っていると、水分が体温で暖かくなって冷感があまり得られなくなる。保冷剤を仕込むものは第一面倒だということがあるが、さらに温度が低すぎて結露を起こし、やはり使い心地はもう一つ。
その点、このクールネックリングというのは、誘拐熱を奪うタイプだが、凝固点28℃なので結露はしにくい。そして28℃という温度は、もちろん体温より低くて、やさしい冷感が得られる。
と、書いてくると良いことづくめのようだが、残念ながら、本当に暑い日、つまり夏日だと、気温は30℃以上なわけで、こうなるとこの素材はまったく凝固せず、首に巻いても単純に体温にまで温まるだけとなる。
実は、この製品を購入したのは6月はじめ頃で、まだまだ暑くない時期。そのときは部屋に置いておくだけ(とくに夜の間)で凝固して、28℃のやさしい冷感が得られて、なかなか良さそうだと思ったのだが、このところの暑さ、ただ環境温度になるただの液体でしかなくなった。
結局、夏日にこれを使うにはやはり、冷蔵庫に入れるなりするしかない。だがそれでも氷の温度ではないから、冷蔵庫から出してしばらくすれば優しい冷たさとなり、結露はほとんど起こらない。
キンキンに冷たいものを肌にあてたいという人には相手にされないだろうが、ちょっと暑熱を緩めようという向きにはおすすめだと思う。
先週、土曜日には雨も降ったが、梅雨の雨というより夏の夕立という感じである。
(真夏日だったこの日、この雨の後、一気に気温が下がったのはありがたかったが)
例年、梅雨明け時から一気に暑くなり、熱中症が急増するという。エアコンのお世話にもなるが、他にも安上がりな暑熱対策を考えて、冷感クールネックリングというものを購入した。
これは凝固点が28℃の物質を封じ込めたもので、なんでも宇宙での急激な温度変化から宇宙飛行士を守るために開発されたPCMという素材を使用しているそうだ。
いわば、28℃の氷を首に巻くというわけだ。
今まで水を含ませて蒸発熱で冷やすものとか、保冷剤を仕込むものとか、首や頭を冷やすグッズはいろいろあった。蒸発熱利用のものは原理としてはわかるものの、長時間使っていると、水分が体温で暖かくなって冷感があまり得られなくなる。保冷剤を仕込むものは第一面倒だということがあるが、さらに温度が低すぎて結露を起こし、やはり使い心地はもう一つ。
こんな使い方もできる |
と、書いてくると良いことづくめのようだが、残念ながら、本当に暑い日、つまり夏日だと、気温は30℃以上なわけで、こうなるとこの素材はまったく凝固せず、首に巻いても単純に体温にまで温まるだけとなる。
実は、この製品を購入したのは6月はじめ頃で、まだまだ暑くない時期。そのときは部屋に置いておくだけ(とくに夜の間)で凝固して、28℃のやさしい冷感が得られて、なかなか良さそうだと思ったのだが、このところの暑さ、ただ環境温度になるただの液体でしかなくなった。
結局、夏日にこれを使うにはやはり、冷蔵庫に入れるなりするしかない。だがそれでも氷の温度ではないから、冷蔵庫から出してしばらくすれば優しい冷たさとなり、結露はほとんど起こらない。
キンキンに冷たいものを肌にあてたいという人には相手にされないだろうが、ちょっと暑熱を緩めようという向きにはおすすめだと思う。
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