序章
YAPC::Asia Tokyo 2015の準備で慌ただしくてしてるある日、俺は肉が焼きたかった。誰でも1年に1回くらい肉を焼きたい時があると思う(要検証)。ステーキ肉だ。焼きたい。
別に高級肉が焼きたいわけではない。そこそこおいしければ普通の肉でいいのだ。しかしスーパーで売ってる 牛ステーキとか、あれは肉の厚さが1cmもないことがほとんどだ。1cmの肉なんてステーキ肉ではない。それは紙だ。ステーキ肉は2cm以上からだ。願わくば3~4cmは欲しい。 牛肉は2cmを超えて初めてステーキ肉になるのだ。
そんなおり、俺のタイムラインに以前より懇意にしているThe Meat Guyのポストが流れてきた。
え、なにこれ… いやだ… カッコいい…。焼きたい!俺はこれを焼きたい!他の肉も一緒に焼きたい!
ということで「日本なのになぜかアメリカンな肉を買える」ことで俺の中で有名なMeatguyで巨大肉とステーキ肉を大量に買って、YAPC::Asia Tokyo 2015スタッフやその回りの人を集めてBBQを開催することになった。俺の目的は肉を買うことであり、焼くことだ。みんなには厚みのある肉を堪能してもらう! BBQを敢行したのはYAPC::Asia Tokyo 2015の苛烈なトーク審査プロセスが嫌になったからでは決して無い。
会場
会場はuzullaさんに任せてしまった。忙しいのに大変申し訳ない。ちなみにこれをやっている間、同時銅鑼パーソン総選挙も炎上中でした。余計に申し訳ない。
そしたらいつのまにかBBQパークという椅子やらテーブルやらの準備や、後の掃除、しまいには火おこしまでしてくれるサービスを見つけてきて、用意してくれたのでおじさん達は大変助かることになりました。ちなみにこの手のサービスが存在することは遠い昔にNHKの朝の番組で見たことはあったのだが、今回実際に体験してみてすげぇ!と思いました。
肉肉肉
というわけで会場も決まったので肉を買います。前にも書いたように薄っぺらい肉なんていりません。厚い肉だけが正義です。
まずは先ほどのトマホーク。大きさはだいたい2.5kg。骨も含めてだけど、2.5kgの肉の塊。これ、正直自分でもどうやって調理できるのか(果たしてグリルの上に載る大きさなのか?等)不安だったけど、最悪まわりを焼いて、後から小さくしたものを焼いていけば食える!と踏んだ。これはもうやるしかないだろう。ってか、やるぞ!ということで購入。
もう見た目がやばすぎる。
次にリブロースステーキ。こちらは日本人は噛みごたえのある肉より軟らかい肉のほうが好きそう… と思って購入。個人的にはもう少し脂身の少ない肉のほうが好き(もちろんリブロースもうまいんだけど、ここは好みの問題)。
そして個人的にメインイベント、サーロイン。説明にも「超厚切り」って書いてある。いいぞ!そのいきだ!サーロインは基本赤身で、まわりに脂身がついている。これが最高だ。シュラスコのピカーニャもそういう肉だ。これで食べる人が赤身と脂身のバランスを取ることができるのだ。霜降りとかいらん。赤身+脂身が最高だ!
そんなわけで以上の肉を参加者の数から逆算して5.6kg 分ほど購入した。俺はこれを一人で… 全部焼く!
来た、焼いた、食った
YAPC::Asia Tokyo 2015シャツを着ている大人が半分くらいのおもしろい集団の中、俺はひたすら焼いた。ちなみに自分は焼いてばかりで全く写真が撮れていないのでこちらの写真、全てuzullaさん提供です。ありがとうございます!
で、着いたらもう会場が設営されてるわけですよ。BBQパークの方が全部一人でてきぱきやっててくれてる。包丁やまな板のようなアイテムから椅子、テーブル、コンロ等全て用意してくれてるのです。すげぇな、このサービス… というわけで僕の仕事は焼くことだけです!
でかい。このトマホークも含め全ての肉が冷凍で配送されてくるので前持って解凍しておかないといけない。かなり慎重に解凍処理を行ったつもりだったんだけどそれでも結構ドリップが出たので大丈夫かなーと思っていたけど、結果的には特に問題なかった。元がすごく良い肉だったのか、自分の解凍処理がうまくいったのかよくわからない。
案の定載らない。結局ぐるぐる回しながらゆっくり焼くことにした。
サーロイン。超うまかった。噛みごたえ、旨味、全てに置いて最高だった。本当にうまかった。次に自分用にもしこの手の肉を買うことがあったら間違いなくこのサーロインを買う。(Meatguyさん、アフィリエイト手数料的なものをそろそろもらってもいいんですよ?w)
あ、ちなみに全て当然のごとく味付けは塩のみです。一応なぜか手元にあったボリビア産の塩を持って行きました(親からのお土産)。赤身の肉は塩で食うのが一番うまい!
あっちでジクジク焼いている間にこっちでちゃっちゃと焼く。この間も結構こまめに炭の移動してました
ねぎはねぎぱねるらさんの提供。いやー、俺楽しそうな顔してるなー。肉焼くのって超楽しいよ!
うおおお、肉だ肉だー! この後、本当に最後の肉になるまでは肉を出すそばから全て売り切れてました。みんな食べてくれてすげぇ嬉しい!
さて、そろそろトマホークがいい色になってきたので、ばらします。これ以上やっても焦がしちゃうだけなので小さくして良いところまで焼いてから提供。まずは骨からばらす。
で、小さく食べやすい感じに切っていくよ!
あとはおいしくなるまで焼くよ!
このトマホーク、結果から言うと大変おいしいんだけど脂身が結構多くて30代後半のおっさんが中心の今回の面子で食べるのはそれなりに苦労した気がする(全部売れたけど)。脂身自体は全然くどさがなくて食べやすかったけど、単純に圧倒的な脂の量だった… 参加者の奥さんが持ってきてくれた大葉とかで包みながら食べたらすごくうまかった!
というわけで5.6kgの肉がなくなるまでずっと焼いていました。あー、楽しかったしうまかった。またやりたい。
このあと子供の昼寝スケジュールとかもあったので早々に我が家は引き上げたのですが、それもBBQパークさんのおかげで後腐れなく引き上げることができました。他の人に片付けさせると心苦しい事この上ないのですが、この日はBBQパークさんが後片付けを全てやってくれるという安心感があったのでさくっと引き上げることができました。大人はお金で解決だね!次回BBQすることあったらまた絶対このサービス使うわ。
というわけで梅雨シーズンの中、奇跡的に晴れた一日で超美味しい肉を堪能してきました。この調子でYAPC::Asia Tokyo 2015も成功してほしい!こちらからは以上です。
最後にもう一枚トマホークの焼けてる写真を置いておきますね! みなさんもHappy BBQ!
YAPC::Asia Tokyo 2015の準備で慌ただしくてしてるある日、俺は肉が焼きたかった。誰でも1年に1回くらい肉を焼きたい時があると思う(要検証)。ステーキ肉だ。焼きたい。
別に高級肉が焼きたいわけではない。そこそこおいしければ普通の肉でいいのだ。しかしスーパーで売ってる 牛ステーキとか、あれは肉の厚さが1cmもないことがほとんどだ。1cmの肉なんてステーキ肉ではない。それは紙だ。ステーキ肉は2cm以上からだ。願わくば3~4cmは欲しい。 牛肉は2cmを超えて初めてステーキ肉になるのだ。
そんなおり、俺のタイムラインに以前より懇意にしているThe Meat Guyのポストが流れてきた。
え、なにこれ… いやだ… カッコいい…。焼きたい!俺はこれを焼きたい!他の肉も一緒に焼きたい!
ということで「日本なのになぜかアメリカンな肉を買える」ことで俺の中で有名なMeatguyで巨大肉とステーキ肉を大量に買って、YAPC::Asia Tokyo 2015スタッフやその回りの人を集めてBBQを開催することになった。俺の目的は肉を買うことであり、焼くことだ。みんなには厚みのある肉を堪能してもらう! BBQを敢行したのはYAPC::Asia Tokyo 2015の苛烈なトーク審査プロセスが嫌になったからでは決して無い。
会場
会場はuzullaさんに任せてしまった。忙しいのに大変申し訳ない。ちなみにこれをやっている間、同時銅鑼パーソン総選挙も炎上中でした。余計に申し訳ない。
そしたらいつのまにかBBQパークという椅子やらテーブルやらの準備や、後の掃除、しまいには火おこしまでしてくれるサービスを見つけてきて、用意してくれたのでおじさん達は大変助かることになりました。ちなみにこの手のサービスが存在することは遠い昔にNHKの朝の番組で見たことはあったのだが、今回実際に体験してみてすげぇ!と思いました。
肉肉肉
というわけで会場も決まったので肉を買います。前にも書いたように薄っぺらい肉なんていりません。厚い肉だけが正義です。
まずは先ほどのトマホーク。大きさはだいたい2.5kg。骨も含めてだけど、2.5kgの肉の塊。これ、正直自分でもどうやって調理できるのか(果たしてグリルの上に載る大きさなのか?等)不安だったけど、最悪まわりを焼いて、後から小さくしたものを焼いていけば食える!と踏んだ。これはもうやるしかないだろう。ってか、やるぞ!ということで購入。
もう見た目がやばすぎる。
次にリブロースステーキ。こちらは日本人は噛みごたえのある肉より軟らかい肉のほうが好きそう… と思って購入。個人的にはもう少し脂身の少ない肉のほうが好き(もちろんリブロースもうまいんだけど、ここは好みの問題)。
そして個人的にメインイベント、サーロイン。説明にも「超厚切り」って書いてある。いいぞ!そのいきだ!サーロインは基本赤身で、まわりに脂身がついている。これが最高だ。シュラスコのピカーニャもそういう肉だ。これで食べる人が赤身と脂身のバランスを取ることができるのだ。霜降りとかいらん。赤身+脂身が最高だ!
そんなわけで以上の肉を参加者の数から逆算して5.6kg 分ほど購入した。俺はこれを一人で… 全部焼く!
来た、焼いた、食った
YAPC::Asia Tokyo 2015シャツを着ている大人が半分くらいのおもしろい集団の中、俺はひたすら焼いた。ちなみに自分は焼いてばかりで全く写真が撮れていないのでこちらの写真、全てuzullaさん提供です。ありがとうございます!
で、着いたらもう会場が設営されてるわけですよ。BBQパークの方が全部一人でてきぱきやっててくれてる。包丁やまな板のようなアイテムから椅子、テーブル、コンロ等全て用意してくれてるのです。すげぇな、このサービス… というわけで僕の仕事は焼くことだけです!
でかい。このトマホークも含め全ての肉が冷凍で配送されてくるので前持って解凍しておかないといけない。かなり慎重に解凍処理を行ったつもりだったんだけどそれでも結構ドリップが出たので大丈夫かなーと思っていたけど、結果的には特に問題なかった。元がすごく良い肉だったのか、自分の解凍処理がうまくいったのかよくわからない。
案の定載らない。結局ぐるぐる回しながらゆっくり焼くことにした。
サーロイン。超うまかった。噛みごたえ、旨味、全てに置いて最高だった。本当にうまかった。次に自分用にもしこの手の肉を買うことがあったら間違いなくこのサーロインを買う。(Meatguyさん、アフィリエイト手数料的なものをそろそろもらってもいいんですよ?w)
あ、ちなみに全て当然のごとく味付けは塩のみです。一応なぜか手元にあったボリビア産の塩を持って行きました(親からのお土産)。赤身の肉は塩で食うのが一番うまい!
あっちでジクジク焼いている間にこっちでちゃっちゃと焼く。この間も結構こまめに炭の移動してました
ねぎはねぎぱねるらさんの提供。いやー、俺楽しそうな顔してるなー。肉焼くのって超楽しいよ!
うおおお、肉だ肉だー! この後、本当に最後の肉になるまでは肉を出すそばから全て売り切れてました。みんな食べてくれてすげぇ嬉しい!
さて、そろそろトマホークがいい色になってきたので、ばらします。これ以上やっても焦がしちゃうだけなので小さくして良いところまで焼いてから提供。まずは骨からばらす。
で、小さく食べやすい感じに切っていくよ!
あとはおいしくなるまで焼くよ!
このトマホーク、結果から言うと大変おいしいんだけど脂身が結構多くて30代後半のおっさんが中心の今回の面子で食べるのはそれなりに苦労した気がする(全部売れたけど)。脂身自体は全然くどさがなくて食べやすかったけど、単純に圧倒的な脂の量だった… 参加者の奥さんが持ってきてくれた大葉とかで包みながら食べたらすごくうまかった!
というわけで5.6kgの肉がなくなるまでずっと焼いていました。あー、楽しかったしうまかった。またやりたい。
このあと子供の昼寝スケジュールとかもあったので早々に我が家は引き上げたのですが、それもBBQパークさんのおかげで後腐れなく引き上げることができました。他の人に片付けさせると心苦しい事この上ないのですが、この日はBBQパークさんが後片付けを全てやってくれるという安心感があったのでさくっと引き上げることができました。大人はお金で解決だね!次回BBQすることあったらまた絶対このサービス使うわ。
というわけで梅雨シーズンの中、奇跡的に晴れた一日で超美味しい肉を堪能してきました。この調子でYAPC::Asia Tokyo 2015も成功してほしい!こちらからは以上です。
最後にもう一枚トマホークの焼けてる写真を置いておきますね! みなさんもHappy BBQ!