fc2ブログ
ブッシュとカリモフの仲
ウズベキスタンの政変は多量の難民を生み出し、周辺国にまで影響を与えています。アメリカの報道官はデモへの発砲を、「困惑」などというアメリカにあるまじき言葉で表現しています。
反政府デモを民衆を殺すことで鎮圧したカリモフ大統領は、報道陣を追い出しておいて、ほとんど高笑いといってもいいコメント。「やつらはタリバンとつながるテロリストだ」「鎮圧のために武力を使うのは仕方なかった」
もちろんアメリカがガタガタ言わないだろうという確信があってのことでしょう。
アメリカはウズベキスタンに多額の資金援助を行っています。そのかわりに基地を使わせてもらっているのです。人道支援や災害救助にのみ使うという建前で、軍事目的に使用しているという指摘は断固として認めていないらしいですが。んなわけない。人道支援に使う基地に何億も払うような国かよ。

イギリスのオブザーバー紙によれば、アメリカはテロ(と自分たちが認定した)の容疑者をウズベキスタンに運んで拷問してるんですってさ。国内でやるとメディアがかぎつけるから。まあそれくらい仲がいいわけだよ。

アメリカのダブスタは今に始まったことではないけれど、これがイランやシリアだったら今頃は武力行使を国連に諮っているか、国連なんかすっ飛ばして爆撃を行っているかもねえ。
え? イラクで忙しくてそれどころじゃない? 確かに…。
兵士のなり手がいなくて困ってるようだもんね。まあおかげで斎藤さんの勤めてたような傭兵会社が儲かるわけだよね…。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック
 今年の二月三月には、キルギスタンで大統領のアカエフ逃亡劇があり、そしていまは、隣国のウズベキスタンでの政情不安=非武装市民の大量の死亡が伝えられている。カリモフ政権側の政権運営の失敗を、強権発動で対...
2005/05/20(金) 16:23:00 | 鮫山ネギのブログ3
copyright © 2005 シャンパンとチョコレート2 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.