おちゃつのちょっとマイルドなblog

CLANNAD ～AFTER STORY～ 第18話、「大地の果て」。


ゲーム版はやっておりません。


朋也と汐の二人旅。行き着いた花畑で朋也は突然過去の自分を思い出す。そして、記憶を頼りに歩いた先では祖母（父の母）が朋也を待っていた...。


今回はストーリーも感動的でしたが、細かいところの描写や演出もまた素晴らしかったです。ママママうるさいガキに切れる朋也とか、夜中に起きた汐の「トイレ」にハッとする朋也とか、最後の渚が二人と向き合う様子の描写だったり。声優演技や音楽も含め素晴らしいとしか言いようのない神回でした。過去最高レベルの感動回だったわけですが、一番キタのは「ロボットのおもちゃ」の流れです。（とても重要なシーンではありますが長くなっちゃうので祖母の語る朋也父の話はスルーします）


「おい、オモチャいるか？なんか選べよ、買ってやるから。」

「無理すんなよ。女の子向けのおもちゃの方がよかったんだろ？」
「ううん、これがいい。これ好き。」　


「汐、諦めよう。帰りに同じの買えばいいよ。」
「あれがいい。」


「また新しいの買おう、な。」
「あれ、一つだけだから」
「お？売店に沢山売ってたろう？」
「選んでくれて、買ってくれたものだから」
「え？」　
「初めて・・・パパが」


ベタと言えばベタですが、ヤバイです。
そもそも朋也が汐にロボットを薦めたのも、時計に目やったりして「選んでる汐を待つのがメンドクサイ」みたいな感じで適当なわけですよ。それでも汐は驚いたような表情をして、それに決めるわけです。

花畑でロボットを無くしてしまいますが、朋也にとってはロボットになんの思いも無いわけですから、一緒に探すのもきっといい加減だったのでしょうね。さっさと諦めて、また買えばいいと。でも汐にとっては代えのきかないとても大切なもの、だから一生懸命探すわけです。朋也が出歩いて祖母と会ってる間も、一人でずっと探し続けて...。

朋也は「自分はダメ人間だから、汐にもきっとそう重要に思われてない」と思っていたのでしょうね。でも、汐は朋也から買ってもらったロボットを本心で喜んでいた。そして、寂しかったと、二人の旅を楽しかったと言った。汐が朋也の、「パパの胸の中で」泣く場面は感動的でした。空白の期間に関しては朋也もほめれたものではないけども、二人の親子関係の修復ができてほんと良かったと思います。最後の、「ママ」について朋也が汐に話しつつ涙するところなんて...僕を「トイレ」に何度行かせる気ですか。

もう今回最終回でもいいですよ！といいつつ次回も楽しみ。

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