武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2013年
05月21日

小杉町3丁目中央地区のテナント区画お目見え、「an umbrella」仮店舗が7月末で営業終了し再移転へ

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小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の再開発ビルの一部が、完成に近づいてきています。そのうち賃貸棟の「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」の低層部に、2013年6月24日(月)に「JAセレサ川崎小杉支店」が移転オープンすることを先日ご紹介したところです。

これと並行して東側(イトーヨーカドー側)の商業・業務施設の工事も進みまして、歩道沿いのテナント区画が見えるようになってきました。

■「JRセレサ川崎小杉支店」の看板
「JAセレサ川崎小杉支店」の看板

まずこちらは、JAセレサ川崎小杉支店の予定地です。2013/5/13エントリでご紹介したときにはなかった、大きなタワー状の看板が立てられていました。

■東側 商業・業務施設棟のテナント区画
東側 商業・業務施設棟のテナント区画

東側 商業・業務施設棟では、歩道沿いの仮囲いが取り外され、内部が見えるようになっていました。昼間は内部が暗くて写真では確認しづらかったのですが、夜間の照明で奥までよく確認できる写真が撮影できました。

■テナント区画の内部
テナント区画の内部

テナント区画の内部

今回内部を見ることができたのは、JAセレサ川崎の新店舗寄りの2区画です。こうして見ると、この2区画は小規模なものであることがわかります。

「かどや」など、この商業施設に入居が予定されている再開発前の既存店舗はいずれも小規模でしたから、面積としては丁度よさそうです。

       ※       ※       ※

さて一方、「かどや」などと同様再開発工事のためにこの地区から上丸子山王町の仮店舗に移転をしていたイタリアンレストラン「an umbrella」が、2013年7月末に仮店舗での営業を終了し再移転することになりました。

■「an umbrella」7月末移転のお知らせ(食べログ)
http://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140504/14011707/

「an umbrella」は、「かどや」などと同様に仮店舗での営業後、再開発ビルに戻ってくる予定でした。食べログでは新店舗についてはあらためて告知するものとしていますが、このタイミングも踏まえると、予定通り再開発ビルで新店舗オープンとなるのではないでしょうか。

「an umbrella」は2007年にオープンした、料理の評判と雰囲気の良いお店です。当時は今よりもレストランの選択肢が少なく、「武蔵小杉にこんなお店が!」と、2007/12/9エントリでご紹介させていただきました。
その後再開発の進捗により上丸子山王町に移転し、2011/1/6エントリで仮店舗でのレポートもさせていただいていたところです。

こちらの新店舗も、どのような雰囲気になるのか注目ですね。

4■仮店舗の「an umbrella」
仮店舗の「an umbrella」

【関連リンク】 JAセレサ川崎 ウェブサイト
ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉 物件サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2010/6/25エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉
2010/12/4エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体開始
2011/1/5エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体進捗
2011/6/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体進捗とエコジョーズ採用
2011/1/19エントリ 小杉町3丁目中央地区に仮設店舗建設、「かどや」は仮設営業後再開発ビル入居へ
2011/5/6エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」本日仮設店舗で本オープン
2014/8/14エントリ 小杉町3丁目中央地区「プラウドタワー武蔵小杉」発表
2012/10/15エントリ 小杉町3丁目中央地区のへーベルプラザ武蔵小杉移転と、プラウドタワー躯体立ち上がり
2012/11/26エントリ 「味奈登庵武蔵小杉店」がへーベルプラザ跡地に店舗拡張
2013/5/1エントリ 小杉町3丁目中央地区の「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」が2013年6月より賃貸募集開始へ
2013/5/13エントリ 「JAセレサ川崎小杉支店」が2013年6月24日に小杉町3丁目中央地区再開発ビルに移転オープンへ

武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レストラン 「an umbrella」 2007/12/9エントリ 「an umbrella」をレポート!
2011/1/6エントリ 「an umbrella」、再開発で移転営業中

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2013年
05月20日

NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントが「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」を本格開催

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NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントによる、平成25年度中原区市民提案型事業「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」が、6月より半年間にわたって開催されることになりました。

■「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」ウェブサイト
http://www.nowa.bz

武蔵小杉では、本サイトでも取り上げてきたように、大規模な再開発事業が進められています。これにより再開発地区では約2万人のコミュニティが誕生するといわれています。コミュニティは当然再開発地区だけで完結するものではなく、周辺地域ともかかわりを深めていくことになるでしょう。

本ワークショップは、そんな武蔵小杉で顕在化するであろう地域の課題に対応すべく、住民ひとりひとりが主体となって解決策を考え、具体化し、実践していくことを後押しすることを目的としたものです。

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■ワークショップの開催概要
<第一部>
「参加者が満足してつづけるサークル運営のコツ」ワークショップ

▼コンセプト:
自分たちのサークル活動がなぜかうまくいかない。こんなに熱心にやっているのに、なぜか参加者は少ないし、ほとんどリピートしてくれない。運営する担当者が次々とやめていってしまう。いったいどこに問題があるんだろう。
そんな、サークル活動の運営でお悩みの方向けに、参加者が喜んで継続的にリピートしてくれる運営のコツを気づいてもらうワークショップ(全1回)です。

▼対象:武蔵小杉再開発地区および周辺在住・在勤・在学者(定員30名)
▼日程:2013年5月28日(火)※全1回予定。
▼時間:(午前)10:00~12:00/(夜間)19:30~21:00
▼場所:中原区役所会議室(会議室の詳細は申込者にご案内予定)
▼参加費:無料
▼申込・お問い合わせ:
住所・氏名・電話番号、午前か夜間かを明記して、「NPO法人 小杉駅周辺エリアマネジメント」まで、メール[email protected] または郵送(宛先はこちら)でお申し込み下さい。
▼申込締切:2013年5月24日(金)

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<第二部>
《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ


▼コンセプト:
仕事や活動で培ってきた経験や、日々の暮らしの中で温めているあなたのアイデアを活かして地域の未来をデザインしてみるワークショップ(全6回)です。
教育、ビジネス、医療福祉、防災など、これからの武蔵小杉再開発地区にとって大事なテーマについて住民同士で語り合い、住民の企画・運営によって実施できる解決策をつくるための企画です。

▼対象:武蔵小杉再開発地区および周辺在住・在勤・在学者(定員30名)
▼日程:
 第1回6月25日(火)、第2回7月23日(火)、第3回8月27日(火)、
 第4回9月24日(火)、第5回10月22日(火)、第6回11月24日(日)
  ※原則毎月第4火曜日夜開催。第6回のみ日曜日日中午後予定。
▼時間:各回19:30~21:00(第6回以外)
▼場所:NPO法人 エリアマネジメント リエトプラザⅡ(予定)
▼参加費:500円/1人1回
▼申込・お問い合わせ:
住所・氏名・電話番号、午前か夜間かを明記して、「NPO法人 小杉駅周辺エリアマネジメント」まで、メール [email protected] または郵送(宛先はこちらでお申し込み下さい。
▼申込締切:2013年6月21日(金)

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<講師>
広石 拓司(ひろいし・たくじ)

(株)エンパブリック代表。本ワークショップ講師。慶応義塾大学SFC非常勤講師。約3000以上の事業立上支援に携わった経歴をもつ。コミュニティ根津スタジオで年間200本のワークショップを実施している。

http://empublic.jp/
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ワークショップは上記のとおり第一部、第二部に分かれています。

そのうち第一部については無料のプレ実施のような位置づけで、本編とはテーマを変えて「サークル活動の運営のコツ」について検討するものです。
第二部が本編の「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」であり、こちらは1回あたり1人500円の参加費がかかります。

       ※       ※       ※

さて、ここまでお読みいただいて、おそらくは「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」のイメージが見えてこない、とお感じではないかと思います。

エンパブリック広石氏のワークショップは、同じくNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの主催で、トライアル的に2月にも開催されていまして、2013/1/19エントリで告知をさせていただいておりました。基本的にはその際の手法がベースになりますので、ここでご紹介しておきましょう。

■2月に開催されたワークショップ
2月に開催されたワークショップ

2月に開催されたワークショップ

こちらは、2月に開催されたワークショップの風景です。机の上に、3色のカードが所狭しと並べられていますね。これは参加者のみなさんが書いたもので、

緑色:できること
水色:まちでもったいないこと
白色:もとめていること


それぞれ、カードの色ごとに上記のような種類に分けられています。
これをみなさんで書いていくと、一人では解決できないことでも、「こんなことに困っている」ニーズと「自分はこれならできる」というスキルが合致して、ひとつの問題解決方法が具体化されたりします。

このワークショップの際にも、みなさんのカードが集まって、いくつもの解決方法がアイデアとして出てきました。アイデアとしてまとまったものが、桃色のカードになっています。

■2月のワークショップでアイデアを検討するみなさん
2月のワークショップでアイデアを検討するみなさん

2月のトライアルでは、カードをまとめてアイデアを出したところでワークショップ終了となりました。

今回半年間にわたって開催される「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」では、それをカード合わせのアイデアで終わらせず、具体化・事業化していくことを前提としています。
アイデアの内容によっては行政に働きかけるケースもあれば、小規模なビジネスとして事業化していくものもあるかもしれません。そういった具体化のプロセスは「どうしたらよいかわからない」ケースが多いと思いますが、そこにエンパブリックの広石氏の助言を活用していく、というわけです。

なお参加にあたっては、ワークショップの中で具体化した案を、必ず自分が実践をしていかなければならないというわけではありません。会社にお勤めの方など時間に限りのある方も多いでしょうし、アイデアを皆さんで考えることができる方であればOKです。アイデアを出していただいて、実践はそれができる方を中心にしていく、ということもありえます。

地域の中で「こうだったら良いな」と感じる部分は誰しもあると思いますし、それをさまざまな立場の方と一緒に話し合ってみるというのは、なかなか興味深い体験かと思います。

それぞれ定員と締切がありますので、関心をお持ちの方はお早めにお申し込みください。
第一部のお申し込みは、今週末5月24日(金)までとなっています。

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2012/1/20エントリ 武蔵小杉で読書会を。「こすぎナイトキャンパス」
2012/9/18エントリ 「こすぎナイトキャンパス」特別版「武蔵小杉Walkerで地元を語る会」を2012年9月24日開催
2012/10/3エントリ 「武蔵小杉Walker」中原ブックランドに再入荷、初回3,000部入荷の住吉書房も700部追加発注
2012/11/5エントリ NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの「ちょっと小さな交流会」11月9日開催、「こすぎナイトキャンパス」11月12日開催
2012/12/6エントリ 「こすぎナイトキャンパス特別版:七味五悦三会を語る会」12月10日(月)開催、「ちょっと小さな交流会」14日(金)開催
2013/1/19エントリ NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントが、 「『まち・ひと・しごと』をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」を開催

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2013年
05月19日

「2013富士通川崎工場春まつり」レポート

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本日、「2013富士通川崎工場春まつり」が開催されました。
心配されていた天候もなんとかもちまして、周辺地域の多くの方が来場されました。

■「2013富士通川崎工場春まつり」入口
「2013富士通川崎工場春まつり」入口

富士通川崎工場は、JR武蔵小杉駅の北口に広大な敷地を有しています。正門にはお馴染みのアーチが掲げられ、10時からの開催時間にはここから多くの方が会場内に吸い込まれていきました。

■南側広場のふあふあ
南側広場のふあふあ

今回は、これまでメインステージを配置していた本館ビルの北側が、来たるべき富士通川崎工場再開発計画のために封鎖されています。そのためメインステージが本館ビル南側の前庭に設置され、玉突きで毎年前庭に設置されていた「ふあふあ」が最南端の角地の広場に移されていました。

「ふあふあ」は毎年たいへんな行列になっていたのですが、今年は正門からの導線から外れたこともあってか、比較的利用しやすい状況になっていました。

■川崎フロンターレの「ふろん太くん」
川崎フロンターレの「ふろん太くん」

■富士通レッドウェーブのマスコット「レッディ」
富士通レッドウェーブのマスコット「レッディ」

正門をくぐった先の前庭では、富士通関連のマスコットキャラクターたちが出迎えてくれました。写真は富士通がスポンサーの川崎フロンターレから「ふろん太くん」と、富士通女子バスケットボール部・レッドウェーブの「レッディ」です。

なお、富士通陸上競技部からは、サプライズゲストとして柏原竜二選手も来場していたようです。かつて箱根駅伝・5区で東洋大の「山の神」として知られた選手ですね。

■柏原竜二選手Twitterによる参加報告
https://twitter.com/kashi0713/status/335997403247304704

■消防車撮影会
消防車撮影会

消防車撮影会

こちらは各地で人気の、川崎市消防局による「消防車撮影会」です。消防士のユニフォームを着て、消防車と一緒に撮影をすることができます。

会場では消防車のほか、神奈川県警によるパトカーや白バイに乗っての撮影会も開催されていました。

■前庭の出店
前庭の出店

本イベントでは、毎年たくさんの出店が敷地内に並びます。
前庭のメインストリートに並んでいたのは、東北地方の物産を売るお店でした。先代銘菓「萩の月」なども売っていました。

■東日本大震災復興支援カンパ箱
東日本大震災復興支援カンパ箱

本イベントの会場には、富士通労使共同の「東日本大震災復興支援カンパ箱」が置かれていました。これは震災遺児・孤児の皆さんを支援する活動に寄付されるということです。

■手話部の皆さん
手話部の皆さん

そして本サイトでもお馴染み、手話部の皆さんです。
今回は小柄な、女性らしき帝国軍の兵士がいらっしゃいますね。毎年、完成度の高いコスプレを楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

■手話教室
手話教室

手話部の催しはもちろんコスプレだけではありませんで、手話部の方が名前を表す指文字や、基本的な挨拶などを教えてくれます。
手話を覚えることができたら、バルーンアートをもらうことができます。身近なイベントで、どんなきっかけてあってもまずは手話の存在を知ってもらうことを目的に置いたものと思います。

■マグロの解体ショー
マグロの解体ショー

こちらもお馴染み、富士通川崎工場春まつり名物のマグロの解体ショーです。銀色に輝くマグロが綺麗ですね。この場でマグロをさばいて、マグロ丼として販売をしていました。

それにしても、4月7日に荒天中止になった際のマグロはどうなったか、ふと気になりました。
今回のマグロは、またあらためて購入されたのでしょうね。

■富士通のスーパーコンピュータ
富士通のスーパーコンピュータ

富士通川崎工場春まつりでは、本館ビル地下1階の展示室も一般開放されています。今回は、この展示室を初めて訪れてみました。

階段を下りて最初に目に入ったのは、こちらの富士通のスーパーコンピュータです。富士通といえば、世界一になったスーパーコンピュータ「京」をつくりあげたことでも有名でしたね。

■富士通 スーパーコンピュータ「京」
http://jp.fujitsu.com/about/tech/k/

■地下1階の展示室
地下1階の展示室

■鉄道シミュレーター
鉄道シミュレーター

展示室では、富士通が製作した鉄道シミュレーターも体験できるようになっていました。こちらは大人気で、かなりの順番待ちになっていました。

■開業当初の富士通川崎工場
開業当時の富士通川崎工場

地下1階には、最新テクノロジーの紹介だけでなく、富士通の創業当初からの歴史を紹介するコーナーも設けられていました。

■富士通の3号電話機
富士型3号電話機

こちらは、「富士3号電話機」です。
富士通が旧商号である「富士通信機製造株式会社」であったころの電話機で、たいへんレトロですね。いまだに電話を表現するピクトはこのような形の電話機を元にした絵柄になっていますが、この形は見かけなくなって久しいです。

■リレー式計算機
リレー式計算機

■親指シフトのワードプロセッサ
親指シフトのワードプロセッサ

親指シフトのワードプロセッサ

その他、リレー式計算機から初代ワープロ、パーソナルコンピュータの発達の歴史を追うことができる展示がありまして、こちらも興味深く見ることができました。

■海底ケーブル
海底ケーブル

続いてこちらは、富士通による海底光ケーブルです。このケーブルが、世界の通信を支えています。

■海底の水圧で潰されたカップラーメンの容器
海底の水圧で潰されたカップラーメンの容器

これは、参考として水深8,000mでの水圧の強さを示したものです。
光ケーブルを通す海底では、このようにたいへん強い水圧を受けることになり、ケーブルもそれに応じた強度が必要になるというわけです。

■本館20階からの眺望
本館20階からの眺望

さて、例年通り本イベントでは本館20階の一部が開放され、高さ100mからの眺望を楽しむことができました。まずこちらは、南側の窓から外を眺めたものです。真南に武蔵中原駅、東方面には武蔵小杉の高層ビル群が見えます。

■武蔵小杉方面
武蔵小杉方面

本日は比較的天候も良く、武蔵小杉の高層ビル群はもちろん、横浜市のランドマークタワーや新横浜プリンスホテルなどの姿も確認することができました。

■北側の富士通川崎工場の敷地
北側の富士通川崎工場の敷地

また、北側の窓からは、富士通川崎工場の広大な敷地を確認することができました。写真の緑色の芝生部分が、従来メインステージが置かれていた区域です。

この本館北側には、今後新しい研究棟が建設される予定です。

■前庭の抽選会場
前庭の抽選会場

大抽選会

イベントも終盤にさしかかった13時過ぎ、前庭で恒例の大抽選会が行われました。富士通の「ARROWS Tab Wi-Fi」をはじめとする各種製品が、入場時に渡される番号に基づいて当たるというものです。

ナンバリングの数からすると1万3,000人以上は来場があったようで、抽選も例年に引き続き高倍率となったようです。

今回の「2013富士通川崎工場春まつり」は、当初日程の延期により、5月19日に開催されることがどの程度周辺地域の皆様へと周知できていたのか、個人的には勝手ながら心配も感じておりました。
実際にふたを開けてみると、例年より多少すいていたような気もいたしますが、各所とも概して盛況だったのではないでしょうか。それだけ、地域の皆さんが本イベントを楽しみにされていたということではないかと思いますl。

まだまだご紹介できていない催しもありますので、また来年楽しみにしております。
富士通川崎工場の皆様、ありがとうございました。

■富士通川崎工場本館ビル
富士通川崎工場本館ビル

2008/4/8エントリ 「2008富士通春まつり」レポート
2009/4/6エントリ 「2009富士通春まつり」レポート
2010/4/4エントリ 「2010富士通春まつり」レポート
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2012/4/1エントリ 「2012富士通川崎工場春まつり」レポート
2013/4/6エントリ 4月7日(日)「2013富士通川崎工場春まつり」が荒天予報のため中止、「こすぎ名物花見市」は決行
2013/5/16エントリ 「2013富士通川崎工場春まつり」が5月19日(日)開催決定

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2013年
05月18日

武蔵小杉タワープレイス前の倒木事故を受け、川崎市が街路樹剪定作業を実施

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2013年5月7日に、武蔵小杉タワープレイス前の街路樹(12mのケヤキ)が倒れる事故が発生しました。その後の川崎市の調査により、倒れた街路樹は幹の部分が腐っていたことが報告されました。
また川崎市は南武沿線道路の街路樹89本についても調査を行い、その結果2本に幹枯れが見られることがわかっています。2013/5/10エントリにおいて、川崎市としてはとりあえず枝を切って負担を軽くし、状態が悪い場合には植え替えを検討する方針であることをお伝えしていたところです。

これに従い、5月17日に武蔵小杉タワープレイス前において、街路樹の枝を切る作業が行われていました。

■武蔵小杉タワープレイス前の街路樹剪定作業
武蔵小杉タワープレイス前の街路樹剪定作業

武蔵小杉タワープレイス前の街路樹剪定作業

武蔵小杉タワープレイス前の街路樹は15m前後と背が高いですので、枝切りにあたってはこのような高所作業車が使われていました。黄色いアームが自在に動いて、作業員の肩の手によって各所の枝が次々に切られていきます。

■枝を落として、受け止める
枝を落として受け止める

高所作業車の上で枝を切っていくと、作業員の方の手元にすぐに枝がいっぱいになってしまいます。
そこで切った枝は順次下に落としていくことになります。下の南武沿線道路の車線がひとつ封鎖され、落下する枝を受け止める役割の方がひとり配置されていました。

■封鎖された車線
封鎖された車線

■街路樹と武蔵小杉タワープレイス
街路樹と武蔵小杉タワープレイス

この武蔵小杉タワープレイス前は、かねてからたいへん風が強いという意見が聞かれます。今回の街路樹の剪定作業によって、多少なりとも防風効果が弱まったりはしないものか、少々心配な面もありますね。
ただまた倒木が発生することだけは避けなければいけないですし、応急的な危険回避としてはやむを得ないところでしょうか。

当該地区においては現在追加の植樹作業も行われているところですが、今後の長期的な取り組みについても気になるところです。

【関連リンク】
(武蔵小杉タワープレイス関連)
2009/9/15エントリ 武蔵小杉タワープレイスの窓掃除
2010/1/17エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」
2011/10/26エントリ 武蔵小杉タワープレイスの駐輪場がオープン
2012/9/4エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「北海道」「タウンハウジング」オープン
2013/2/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの「手作り年賀状展」2013

(小杉町2丁目開発計画関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/8/27エントリ 旧新日本石油社宅跡地にコンベンション施設整備で川崎市と事業者が合意、2016年度完成へ
2011/8/30エントリ 旧新日本石油社宅再開発は180m級タワーマンション2棟に、低層部商業施設がエルシィ跡地とデッキ接続へ
2011/10/18エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地の180mツインタワーは54階建て・1,280戸規模に
2011/10/22エントリ (仮称)小杉町2丁目開発計画のフロアマップとイメージ図
2012/4/27エントリ JX日鉱日石エネルギー社宅跡地ツインタワーの低層部フロアマップ詳細が判明、保育所も入居へ
2012/5/18エントリ 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の条例環境影響評価準備書説明会
2012/5/28エントリ 「小杉町2丁目地区」の都市計画素案説明会を開催、6月3日(日)にも中原区役所で追加開催へ
2012/11/27エントリ 川崎市まちづくり局が「小杉町2丁目地区開発計画に関する説明会」を2012年12月1日(土)に開催
2013/3/31エントリ 「小杉町2丁目開発計画」のJX日鉱日石エネルギー社宅が退去完了、空家への防犯対策を実施へ
2013/4/20エントリ 武蔵小杉タワープレイス周辺で川崎市が追加風害対策実施を決定、防風植栽を追加へ
2013/5/7エントリ 武蔵小杉タワープレイス前の街路樹が倒れ、南武沿線道路が一時不通に
2013/5/10エントリ 武蔵小杉タワープレイスの街路樹倒木後、川崎市が南武沿線道路の街路樹を調査

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2013年
05月17日

府中街道のショットバー「MOGA」が、日中にコワーキングスペース「YOU+」として営業中

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府中街道のショットバー「MOGA」が、4月より日中にコワーキングスペース「You+」として営業をしています。

■府中街道のショットバー「MOGA」
府中街道のショットバー「MOGA」

「MOGA」については、2012/11/12エントリでご紹介しておりました。18:00スタートで曜日により26:00、28:00まで深夜営業していまして、落ち着いた雰囲気でお酒を楽しむお店です。
朝から夕方までは「MOGA」は閉まっている状態でしたが、その空き時間を活用して「You+」が営業をしています。

■「You+」ウェブサイト
http://you-plus.biz/

コワーキングとは、「You+」のウェブサイトにもある通り、事務所スペースを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルのことです。そうした共有スペースを「コワーキングスペース」といい、最近各地で増えてきているようです。

「You+」ではドリンクもありますのでカフェのようでもありますが、「飲食」を主目的とするカフェとは異なり、ある程度の時間、PCや資料などを広げて作業をしたり、打ち合わせをしたりすることを前提としています。

■コワーキングスペース「You+」の看板
コワーキングスペース「You+」の看板

コワーキングスペース「You+」は、営業時間8:30~16:30、水曜日定休日です。「MOGA」と入れ替わりに営業する形になります。
登録不要・入会金なしで、2時間まで500円、1日1,000円(ワンドリンクオーダー制)で利用できます。その他プランもいくつかありますので、詳細は前掲の公式ウェブサイトをご参照ください。1時間以内の利用であればワンドリンク450円のみで利用もできるようですので、お店の方にご相談ください。

無線LANと電源も利用でき、ノートPC等を持ち込んで作業が可能です。最近ではカフェでも増えてきましたね。その他無線LANを介してプリンター(モノクロ10円・カラー50円)、スキャナ(無料)を利用することができます。

なお、「You+」では、IT系の方が集まっての勉強会など専門的なイベントも開催されています。多くのコワーキングスペースでは、こういった勉強会や同業種・異業種間でのネットワークの構築も盛んなようです。
またコアな利用だけでなく、「ちょっとゆっくりお茶を飲みたい」「なんとなく落ち着いて本を読みたい」など、いわゆる「ワーキング」でなくてもさまざまな用途で利用可能です。

■「MOGA」の店内
「MOGA」の店内

「MOGA」の店内は、写真のカウンター席のほか、4人掛けのテーブル席が3つあります。スペースとしては十分かと思います。(写真は夜の「MOGA」営業時のものです。)

       ※       ※       ※

そういえば、2012/7/17エントリでは、法政通り商店街の「ちからこぶ」においても、午前中の時間にワッフルのお店「YUKI」が営業していることをご紹介しました。
遅くまで営業されている飲み屋さんですと日中が空きスペースになりますので、そこを有効活用しようという試みはなかなか良いと思います。

■「YOU+」の店舗情報
○所在地:神奈川県川崎市中原区市ノ坪449
○営業時間:8:30~16:30
○定休日:水曜日
○URL:http://you-plus.biz/

○FB:http://www.facebook.com/coworkingspaceyouplus
○Twitter:https://twitter.com/YouPlusBiz

■「MOGA」の店舗情報
○所在地:神奈川県川崎市中原区市ノ坪449
○営業時間:月~木、日・祝18:00~26:00、金・土18:00~27:00
○定休日:なし

○URL:http://www.bar-moga.com/home.html

■「YOU+」「MOGA」のマップ
「YOU+」「MOGA」のマップ

【関連リンク】
2012/7/17エントリ 法政通り商店街「ちからこぶ」店舗で「Yuki」が午前中スコーンを販売
2012/11/12エントリ 「コスギフェスタ2012」、祭りのあとに…府中街道のショットバー「MOGA

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2013年
05月16日

「2013富士通川崎工場春まつり」が5月19日(日)開催決定

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当初2013年4月7日に予定され、荒天のため中止になった「2013富士通川崎工場春まつり」が、今週末、5月19日(日)にあらためて開催されることになりました。

■富士通 地域貢献活動 2013富士通川崎工場春まつり
http://jp.fujitsu.com/about/csr/community/
society/events/springfestival20130407.html


■「2013富士通川崎工場春まつり」開催概要
▼日時:2013年5月19日(日)10:00~15:00
 ※雨天開催。ただしイベント内容の一部が変更されます。
▼会場:富士通川崎工場(JR武蔵中原駅前)
▼主催:富士通川崎工場(総務部) 富士通労働組合R&D支部

▼プログラム:
<屋内ステージ>
民謡部/合唱部コンサート など

<前庭ステージ>
和太鼓演奏
吹奏楽演奏
獣電戦隊キョウリュウジャーショー
大抽選会 など

<川崎工場敷地内>
マグロの解体ショー
肥料配布

<体育館内>
スポーツで健やかに!主に富士通川崎総合体育館にて開催いたします。
子どもチア教室フ
ラッグフットボール教室
ランニング教室
バスケットボール教室 など


■「2012富士通川崎工場春まつり」ゲート
「2012富士通川崎工場春まつり」ゲート

富士通のウェブサイトには、例年の詳細プログラムが今のところ掲載されていません。大まかな内容のみが紹介されていますが、それを見る限り、基本的に内容は変わらないように思います。

■子どもチア教室
子どもチア教室

■マグロの解体ショー
マグロの解体ショー

■富士通春まつり大抽選会
富士通春まつり大抽選会

子どもチア教室、マグロの解体ショー、大抽選会
など、これまでにもご紹介してきたおなじみのプログラムが並んでいますね。

今回は「2013富士通川崎工場春まつり」が開催されること自体をご存じない方が多いのではないかと思います。例年より、各種催しの競争率が低いかもしれません。
ただ心配なのは天候で、今のところ雨天の可能性が高いようです。雨天決行ですが、その場合一部プログラムが変更されますので、あらかじめご了解くださいませ。

本イベントを毎年楽しみにされている方は多いですから、まずは開催されることになってよかったと思います。

■本館20階から見る武蔵中原駅方面
本館20階から見る武蔵中原駅方面

【関連リンク】
2008/4/8エントリ 「2008富士通春まつり」レポート
2009/4/6エントリ 「2009富士通春まつり」レポート
2010/4/4エントリ 「2010富士通春まつり」レポート
2011/3/16エントリ 「2011富士通春まつり」が開催中止
2012/4/1エントリ 「2012富士通川崎工場春まつり」レポート
2013/4/6エントリ 4月7日(日)「2013富士通川崎工場春まつり」が荒天予報のため中止、「こすぎ名物花見市」は決行

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2013年
05月15日

中原区役所の雨水貯水タンクと、「うすい☆たまるちゃん」

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中原区役所の片隅に、雨水貯水タンクが設置されています。
これは2008年11月に設置されたもので、中原区役所内の花壇の水遣り等に活用されています。

■中原区ウェブサイト 中原区の環境への取り組み
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/category/97-10-5-0-0-0-0-0-0-0.html

■中原区役所の雨水貯水タンク
中原区役所の雨水貯水タンク

中原区役所の雨水貯水タンク

中原区役所の雨水貯水タンクは、区役所の南側、2011/5/3エントリでご紹介した八百八橋の石橋ベンチの近くにあります。
この雨水貯水タンクには500リットルの雨水を貯めることができまして、中原区役所のサイトによると、一般的な家庭の浴槽で2杯分に相当するようです。
花壇の水遣りに使用するとなると、けっこう使いでがあるのではないでしょうか。

■雨水を運ぶパイプ
雨水を運ぶパイプ

雨水貯水タンクの上を見ると、隣接する建物の上部から、雨水を運ぶパイプが伸びていました。
タンク自体の上部では雨水収集能力が限られますので、より面積の広い建物の屋根で集めた雨水をタンクに運ぶようになっているのでしょう。

■うすい☆たまるちゃん
うすい☆たまるちゃん

そして雨水貯水タンクに描かれていたのは・・・、中原区のキャラクター、「うすい☆たまるちゃん」です。
中原区のエコ系キャラクターといえばロジーちゃんなどが定番ですが、この雨水貯水タンクだけのためにピンで登場しているわけで、雨水貯水にかける中原区の意気込みが伝わってまいります。

■「緑のカーテン」のロジーちゃん(中央)
「緑のカーテン」のロジーちゃん(中央)

■中原区役所 ゴーヤーの種を配布します
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000048100.html

そろそろだいぶ暑くなってまいりまして、「緑のカーテン」を作るためのゴーヤーの種の配布も5月16日(木)、20日(月)に中原区役所で行われます。
ゴーヤーの栽培にあたっても、今回ご紹介した雨水貯水タンクが活躍することになりますし、とりわけ夏場の水遣りには欠かせない存在になるのでしょうね。

【関連リンク】
2007/7/31エントリ 中原区役所のデュエットホン
2008/3/12エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇
2008/3/15エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇・解答編
2008/12/13エントリ 中原区役所の武蔵小杉再開発模型
2009/5/11エントリ 公園井戸端会議と、オリーブの木
2009/8/26エントリ 中原区役所のゴーヤー
2009/11/13エントリ 中原区の休日急患診療所
2009/12/8エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行委員会」
2009/12/19エントリ 中原区役所の猫「ミーコ」
2010/5/23エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート:(番外編)「中原区役所の八百八橋」
2010/6/14エントリ 中原区環境“楽習会”レポート
2010/6/17エントリ 中原区役所のゴーヤーの花
2010/7/8エントリ 中原区役所のゴーヤーの実
2010/7/16エントリ 中原区役所の区民デザイン花壇・2010夏
2010/8/11エントリ 中原区役所の「緑のカーテン」完成
2010/8/29エントリ 中原区エコカフェ開催
2010/9/27エントリ 中原区役所の猫、その後
2011/1/21エントリ 中原区役所にドラえもん現る
2011/5/3エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(番外編):「中原区役所の八百八橋」の看板設置と石橋ベンチ
2011/6/20エントリ 中原区役所の花植え体験花壇と、被災者の皆様へのメッセージ

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2013年
05月14日

二ヶ領用水のカルガモ親子2013

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2008/5/21エントリにおいて、二ヶ領用水のカルガモ親子の姿をご紹介したことがあります。この時期には二ヶ領用水や江川せせらぎ遊歩道などの名物となっており、毎年楽しみにしていらっしゃる方も多いようです。

あれから5年ぶりに、二ヶ領用水でカルガモ親子の姿を見かけることができました。

■二ヶ領用水のカルガモ親子
二ヶ領用水のカルガモ親子

カルガモ親子の姿が見られたのは、二ヶ領用水と東急線の交点付近で、東住吉小学校のグラウンドやすみれ保育園と隣接しているエリアです。
その二ヶ領用水の水面で、お母さんカルガモの周りを子どもたちが囲んでいました。

■10羽の子ガモたち
10羽の子ガモたち

子ガモたちを数えると…、全部で10羽いました。

■草陰に入ってみたり
草陰に入ってみたり

■窪みに入ってみたり
窪みに入ってみたり

子ガモたちは水辺の草陰に入ってみたり、岸の窪みに入ってみたりと、元気に動き回っていました。お母さんカルガモは、そばで子ガモたちを見守っています。

■あたたかい日差しの中で
あたたかい日差しの中で

もうすっかり暖かくなりましたので、子育てには適した季節ですね。
春の日差しに照らされて、カルガモ親子たちは二ヶ領用水を上流へと泳いでいました。

■二ヶ領用水のカルガモ親子動画(Youtube)


なお、今回もカルガモ親子の様子をYoutube動画にアップいたしましたので、こちらもどうぞご覧ください。子ガモたちが一生懸命泳ぐ姿がかわいいです。
見ていると、ときどき子ガモが1羽だけ離れたところに流されてしまうことがあるのですが、そうした時には別の子ガモが1羽くらい追いかけていく姿が見られます。固まって身を守ろうとする習性なのかどうかわかりませんが、それもまた微笑ましく思います。

これから子ガモたちが元気に育っていくのが楽しみですね。

■カルガモの姿が見られた二ヶ領用水(東住吉小学校付近)
カルガモ親子の姿が見られた二ヶ領用水(東住吉小学校付近)

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 二ヶ領用水
2008/5/21エントリ 二ヶ領用水のカルガモ親子

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2013年
05月13日

「JAセレサ川崎小杉支店」が2013年6月24日に小杉町3丁目中央地区再開発ビルに移転オープンへ

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小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の工事が進み、イトーヨーカドー側の商業施設棟・賃貸住宅棟「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」が完成に近づいてきました。小杉町3丁目中央地区の商業施設には、従来から当該地区内で営業をしていた店舗の一部が入居する予定です。
このたびその第一号として、2013年6月24日(月)に「JAセレサ川崎小杉支店」が新店舗でオープンすることになりました。

■「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」
「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」

■「JAセレサ川崎小杉支店」オープン予定地
「JAセレサ川崎小杉支店」オープン予定地

「JAセレサ川崎小杉支店」がオープンするのは、「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」の低層部にあたる部分です。先日、1階壁面に「JA」のロゴが設置されました。

■「JAセレサ川崎小杉支店」のオープン告知
「JAセレサ川崎小杉支店」のオープン告知

■同支店のイメージパース
同支店のイメージパース

小杉町3丁目中央地区の仮囲いには、「JAセレサ小杉支店」のオープン告知が掲示されました。この告知には、同支店のイメージパースも掲載されています。

当初はオープニングキャンペーンも実施されるようですね。

■小杉町3丁目中央地区のイトーヨーカドー側商業・業務施設
小杉町3丁目中央地区のイトーヨーカドー側商業・業務施設

小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業では、イトーヨーカドー側と南武線側にそれぞれ商業・業務施設が建設されます。
そのうちイトーヨーカドー側の商業施設が完成間近となっていまして、JAセレサ川崎に続いて、こちらにもテナントが入ってくる形になります。

■JAセレサ川崎小杉支店の旧店舗
JAセレサ川崎小杉支店の概要

南武線寄りの敷地には、JAセレサ川崎小杉支店の旧店舗がまだ営業中で残っています。6月24日(月)に新店舗に移転することで、この建物が新たに解体可能になるわけです。
小杉町3丁目中央地区では、このように既存店舗の営業を最大限維持しつつ、順次移転をすることで再開発工事を進めていく計画です。

「餃子の王将」前のケイアイビルの店舗や仮設店舗の「アイリッシュバー マッキャンズ」「かどや」なども、今後移転をしていくことになります。

【関連リンク】
JAセレサ川崎 ウェブサイト
ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉 物件サイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 中央地区
2010/6/25エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉
2010/12/4エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体開始
2011/1/5エントリ 小杉町3丁目中央地区のKJメゾン武蔵小杉の解体進捗
2011/6/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体進捗とエコジョーズ採用
2011/1/19エントリ 小杉町3丁目中央地区に仮設店舗建設、「かどや」は仮設営業後再開発ビル入居へ
2011/5/6エントリ 「アイリッシュバー マッキャンズ」本日仮設店舗で本オープン
2014/8/14エントリ 小杉町3丁目中央地区「プラウドタワー武蔵小杉」発表
2012/10/15エントリ 小杉町3丁目中央地区のへーベルプラザ武蔵小杉移転と、プラウドタワー躯体立ち上がり
2012/11/26エントリ 「味奈登庵武蔵小杉店」がへーベルプラザ跡地に店舗拡張
2013/5/1エントリ 小杉町3丁目中央地区の「ケイジェイ・レジデンス武蔵小杉」が2013年6月より賃貸募集開始へ

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2013年
05月12日

「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」イベントレポート

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本日、旧中原図書館の謝恩イベント「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」の第1日目が開催されました。
第1日目ではおはなし会のほか、中原区の郷土史研究家による講演、旧中原図書館の壁面を利用したお絵描きなどが行われました。

■旧中原図書館
旧中原図書館

旧中原図書館は、2013年2月28日をもって閉館し、2013年4月2日にエクラスタワー武蔵小杉の5階・6階に新たに開館しました。新中原図書館は最新の設備を擁し、従来に比べてたいへん利用者が増加しています。
一方、旧中原図書館は「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」により今後取り壊しが予定されています。本イベントは、その建物を利用したお別れ会でもあります。

■旧中原図書館壁面を使ったお絵描き
旧中原図書館壁面を使ったお絵描き

旧中原図書館壁面を利用したお絵描き

旧中原図書館壁面を利用したお絵描き

本日は午前中におはなし会、午後に郷土史研究家による講演が行われたのち、旧中原図書館の壁面を利用したお絵描きイベントが行われました。

■用意されたペンキ
用意されたペンキ

今回のお絵描きイベントのために、ご覧の通り色とりどりのペンキが用意されました。これらのペンキは、一般社団法人川崎塗装業協会の協力により提供されたものです。

■図書館の柱の絵
図書館の柱の絵

こちらは、かつて図書館の貸出・返却窓口があったカウンター前の柱です。柱の全面に、所狭しとカラフルな絵が描かれました。
「2013年5月12日(日) さようなら中原図書館」というメッセージが見えますね。

■多摩川と丸子橋
多摩川と丸子橋

柱の絵をよく見てみると、多摩川と丸子橋、武蔵小杉のタワーマンションなどが描かれていました。

■多摩川と丸子橋、電波塔
多摩川と丸子橋、電波塔

こちらも多摩川と丸子橋ですね。
絵の左端に、「でんぱとう」が描かれています。
電波塔は、多摩川沿いの大田区側(沼部)にある水色の塔で、中原区からもよく見えます。本ブログでも、2011/1/9エントリでご紹介したことがあります。

■沼部の電波塔(ご参考)
沼部の電波塔(ご参考)

電波塔は写真でご覧になると、ご記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■ガラス面のドラえもん
ガラス面のドラえもん

壁面には、アンパンマンなど子ども向けのキャラクターが多く見受けられました。
こちらはガラス面一杯に、ドラえもんの顔が並んでいます。

■「本だいすき Thank you」
「本だいすき Thank you」

■「Good Bye & Thank you」
「Good bye & Thank You」

■「図書館バイバイ ありがとう」
「図書館バイバイ ありがとう」

■「ありがとう 想憶 中原図書館 さようなら」
「ありがとう 想憶 中原図書館 さようなら」

また、お絵描きとあわせて、旧中原図書館への感謝とお別れを告げるメッセージも各所に描かれました。
こうしたメッセージは、子どもたちに加えて、大人の方もそれぞれの思いをこめて筆をとっていました。

■空になった書架
空になった書架

なお、本日は旧中原図書館の空になった書架を見ることができました。
当然ですが、すでに蔵書はすべて移動しています。

「さよなら・ありがとう!旧中原図書館」では、本日に加えて18日(土)にも「旧図書館探検隊」として、以前は見られなかった図書館の裏側を探検するイベントが開催されます。
関心ある方は次回18日12:00~、13:30~の回(それぞれおはなし会終了後)にどうぞご参加ください。

■展覧会「元・杉・丸宣言」
展覧会「元・杉・丸宣言」

また本イベントでは、旧中原図書館別館において展覧会「元・杉・丸宣言」も開催されています。

■旧中原図書館別館階段の展示
旧中原図書館別館階段の展示

こちらは、旧中原図書館別館の階段です。この階段が、展示スペースとして活用されています。

■多摩川と沿岸の風景
多摩川と沿岸の風景

この場所の展示では、階段の壁面に水色の線が引かれ、それが多摩川に見立てられています。その両側に、多摩川沿いの風景写真が多数展示されていました。

■どんと焼き
どんと焼き

■ガス橋からの丸子橋方面
ガス橋からの丸子橋方面

■キヤノン前の桜並木
キヤノン前の桜並木

多摩川沿いのさまざまな表情が切り取られていて、いずれの写真も見ていて楽しかったです。
先程のお絵描きイベントで丸子橋の絵が多かったのは、この展示に触発されていたのかもしれません。

■建築デザインの展示


■小杉御殿町の住宅模型
小杉御殿町の住宅模型

この「元・杉・丸宣言」は、武蔵小杉・元住吉・新丸子在住・在勤の建築家・デザイナー・ジャーナリストなどの方によるグループが主催されています。
周辺地域のものづくりとまちづくりをデザインの視点から提案、実行し、魅力的な生活環境にしていくことをグループの目的としているそうです。

2階の展示室では、メンバーの方の作品の模型が展示されていました。

       ※       ※       ※

さて、「さよなら・ありがとう!中原図書館」は、本日に加えて18日(土)、19日(日)も引き続き開催されます。

■「さよなら・ありがとう!旧中原図書館-元・杉・丸宣言-」のイベント概要

<企画① ぼくらの街 むかしの・これからの「元・杉・丸」>※終了
▼日時:
2013年5月12日(日)13:00~15:30
▼対象年齢:10歳~15歳
▼内容:
(1)武蔵小杉の昔と未来を知ろう
羽田猛先生と地元に詳しい方々から、武蔵小杉の昔の話と未来の話を聞きましょう!
(講師 羽田猛先生)
1934年生まれ。中原区の市立小学校に赴任したのが縁で中原街道に興味を持ち、川崎市内の郷土史を研究。写真撮影、取材などを開始し、ライフワークとする。著書:「写真で見る中原街道」ほか多数


(2)図書館の壁に未来の街を自由に描こう!※終了
図書館の壁に、未来の小杉の街を自由に思い切って描いちゃおう!
※ペンキを使用する予定です。汚れても良い服装でご参加ください。


<企画② おはなし会>
▼日時:5月12日(日)および18日(土) ※時間は下記の通り
▼対象年齢:3歳~8歳
▼内容:
○12日(日) ※終了
11:00~11:30 ナレーター おはなしくまさん
11:30~12:00 ナレーター メリーポピンズ

○18日(土)
11:00~11:30 ナレーター ジェリービーンズ
11:30~12:00 ナレーター おはなしもり
13:00~13:30 ナレーター おはなしの小箱 
※小学校高学年

<企画③ 旧図書館探検隊>
▼日時:5月12日(日)12:00~※終了 18日(土)12:00~、13:30~
   
※おはなし会終了後にスタートします。
▼内容:
今まで見ることができなかった旧図書館の裏側を探検しましょう!

<企画④ 「元・杉・丸」クリエイト展>
▼日時:5月12日(日)※終了18日(土) 11:00~18:00 19日(日)11:00~15:00
▼内容:
中原区の建築家、デザイナー、企業が作品を展示。東地区再開発事業の展示も!


お絵描きイベントは終了してしまいましたが、皆さんが描いた絵は来週土日も見ることができます。またおはなし会や旧図書館探検隊、「元・杉・丸宣言」展覧会も開催されますので、この機会に旧図書館にお別れをしてみてはいかがでしょうか。

■「さよなら・ありがとう!旧中原図書館-元・杉・丸宣言-」の案内
「さよなら・ありがとう!旧中原図書館-元・杉・丸宣言-」の案内

【関連リンク】
川崎市立図書館 ウェブサイト
2008/3/9エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」
2008/3/22エントリ 中原図書館講演会「岡本太郎の見た日本」レポート
2008/8/21エントリ 中原図書館の「夏休み映画会」
2009/7/23エントリ 中原図書館の食事スペースと階段席
2009/11/12エントリ 川崎フロンターレと本を読もう!
2012/4/4エントリ 東日本大震災被災3県4紙による合同プロジェクト紙面を中原図書館で配布
2012/9/21エントリ 中原図書館が2013年1月4日より移転のため長期休館へ
2012/10/12エントリ 中原図書館の鯉と亀が2012年10月17日(水)に市内の小中学校等にお引越し
2012/11/30エントリ 「さようなら中原図書館 ほんのもり」が2012年12月2日(日)開催
2012/12/2エントリ 「さようなら中原図書館 ほんのもり」開催レポート
2012/12/26エントリ 新中原図書館の概要:開館時間を21時まで延長、各施設を拡充
2012/12/29エントリ 中原図書館休館:臨時窓口を1月12日から2月28日まで設置、予約による図書貸出を実施
2013/3/22エントリ エクラスタワー武蔵小杉の、新中原図書館の看板設置工事
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/4/2エントリ 新「中原図書館」開館レポート
2013/5/3エントリ 「さようなら・ありがとう!旧中原図書館」を2013年5月12・18・19日開催、旧図書館での壁面ペイントや裏側探検などを企画

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