Matimulog

石原都知事の見解だと、成人年齢の引き上げを検討しないといけないかもしれませんね。

　成人年齢が１８歳になったら、児童ポルノ買春禁止法は、児童＝未成年となりますから、未成年ポルノ買春禁止法になるかもｗ
　少年法の年長少年（１８～２０未満）特例はどうなるのでしょう？

論理的にはともかく、全部の20歳基準を18歳基準に改める前提で議論が行われていますね。

特段の理由がなければ18歳から少年法の適用を外すということになるのかもしれません。

　酒煙草の可能年齢も１８歳といきたいところですが、お医者の先生から別の医学的議論が来るかと思います。
　労働法の深夜業の制限年齢とかも……。

アメリカでは選挙権は18歳以上でもアルコールは21歳以上です。無理に統一する必要はないのでは？

それぞれの年齢制限の根拠から考えていけばよいわけですが、合理的な根拠がよほど強く認められないと、別異の定めというのは難しいでしょうね。

結婚年齢は逆に早すぎの感がありますが。

結婚年齢を遅くすると、未婚の母が増えるだけのようにも思います。

　総務省統計局2000年国勢調査第３次基本集計報告書掲載表第31表によれば、未婚の母は、総数8万9,230人中で15～19歳はわずか1,611人です。
　これに対し、15～19歳で人工妊娠中絶する人は、優生保護法で適式に届けられたものだけでも年間約4万5,000人です（「厚生労働省平成１５年度保健・衛生行政業務報告結果の概要（衛生行政報告例）統計表５人工妊娠中絶件数・実施率，都道府県別」）。
　ですから婚姻年齢の引き上げの有無を問わず、未婚の母よりも人工妊娠中絶が圧倒的に多数のままだと思います。

16~17歳で婚姻した上で出産していた層を必然的に未婚の母にしようという話ですよね。高卒や大卒ばかりが国民ではないのですし、家族法はできるだけ多様なライフサイクルに合わせた方がよいようにも思いますが。

＞16~17歳で婚姻した上で出産していた層を必然的に未婚の母にしようという話ですよね。

　逆だと思います。そういう層は結婚を控えると同時に出産も控えるという話でしょう。誰も「未婚の母にしようという話」はしていませんが？？

　それは甘くないですか。
　産む人は、婚姻制度を飛び越えて産みますけど。婚姻が可能ならば、妊娠してから結婚してそして出産する程度の話であって。

小倉先生

　御説はごもっともですが、人口などの統計を見る限り、未婚の母よりも人工妊娠中絶を選ぶ人が大多数のようにも解釈できます。比ゆ的にいえば、婚姻制度を飛び越えて降ろす人は降ろす程度の話なので。