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カートゥーンとアナ・ウィンター

ディズニー動画で配信はじまった「巨大キャンディスあらわる」、ちょっとしたチェックのつもりだったのにがっつり見てしまった。フィニファやべえ。

というわけで、その回に登場したカリスマファッションデザイナー「ブランカ・ディション(Blanca Dishon)」
BlancaDishon01.jpgBlancaDishon02.jpg
はあ・・・ステイシーかわいい。
じゃなくて、こちらの女性のモデルは、ヴォーグの編集長にしてファッション界のカリスマ、「アナ・ウィンター(Anna Wintour)」でしょうね。
AnnaWintour.jpg

ファッションに対してやり手というだけでなく、非常にキャラがたっている人物で、その強烈なパーソナリティーからよくあちこちでネタにされてるお方。
ドラマとかカートゥーンでもこの人をモデルにしたキャラはけっこういますね。

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マイリトルポニーに登場する「Photo Finish」もアナ・ウィンターがモデル。

ファッションに対する選美眼はあるものの、非常に厳しく、高圧的でなんでもズバズバ言っちゃうとこから、よく「ビッチ(bitch)」とか言われてます。

この「ビッチ」ですが、日本では尻軽女的な意味で使われているけれども、欧米ではあまり性的な意味はなく、「横暴で傲慢な糞女」「うざい女」「性格悪いイヤな女」というニュアンス。
裏返って、「媚びない強い女」という肯定的な使われ方も。
まあ、でも基本悪口なので、特に深い意味なく条件反射的にたんなる罵倒として使われることも多い。
女性への罵倒語なので、男に使う場合は「カマ野郎」とかそんな感じになる。サウスパークとかだとよく使われる気が。

日本語英語の尻軽女「ビッチ」に当たるのはむしろ「スラット(slut)」や「ホア(whore)」
ニュアンスの違いでいえば、slutはモラル無くふしだらな淫乱て感じで、whoreは頭の軽いサセ子とかそんな感じかな。

パンティ&ストッキングなんかは性格的にはビッチで、やってることがスラット?

日本でもハゲてないのに「うるせえハゲ」とか使われるように、日常使われる悪口に正しい意味を求めてもさほど意味なかったり、スラングはどんどん変化してゆくものなので国語辞典のように正確に定義することは難しい。
特にネットの普及によってスラングは変化の加速と拡散が進み、新しい言い回しも日夜増え続けている。
辞書にも載ってないよくわからん言葉多すぎ。

ビッチは一般的にかなり普及して少し薄まった感じあるけど、スラットはまだ強い言葉なので、個人的にはちょっと使いにくい。

Brand001.jpg
そういや、bitchはもともと「メス犬」のことをさす言葉だったりするので、ブランディは正しくビッチなんだろうなあ。
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