鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第9話「創られた想い」
「勝手な事をして!下手をしたら命を落とすところだったのよ!なんでも自分たちだけでやろうとしないで、周りを頼りなさい!…もっと、大人を信用してくれてもいいじゃない」
未熟なエドをきっちり叱れるロス少尉が素敵だ。
自分の行動が周りに与える影響を考えずに突っ走る事のできるエドの姿勢には心地よい未熟さを感じさせてくれたけど、及ぼした結果と責任を自覚できない態度は叩かれても仕方がないダメさだよなあ。でも、すぐに指摘を受け入れ謝罪する素直さはエドのいいところかな。こういう部分があるから、多少やんちゃでも大人に可愛がられるんだろうなあ。にしても「悪かったです」って言い方は微妙に意地みたいのを感じて実にエドらしいねぇ。アルだったらきっと「ごめんなさい」だろうなあ(笑)
「なんでそんなに気ぃ使うんだよ?」
しかし、国家錬金術師ってどの程度の権限を持ってるのかなあ。今回の潜入調査はエドの独断で、しかもあれだけ派手な結果を引き起こしたのに、おとがめを受けるような感じでもないし…。ん〜、国家錬金術師は少佐相当の立場だって話だし、ある程度単独の判断による捜査権を持ってるのかも?つっても今回はアームストロング少佐に釘さされてたからダメか。まあ、その辺は少佐かヒューズ中佐がフォローしたんだろうなあ。それと賢者の石には国がある程度関わっているみたいだし、別な機関からも見逃す指令が出てるのかも。
「ヒューズさん。やっぱり、口で言わなきゃ伝わらない事もありますよね」
自分もウィンリィに同意ですよ〜。人って相手の気持ちを勝手に思い込む事があるからなあ。悪い方に考えちゃうとエドみたいに怖くて確認もできなくなっちゃうけど、誤解を生まないためには極力伝える努力をしないとね。まあ、本当にダメだった場合は精神的ダメージが尋常じゃないんで、ケースバイケースだとは思うけど。それにしても、エドとウィンリィのお互いの思い込みによる誤解をギャグっぽい描写で見せてから、エドとアルの深刻な行き違いを見せる流れが上手いなあ。
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