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テーマ:アニメあれこれ(27013)
カテゴリ:中二病でも恋がしたい!
CLANNAD~AFTER STORY~の第18話を見ました。
第18回 大地の果て 汐を連れて旅行に出かけることになった朋也だったが、親子2人だけで過ごすのは5年間で初めてのことだったため、我が子とどう接していいのか分からずにいた。 気まずい空気が漂う中、朋也は列車の中で騒いでいた子どもを思わず怒鳴りつけてしまう。 その様子を見た汐がなぜか席を立ち、トイレで一人泣いていた。 早苗は泣いていいのはトイレの中と教えて汐を育ててきたらしい。 乗換駅で朋也におもちゃのロボットを買ってもらった汐。 「無理すんなよ、女の子向けのおもちゃの方が良かったんだろ?」 「ううん、これがいい。これ好き」 汐は気に入った様子で車内でおもちゃで遊んでいた。 宿で夜中にトイレに行きたくなった汐に付いていく朋也は、顔を窺ってくる汐が何か言いたい事があると察する。 「よし言ってみろ、もう怒鳴ったりしないから」 「うん…ママのこと教えて」 「…!?早苗さんに聞けよ」 「聞いても教えてくれないから」 「チッ、俺から聞けってか。早苗さんに聞いてくれ、俺からは話してくれなかったからって」 駅を降りた二人は広いひまわり畑に辿り着き、汐は朋也に肩車してもらい、最初ちょっと不安そうな表情を浮かべていたが、すぐに嬉しそうな表情になる。 汐を花畑で遊ばせ、うとうとする朋也の前に汐が買ってもらったロボットをなくしてしまったと泣きそうな顔で立っていた。 しばらく探すもロボットは見つからず、帰りに同じものを買ってやると朋也が言っても、汐は探すのをやめずにおり、その姿を幼い日の自分と重ねてしまう。 汐に此処を動かないよう言い聞かせ、記憶を頼りに歩いていく朋也。 「岡崎朋也さんですね?」 朋也が辿り着いた岬には祖母の岡崎史乃が待っていた。 まだ高校生だった直幸が高校を中退し、周囲の大反対を押し切って朋也の母である敦子と結婚し、この地を飛び出して以来、ずっと遠く離れたこの地で息子の事を案じていた。 「自分だけで愛する人を守って生きていく…それだけであの子は幸せだったのでしょう。やがて敦子さんはあなたを宿し、ささやかな祝福の中であなたは生まれてきたんです。でも、この幸せは長くは続きませんでした。敦子さんが事故で亡くなって、あの子にとってそれは立ち直れないほど悲しい出来事でした。でもね、まだ絶望するわけにはいかなかったのです。朋也さん、まだ幼いあなたが残されていたからです。この子だけは自分の手で育て上げるから…。あなたはこの場所から直幸と手を繋いで歩いて行ったのです、覚えていますか?そこから始まった日々があの子の人生の中で一番頑張った日々でした。何度も何度も仕事をクビになって転々として、それでもあなたを手放さずにいました。なけなしのお金でおもちゃを買い、お菓子を食べさせて、自分の運や成功する機会を全て犠牲にして。時には厳しかったり乱暴だったりしたかもしれません。でも全てあなたを無事に育て上げるためだったのです。ただ直幸にとってそれはとても大変な生活だったようです。仕事の辛さを紛らわせるためにお酒に頼るようになり、酔って暴れることもあったと聞きました。それでもあなたと生きることをあの子は選んだのです。そして、あなたが自分で人生を選べる年の頃になった時には直幸は全て失っていました。仕事も信頼も運も友も何もかも。今のあなたも直幸と似た境遇だそうですね、辛いことです。でも、だからこそ私はこの話を聞かせしたかった。直幸がどんな父親だったか知ってほしくて…」 「お菓子をよく買ってもらいました。手を繋いで散歩に行って…何で忘れてたんだろ…」 「朋也さん、直幸はダメな父親だったと思いますか?」 「いいえ。俺の方がよっぽどダメな人間です。俺、あの日の親父と同じ場所に立ってるんです。なのに今の俺は弱くて情けないです」 「あの子もそうなんです。弱くて情けなくて不器用で…それでも子供のあなたにはできる限りのことをしました。私はあの子を誇りに思いたいのです。人間としてはダメなところもあったけれど、父親としては立派だったと…」 「俺も、俺もそう思います」 史乃は朋也に直幸に帰ってくるようにという伝言を頼む。 史乃と二人で汐が待つひまわり畑に戻った朋也は、汐がまだロボットを探しているのでもう一度諦めようと言うが、汐は首を横に振る。 「あれ一つだけだから…選んでくれて買ってくれたものだから…初めてパパが」 「…っ!?汐、寂しかったか?」 「うん」 「俺なんかと旅行できて楽しかったか?」 「うん」 「そうか…。汐、俺傍にいていいかな?ずっと長いことダメなパパだったけどさ、これからは汐のために頑張るから。だから傍にいてもいいかな?」 「うん」 「ホントか?」 「いてほしい。でも今日は大切なものなくしたから悲しい。パパ、あのね…もうね…我慢しなくていい…っ?早苗さんが言ってた。泣いていいのはおトイレかパパの胸の中だって」 「…うん」 帰りの電車の中、汐に母である渚の事を話す朋也は死をやっと受け入れ、悼み、悲しむ事が出来るのだった。 もらい泣きする汐を逆に慰める朋也。 『渚、見つけたよ。やっと見つけたんだ。俺にしか守れないもの、俺にしか守れないかけがえのないもの。それは…此処にあった』 次回、「家路」 古河夫妻は大切な役目はちゃんと朋也に残しておいてあげてるんですね。 孫に自分の娘の事を聞かれても決して答えずにいるってすごいですな。 アッキーと早苗さんを尊敬しちゃいます。 直幸もちゃんと父親してたんですね。 朋也目線でしか知らなかったんですが、育児疲れで仕事の方に影響が出て仕事を何回もクビになったんでしょうかね。 それでも男手で朋也を育て上げたのは凄いですね。 ってか、高校中退して結婚してるんだからアッキーより若いってことですかね? CLANNAD AFTER STORY 5 初回限定版 CLANNAD AFTER STORY 6 初回限定版 http://rashin2007.blog88.fc2.com/blog-entry-1167.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 18, 2009 01:36:07 PM
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