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CLAYNOTE

『VETELGYUS』 

up_2093378.jpg『GALNERYUS』の新譜が先日リリースされたわけなのだが…。
正直な所、微妙です。
いや、微妙と言うか、ハッキリ言って良くない。
これはメタルファンにはちょっと…とかそう言う次元の話では無く、有り体に言って格好良さが無い。

圧倒的に“男気”が足りない!!!

特にM2の“ENDLESS STORY ”なんぞは一体何をとち狂ったのかと思いたくなるほど音と歌詞が合っていない。
この辺りのフィット感覚がSyuには無いのだろうか。

元々私はSyuの作詞のセンスにはかなり疑わしいものがあると思っていたけど、今回のアルバムでは更に酷い。
ところが、Amazonレビューでは比較的高評価が多くを占めており、ガルネリファンは皆心が広いなーと思う。
キラーチューンが一曲でもあればまた違った感想になったのだろうけど、それも無いし、とにかく全編聞いていて退屈。

私は別に好きなバンドが新しい方向性を打ち出して行く事を反対したりはしませんよ。
実際、レディオヘッドなんかあれだけ音楽性が変化しても未だに好きだし。
だけど新機軸へ向かうにしても、完成度は問いますよ、そりゃ。
つまりごく個人的な感想としては、非常に疑わしい完成度であると言う事。
と言ったって、どう感じるかは個々人の問題なので、今回のこの新譜『VETELGYUS』が一番好きだと言う人もいるでしょう。
でも私はちょっと他人にお薦めは出来ないですね。
この完成度なのであれば、あと二年待つので、今回の楽曲も幾つか候補に入れた上で、もっとよりバランスの取れた完成度の作品をお願いしたい。

因みに、比べるのもアレだけれど、同じVAP所属なら、最近は『Fear,and Loathing in Las Vegas』と『マキシマム ザ ホルモン』の方がアルバム全体としての完成度が非常に高く感じる。
いや、実際彼らのアルバムの方が完成度高い。

でも私は『GALNERYUS』が好きなんだ!!だから思うわけですよ!

「オイオイ、同じVAPのバンドに負けんなよ!!」

って―――。

確かに『GALNERYUS』はテクニック的には銀河系集団ですけど、そんなの解る人間が聞かなきゃ解らん事なんだから、一聴してエンターテイメント性を感じられない、或いは何処かしらにカタルシスを感じさせる要素が無けりゃダメですよ、やっぱり。

頼むから次に出す音源では、頭にガツンと来る衝撃をくれ!




この曲だけはまあまあよろし。




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