のだめカンタービレ第23話、「Lesson23」。
今回で最終回でした。内容は前回に引き続きR☆Sオケニューイヤーコンサート・メイン曲のベト7、その後の打ち上げ、千秋福岡へ、実家でピアノを弾くのだめ、ハリセンからのメール、河川敷での再会、漫画風ED、干潟で...といった感じ。
最後だから言いたいことだらだら書いちゃおう。全体的な印象も含めて。
千秋にとっては大事な曲で、盛り上がるはずだった「ベト7」もなんかあっさりしてたなぁ。回想挟んだり心のセリフを言わせたりしてなんとか盛り上げようとしてるんだけど渡欧前の最後の演奏での思いとかこの曲への思いとかあんまり伝わってこないんで感情移入しずらいんだよね。原作もそうなのかもしれないんだけど練習の場面などによる印象づけが少ないからというのもあるだろうし、前回ラストの、峰のフリから次の回にメインを切ってしまったのも失敗だったと思う。さらに言えば本番中指揮する千秋の動きや表情も不満だった。
と書いておいて何なんだが、
最後の方の文字のみでの演出(見落とした方もいるかも)を見るとこのアニメは演奏がどうこうよりも人の出会いによるトラウマ克服にメインのテーマがあったようだ。
これに関して言えば、千秋のトラウマはわかりやすかった。事故により飛行機(船も)に乗れず、才能を持ちながらも海外に出ることが出来なかったのだが心許せる相手であるのだめの催眠術で飛行機に乗れるようになり世界への扉が...という感じで明確に描かれてました。
だが一方のだめのトラウマに関しては最後の方にちょこちょこっと出てきた程度で「ああそんな過去があったのね」程度で終わってしまうような気がするんですね。瀬川の存在もなんか薄かったし、過去のピアノ教室の出来事もあまり強くは描かれていないし。のだめのエピソードの繋がりが曖昧で今でも理解しづらいです。
ただわかるのは、千秋のことがほんとに好きなんだなってことですね。千秋が大好きで、一緒にいたくて、でもミルヒーの言うとおりで今のままじゃ一緒にいれないと。そのために音楽と正面から向き合い、本来なら出たくないはずのコンクールに出て、それで堂々と千秋の隣にいれる自分になりたかったと。
つまりのだめの場合はスパルタ教育っていうトラウマのせいでピアノを真剣にやってこなかったしこの先も真剣にはやるつもりはなかったけど、千秋への思いを心の支えに逃げないで音楽と向き合う道を進み始めたという考え方でよいのかね?だれか良いと言ってくれww
「音楽と正面と向き合う」スタイルののだめでもマラドーナコンクールで評価され客の心を掴んだように、きっと奔放な個性は失われず素晴らしいピアノを聴かせてくれるんでしょうね~。
色々良いところも不満もそれぞれありましたし書いてきましたけどなんだかんだ言いつつ毎回見てきたアニメ版のだめカンタービレも今回で終了です。やはり淡々と進めすぎた気がするしもう少し各エピソードをしっかり描いて欲しかったですけどとりあえずお疲れ様と言うことで。
のだめ見たのはアニメのみという方はこの際コミックも読まれてはいかがでしょうか。
記事を読んでくださった方、TBやコメントでお付き合いくださった方どうもありがとうございました~!今後もどうぞよろしく。
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