異世界馬鹿ップル奇譚…13
- 2018/09/29
- 20:00
チャンミンが食べ過ぎたと部屋を出て行ったしかし、食べた量はいつもの半分くらいであきらかにおかしい「ユノ様?」「テミン、今夜は3人で眠るが明日からは一人で眠れ」「…何故ですか…」「チャンミンは俺の…」「チャンミニヒョンはユノ様の?」「俺の…」「…はい」「…兎に角、明日からは一人で眠れ」「嫌です」真っ直ぐに俺を見てそう言うから負けないように真っ直ぐに見つめて「チャンミンは俺の妻になるから俺と同じ布団で眠るが...
Liarliar番外編『魅惑』あとがき
- 2018/09/28
- 20:30
いつもありがとうございます雪逢ですm(__)mLiarLiar番外編『魅惑』いかがだったでしょうかこのお話しはユノとチャンミンに浴衣を着せたいというテーマで書かせていただきましたあーたんの素敵なチクチクちゃんの写真を見ながらどんなお話しにしようかと思案し露天風呂つきのお部屋は子供ができる前に一度だけ泊まった事がありましてその雰囲気を思い出しながら書かせていただきました山形の天童温泉で浴衣を選べたんですよあれはい...
Liarliar番外編『魅惑』4
- 2018/09/27
- 20:00
控え目にお湯に入ってきたチャンミンは何故かヤバイくらいにエロくて直視できない「…気持ちいい…」「うん…」俺のアレがヤバイ事になりそうで必死に違う事を考える「何でここを予約したの?」「あぁ、カンタさんに聞いたらここがオススメだよって教えてくれて」「…そうなんだ」「美肌の湯らしいですよ」「へぇ…」「それに料理がまた最高らしいです」「いいね」「…ユノ?」「…ぇ?」「…気に入らなかった?」「そんな事無いから」「…...
Liarliar番外編『魅惑』3
- 2018/09/26
- 20:00
屋上に戻るとちょうど最後の花火が上がりあまりの迫力に言葉なんかみつからなかった「凄い…」「…綺麗…」爆音と光の強さに少し引きながらも日本に来て良かった*****それから家主夫婦にお礼を言って浴衣を脱ぐ「…なんか、残念…」「何がだよ…」「…浴衣姿のチャンミン本当に似合ってたし」「だからってホテルまで着て行ったら目立つってば」「そうだけど」…そうだけど、なんかエロいし、魅惑的で浴衣を着たまま押し倒したり、ほら...
Liarliar番外編『魅惑』2
- 2018/09/25
- 20:00
気持ちよく眠っているのに誰かが俺を揺り起こすそれは優しくもあり痛くもあって「…ちょっ…なに?」不満げに声を出すと不満げに叩かれた「ほら、早く起きてください!!花火が始まってしまいますよ!!」「…ぇ?」よく見ればそれはチャンミンで浴衣を着ている白い浴衣が彼の唇の赤を強調してなんて魅惑的で艶かしいのかと溜息が出た「ほら、早く!!」気付けばリビングには誰も居らずそろそろ始まるのかと起き上がる「…チャンミン、似合っ...
今日という記念日
- 2018/09/24
- 20:30
いつもありがとうございます雪逢ですそろそろですねワクワクしますねドキドキしてますよあぁ、落ち着かない私はさいたま公演は27日だけ参戦でも参戦だきるだけ幸せ(≧▽≦)仕事が終わってから会場に行きますので到着予定は早くても16:30過ぎです短時間ですが、いつもの名刺をお配りしたいと思いますこちらの名刺、裏側にアドレスとパスワードが書いてありそちらには本当に少しですがお話しを置いてありますこのパスワードはツアー毎に...
Liarliar番外編『魅惑』1
- 2018/09/24
- 20:00
まだチャンミンが日本に居た頃日本を検索していたら出てきたのは桜と花火の画像でそれはとても綺麗だったそれから俺達は再会し今は恋人兼サブマネージャーとして幸せな日々を送っている「…暑い…」「…暑いですよね…」夏だから暑いというのは当たり前な事だけれどエアコンが恋しいふと横に立つチャンミンのこめかみから汗が流れ落ちて何だかエロいなぁ、なんて思った少し開いた胸元に流れる汗がまるで情事の時の彼のようで…彼のボデ...
異世界馬鹿ップル奇譚…12
- 2018/09/22
- 20:00
ユノ様の助けた生け贄は僕よりも小さな子でとても愛らしくとても憎らしい「どうしたチャンミン?」「…ぇ?」「チャンミニヒョン?」ユノ様のお部屋にていつもはふたりで食べる食事にテミンが同席し何故だか胸が苦しい「ユノ様、テミンもチャンミニヒョンと同じようにユノ様と一緒に寝たいです」「…それは出来ぬ」「何故ですか…」「テミンには自分の部屋があるであろう?」「テミンはユノ様とチャンミニヒョンと三人で川の字になっ...
異世界馬鹿ップル奇譚…11
- 2018/09/15
- 20:00
長雨で川が氾濫して沢山の被害が出たそれは川に棲む者達や人間達で助ける事も出来ずやりきれない想いを抱いて神としての己の無力さに嘆き食事も取らず、ただ横になって傷が癒えるのをひたすらに待っていたチャンミンと出逢う迄はそんな感じだった「チャンミン、美味いか?」「はい!!こんなに沢山のご馳走、わたくしが食べても本当に宜しいのですか?」「…ひとりでは食べきれぬ」食事の用意を頼んだ時おなご達は嬉しそうに笑ったそ...
異世界馬鹿ップル奇譚…10
- 2018/09/08
- 20:00
ふと声が聴こえたそれは頭の中に直接響くようにそしてどんどん大きくなった「まさか、」それは川に住む者達の声無き声で起き上がり隣に眠るチャンミンの髪を撫でそっと唇を落とすと静かに部屋から出た目を閉じ神経を研ぎ澄ませ神通力を使い声の方角を探る広間を駆け抜け外に出ると出来うる限りの速さでその地を目指した*****そこは既に濁った水で溢れ生き物達は逃げ惑い隠れた「このままでは水が溢れるな…」続く長雨に小さな...