earthquake:法律家なりの被災支援
近畿弁護士会連合会の編集にかかる『地震に伴う法律問題Ｑ＆Ａ』は、阪神大震災の際の知見を集約している。
長らく品切れだったが、今回、増刷するのではなく、出版元の商事法務HPで、フリーに公開された。
中のPDFを開くと、まさしく応急的にやりましたというオーラが全開である。
最近流行りの裁断で高速スキャンすることなく、本のコピーを取るみたいに手作業で１ページ１ページ、スキャナの蓋で押さえてスキャンしたようである。
著作権者の英断も素晴らしいが、その手作業をやった人も凄い。
追記：コメント欄で教えていただいた追加情報。
関弁連（関西ではなく関東）の編集にかかる平成１８年の災害時法律相談Q&Aが、新日本法規のHPで無料公開されている。
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コメント
この商事法務のＱ＆Ａは、近弁連が平成７年に作成したものです。ゲラは、震災から９日目に完成した伝説の作品です。
これをもとに平成１８年に関弁連が編集した事実上の改訂版が、関弁連編『Ｑ＆Ａ災害時の法律実務ハンドブック』（Ｈ１８、新日本法規）で、これも無料公開されました（http://bit.ly/fm1iGu）。
なお、今回の震災を受けて、同書も改訂作業中で、６月ころ出版予定とのことです。
投稿: on twitter @smmtats | 2011/03/26 14:16