気ままに日日の糧

やっぱりヘイは、健児に肩入れしましたね～。まあ最近の流れからして、いまさらここで契約者らしい判断をされても困るけどね。

それはさておき、未咲の眼力がすごい。下着売り場にいたヘイの背中を見ただけでBK201と気づきましたよ。でも、ヘイも流石。平然とリー君の顔で振り向いて、未咲の印象を以前出会った時のイメージで上書きさせちゃいましたよ。なんか変だなぁ程度には怪しんでるみたいですけどね。おかげで香那美には誤解されていたけど、なんかいい感じに見えるんですよね～この２人。まあ、もちろん全然そんな関係じゃないんだけど、つり橋効果みたいのを期待しちゃいますよ。うん。今後の関係進展を見守ろうっと（笑）

「いいの？あの人で」

ヘイの様子がいつもと違うと言って様子を見に来たインがいじらしくてかもうね。わいいなぁ～もう。インの問いは彼女の意思を問うものでしたが、同時に自分の状況とも重ね合わせていたりするのかな～。感情が表に出てこないから分りにくいけど、ヘイが健児に肩入れしたように、インも彼女に肩入れしているように見えるんだよね。それにしても、ドール同士だと表には出てきにくいドールの意思を理解できるのかなぁ。

健児は馬鹿だけど、真っ直ぐな性格は好きだな。自分が守りたいと思ったものを、無茶だと思っても何とかしたいと行動する。ヘイにとっては自分の現状を再認識させる男だったわけですが、同時に兄貴と併せて２つの未来を暗示させる人物でもあったように思えますね。大切なものを守って生きていく未来と、全てを失ってしまった未来。ヘイの物語の結末はどちらになるかまだ分りませんが、今回の選択は大きな分岐だったような気がしますね。

「なにぼけた顔してんだい。普通の事じゃないかそんなの」

人間としてのヘイ。いや、リー君としての彼は人付き合いが下手だったけど、健児との出会いでアパートのみんなや大家のおばちゃんと少し近づけたようです。普通を手に入れつつあるリー君。最後のノックがいいんだよな～。でも、守るものが少しずつ増えていくリー君は、いずれヘイとリー君との選択を迫られる事になるんだろうなぁ。

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