とらドラ!

とらドラ! 第25話 「とらドラ!」

とらドラ! Scene4 (初回限定版)
[DVD] とらドラ10!(電撃文庫)
著者:竹宮 ゆゆこ イラスト:ヤス
アスキー・メディアワークス とらドラ・ポータブル! 超弩級プレミアムBOX
 ねんどろいどぷち逢坂大河スクール水着ver.付き
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プラットフォーム:PSP

「そういうふうに、できている」

 いい最終回だった!きれいな終わり方で大満足。色々大変だったけど、これからもきっと大変で間違える事もあるかもしれないけど、頑張って前を向いて進んでいける、そんな終わり方がとっても素敵でした。ほっこりしたわ~。

 半年間素晴らしい作品をありがとう!面白かったぁ~。

 あと個別の感想など・・・

「竜児君。元気にでっかく育てたねえ」

 やっちゃんの涙に貰い泣き。竜児はちょっと鈍い所はあるけど、しっかりしてるしいい子に育ってるもんなあ。スーパーお母さんだったのは本当だよ・・・。色々あったろうけど、何があってもいつも笑顔でいたろうし、そういうのって精神力がないと出来ないし、ホント頑張ったんだろうなあ。そして、そんだけ大事にしてたから、自分の前からいなくなる事が怖かったんでしょうね・・・。いいお母さんだなあ(泣)

「俺たちは虎と竜だって。昔から並び立つって決まってるんだって。だから、別に約束なんて無くても、きっとずっと・・・隣にいるのよね」

 逃げるんじゃなく現実と向き合っていこうと決めた竜児と、そんな竜児の隣にいても恥ずかしくない自分でありたいと願った大河。大河が何も言わずに竜児の前から居なくなったのにはちょっと驚いたけど、エンディング前の空を見上げる竜児のシーンでは、このまま終わっても前向きで希望の持てる素敵な終わり方だなあって思いながら観てましたよ。二人の選択には、なんか元気というか勇気みたいなものがもらえたなあ。

「く、くさすぎて辛いよぉ。背中がゾクゾクするよぉ」

 亜美ちゃんって流石だわ。実乃梨のセリフはホントくさすぎて、その場にいたらギップルちゃんが出てくるぐらいのインパクトだと思うんだ。でも、亜美がワザと派手に茶々を入れる事で場の空気を和らげて、みんなが普通に受け入れやすくなったってわけ。なかなかできる事じゃないよねぇ。空気読みまくりの亜美ちゃんだからこその会話術ですよ。しかも、それをクリスマスの時の星をうまく使う事まで考えて・・・、ついついみんなの為に何かしちゃう亜美ちゃんってホントいい子だよなあ。自分の事を唯一分かってもらえていた竜児には、最後まで恋心だけは気づいてもらえなかったけど・・・。あ、そう言えば、亜美には分かってもらえていると思いたい、その事が最後の救いだって、実乃梨が言ってたなあ。

「あーみん」
「おっけ!」

 この二人からは頬をつねられても仕方ないよなあ。結果的にはとらドラに振り回されちゃった部分も多いし^^;

■今回の萌えポイント^^
・大河
「あのさ・・・好きだ!」

 テレまくりのタイガー激可愛い!!!やっぱ、とらドラ!は、とら×ドラだなあ。キスのおねだりの所もだけど、最終回の大河はめっちゃ可愛くてグッドでしたよ!

・大河母
「もう、いいわよ!あなたが何しようが、どこに行こうがもう知らない!!お母さん帰るから!好きにすればいいじゃない!!ばいばいきーん!!」

 やべ、大河のかーちゃんかわいい。萌え(笑)

・能登と木原
 二人ともむくれながらも一緒に写真撮ってもらうぐらいは近づいたみたいで。素直になれない感じの二人も可愛いかった!この二人のスピンオフ的な話も見てみたいなあ。


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とらドラ! 第24話 「告白」

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新エンディングテーマ

「よし!高須くん。ジャイアントさらば!見えてるものに走り出せ!」

 今回は実乃梨がめっちゃ良かった!竜児の背中を押し、お互いに遠慮しあっていた大河に踏み込み、そして自分の気持ちに整理をつけ、自分の目指す道へ迷いなく進もうとする決意を示す姿に彼女の成長や、それでいて、少しだけ見せる切なさを感じさせるしぐさ、竜児に突き付けた自分のこぶしを愛おしそうに口づけするしぐさがすっごく素敵なんだよなあ。

「自分の失敗をオレに押し付けようとするな!オレは!」

 若い頃に半端をしちゃった泰子は自分の所為で竜児の道を閉ざしてしまう事は絶対にしたくなかったろうし、息子に不憫な思いをさせない様に、負担にならない様に懸命だったと思うと・・・なあ。いつもにこやかに大丈夫だよって言っていた泰子の心情を考えると泣けるよなあ(泣)

「あんたさぁ、タイガーが好きなのよね」
「好きなのよね」
「ちゃんと言って」
「言って」
「・・・言って」

 自分の気持ちにけりを付けようとする亜美の儀式だったんだろうけど、真剣でちょっと泣きだしそうな感じの表情が印象的だったなあ・・・。竜児の言葉を聞いた後、笑顔で蹴りを入れて儀式終了。まあ、蹴りぐらいは入れる権利はあるよなぁ^^;。にしても、亜美ちゃんは色々不憫だったけど、最後までいい子だったなあ。

「高須くん、大河。あんた達が正しいとは、全然、これっぽっちも思わないよ。賛成なんて絶対出来ない」
「ただ、これがあんたのやり方なら反対も出来ない。だから、持って行ってくれ。いつか必ず私に返すために」

 自分も全く賛成はできなかったなあ。北村にも亜美にも指摘されちゃってたけど、竜児と大河の選択は全然考えの足りない子供の考えでしかないし、しかも実乃梨の差し出した通帳を、実乃梨の意地をかけた通帳を受け取っちゃったり(亜美の別荘の鍵もだよなあ)するのがなあ。お金を稼ぐ事を理解していない子供だから受け取れちゃうんだよなぁ。友情を感じるシーンでもあったけど、同時に竜児と大河が実にガキである事が強調されたシーンだったねえ。(そういう意味で重要なシーンだったと思う)

 まあ、5人の中でその事を理解してるのは実乃梨と亜美だけだろうけど。親の保護の下で暮らしているだけの子供にはなかなか分かんない部分でもあるんだよなあ。特に大河はお嬢様すぎて全然分かってないだろうなあ。実乃梨がどれほどの覚悟で通帳を差し出したかなんて。(もちろん強い友情は感じてるだろうけどね

 ただ、分かってない故に、突っ走れる、走り抜けようとする意志は結構好きだなあ。勢いって大事だからね。

「バッカじゃないの?あたしらが人生語るなんて、まだ早いっての。これから先、10年先も60年先も、続いて行くんだからさ」

 道化の仮面で誤魔化してばかりで本当の自分を誰にも見せなかった実乃梨が、亜美の前で全部さらけ出して泣きじゃくる様子が、6話で自分を解放して取り繕わなくなった亜美の印象と少しかぶったなあ。やっぱ、実乃梨と昔の亜美って基本の性格はともかく、生き方が似てるんだと思うな。だから、亜美は実乃梨が昔の自分と同じ奴だから、自分に弱みを見せるとは思ってなかったんだろうし、そしてだからこそ取り繕わず亜美を頼って全てをさらけ出した事実を前にして、やっと受け入れる事が出来たんじゃないかなあ。自分にないものを持っている大河には憧れを感じていたけど、自分と同じ実乃梨には憎しみを感じていた亜美が、実乃梨にも友情を感じるように・・・って感じかなぁ。亜美と実乃梨の友情もいいねぇ。

 逆に実乃梨は自分の事を「傲慢でずるい」と評価していたけど、自分をさらけ出しす様になった亜美だったから、自分に出来ない事をした亜美に最後の救いというほど憧れて、かなり評価が高かったのかもなあ。もちろん、大人を感じていたってのも大きいだろうけどね。

「熱があるんだろ」

 てな訳で、今回は竜児と大河がついにお互いの気持ちに向き合う回だったんだけど、ギュッと詰め込まれたテンポの速い展開が、若さに任せた未熟な判断で無理に突っ走ろうとする二人の関係を的確に表現しててすっごく良かった。竜児と大河に関しては、北村の呟きが今回の全てだよなあ。そして、そんな様子もすっごく良かった。

「逃げるんじゃなく、俺たちは・・・」

 過去の泰子と今の竜児。子供の判断で同じ様な事をしようとしていた二人はやっぱ親子だなあ。竜児が最後に間違いに気がついたけど、少しだけ大人になれたかなあ・・・。

 にしても、今回もホント良かった!相変わらずシーンに色々な意味を詰め込んでるから、何回か見ないとならないけど、そこがまた実にいいね。全部終わったら頭から見なおしてみるかなぁ。次回で最終回なのがめっちゃ残念!


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とらドラ! 第23話 「進むべき道」

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「私はドジ。今回の件で今度こそ本当に思い知った。でも、ドジなりに真剣ではあるのよ」

 今更ながらなんだけど、前回のこのシーン、大河と竜児の会話中にヘアピンを大きく映していたけど、大河はこのヘアピンが竜児の手元にあるのを見て、自分を助けに来たのが竜児だと気がついたって事だったみたいだね。だからこそ、自分のドジを思い知ったってセリフだった訳で・・・。その前提で考えると、ベランダでの大河のセリフもより強い意味で現実を否定していたって事になるなあ。うーむ、相変わらず細かい描写が凄いな。

 さて今回ですが・・・。

「分かってるわ。ただ、これから先の人生、自分は自分が決めた様に生きていく他はないの。誰の所為にも出来ないし、誰も責任を取れない。だからもっとちゃんと考えてほしいの」

 竜児と大河に段々と現実が迫ってきた感じだったなあ。ゆりちゃん先生のセリフがとても先生らしいセリフで実によかった。でも、竜児は相変わらず決断の理由を自分の外に置いているし、大河は自分の立場が分かっていない単なる子供でしかないし、ゆりちゃん先生の説得もうまく伝わって無くて・・・先生ってホント大変だなあ。にしても、普段の独身とか呼ばれちゃう面白キャラなゆりちゃんも好きだけど、ちゃんと先生なゆりちゃんもいいなぁ。こんなに魅力的のに、何で恋人いないんだろ^^;

「ふっざけんな!私の幸せは、私がこの手で、この手だけでつかみ取るんだ。私には何が幸せか、私以外のだれにも決めさせねぇ!」

 最初のころ大河は自分の事を決めつけるなと竜児と一緒に電柱に八つ当たりしてたのに、自分も人の気持ちを勝手に決め付けちゃっていたのは皮肉だよなあ。あと、会長に臆病者で卑怯者って言ってたのに、同じような態度を取ってしまっていた事も。まあ、後者に関しては大河自身が臆病だったからこそ、その視点で会長の人格を判断しちゃってたって事なんだろうけどね。

 実乃梨の追求に大河は実乃梨の為って言い訳してたけど、絶対違うよなあ。確かに実乃梨の気持ちは察してはいただろうけど、実乃梨の事を好きだと言った竜児の気持ち、竜児との約束を最優先したって感じだもんなあ。でもだからこそ、自分の気持ちを竜児に知られる訳にはいかなかったし、知られたことを認める訳にもいかなった。そう思うのですよ。そして、そんな思いがあったから、実乃梨の追及からは逃げるしか無かったんじゃないかなぁ。

 このシーン、教室の扉に立ちはだかる北村と亜美ちゃんがめっちゃ良いんだよなあ。二人とも友情の為に自らの判断で立ちはだかったんだろうけど、カッコ良すぎ!つか、北村の竜児への友情はハッキリしてたけど、亜美ちゃんも大河の事ホント大好きだよなあ。かなりツンデレ気味だけど、守ってあげようと思ったり、突然の呼び出しでも会いに来たり、サクラの手伝いをするぐらいにはね(笑)

「高須くん、私は大河を追うよ。まだ話は終わっちゃいないからね。キミはどうする」

 実乃梨的には大河の号泣は見てるし、大河を助けに行こうとする自分の手を掴んだ竜児の真剣な表情も見ているから、お前ら何やってんだ!って感じなんだろうなあ。てな訳で、初めて自分の本心で答えを出すしかない状況に陥った竜児がどう判断するのかめっちゃ気になるわあ。あと、実乃梨自身も本心を隠している様に見えるけど、その辺のところはどう決着付けるんだろ。

 いやぁしかし、今回も物凄い回だった。早く来週にならないかなあ。


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とらドラ! 第22話 「君のいる景色」

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 やっぱ面白い!30分があっという間だったわ~。あまりにも集中して時間の経つのを忘れて観てた所為か、Bパートの最後でAパートが終わったのかと思ってあれ?CMじゃないの?って素で思っちったよ。またも我慢できなくてリアルタイムで観ちゃったから、CMも跳ばさずに観てるはずなのに!^^;

「どうしてあんたなのよ」

 竜児に対してツンツンしてる亜美ちゃんも良かったんだけど、自販機の間で足音が聞こえてきて顔を上げた時の表情がめっちゃいいんだよなあ。意外な様な期待している様な表情から、直後のウザそうに変化する表情が実に良い。あれ、ぜったい竜児が来たと思ってたよなあ。可愛いなあ、もう。

「迷わない。決める!自分で決める!全部!ちゃんと!」

 そんな亜美に対して実乃梨は自分で決断するって言ってたけど、そのシーンが終わったCM開けのBパートで竜児はゆりちゃんに自分の意思を感じないって言われちゃってたのが対照的だったなあ。何事においても誰かの為に行動している竜児は、一見いい奴っぽいけど、結構ずるい生き方な気もするなあ。ある意味自分の行動の責任を他人に押し付けてる(自分の中でだけど)訳で・・・。そのうち、お前はどうしたいんだよ!って誰かに言われちゃいそうだなあ。

「そっか。意外っつたら悪いけど、お前ら将来の事とかちゃんと考えてんだな」

 母親に言われてたから勉強して、大河の為に実乃梨に告白しようとし、家の為に就職をする。全否定はしないし、悪くはないんだけど・・・。竜児が(大河も)本当の意味で自立し目的を持って生きていけるかがキーになってくるのかなぁ。まあ、自分も高校の時ってほとんど何も考えて無かったから、あんまり竜児の事言えないけどね^^;

「やっぱいいなあ。大河がフレームに納まる、この景色」

 もうだきしめちゃえよ!!大河が現われて混乱しまくりで、必死に引きとめようとする竜児萌え(笑)

 竜児の大河への想いを一言で表すとすれば「愛しい」って言葉が一番しっくりくるかなあ。人の事ばっかりな竜児が唯一欲しいと思い(意識してないけど)大切にしているのが大河で、大河が一番大切にしたいと思っているのが竜児なのに・・・。それなのに、竜児に伝えたくないという大河の気持ちを優先し黙っている竜児。・・・あーやきもきする!!


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とらドラ! 第21話 「どうしたって」

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堀江由衣
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 すげえ。とらドラ!すげええ!!

 感情の爆発とぶつかり合い。大荒れで暴風雨って感じの物凄い回でした。亜美と実乃梨だけじゃなく、木原と能登まで大ゲンカするんだもんなあ。緊迫したシーンが続く中、アホの春田だけが清涼剤でしたよ!春田っていいキャラだよなあ(笑)竜児と大河の関係にも大きな転機が訪れた様な感じだし・・・。うおぉ、先を早く見たい!!とりあえず、もう何回か見よっと。

 てな訳で、何回か見ました^^

「ないわよ!ないんだけど・・・あったと言えば、そうかなぁ」

 言い訳している大河がかわゆい。北村と一緒にいた事を竜児に教えたくないけど、でもウソも付きたくない微妙な乙女心が感じられて実に良いシーンです。やっぱ大河は竜児と一緒にいると可愛さ倍増だなあ。

「ふーん・・・。ほんと、いい面の皮してる!」

 亜美にとって実乃梨って色んな意味で鬱陶しさを感じる相手なんだろうなあ。偽りの仮面で周りを自分の都合よく動かそうとしたり(動機はともかくね)、ベースの性格の差はあると思うけど、昔の自分を見ている様な同族嫌悪的な歯痒さ憎らしさはあるだろうし、しかもそんな昔の自分の影が舞台にも上がれない今の自分と違って勝負できる立場にあるってのもねぇ。その上、竜児を傷つけたのに全部無かった事にして誤魔化そうとしている姿を見せつけられれば、そりゃあ嫌味も言いたくなるわなあ。

「あたしと高須くんが喋ってたから、邪魔しに来たんでしょ!」

 それになあ、珍しく亜美が弱音を吐いて竜児に甘えようとしている所だったのに、邪魔する様に現れればさすがに爆発もしちゃうよなあ。ただ、実乃梨にしても亜美の言葉の所為で(だけじゃないけど)身動きできない状態だし、一体どうしろと・・・って感じではあるよなあ。

「まただ、またあいつを一人にしちまった。傍にいたのに、気付いてやれなかった。ちっくしょう、あのドジめ、今度掴んだら、もう絶対離してやらねーからな」

 実乃梨の手を掴む竜児の態度にも明らかに大河への想いを感じるし、実乃梨は竜児にとって大河が一番大切な女の子なんじゃないかって、改めて思ったんじゃないかなあ。つか、竜児は自分で気が付いていないだけで、大河の傍に一生いるつもりになってるのは明らかなんだよなあ・・・。実乃梨と大河。憧れの子と大切で守りたい子。恋と愛。そんな感じなんだけど、まあ、なんだ・・・早く気付けよっ!もう!そりゃあ、バカだから嫌いって言われちゃうわなあ^^;


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とらドラ! 第20話 「ずっと、このまま」

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堀江由衣
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 前回までの深刻な状況からは少しだけ回復した様にも見えるんだけど、明らかに大河は無理してるし亜美ちゃんは怒ってるしで、嵐の前の静けさって感じがするなあ。

「大河のやつ大河のやつ大河のやつ大河のやつ・・・」

 やば、実乃梨超可愛いかも。道化の仮面をかぶってて、なかなか本心を見せない子が思いがけぬ接触であふれ出す想いを止められなくなって動揺する様子に、もう直球ストライクですよ!!おかげで、初めて竜児と実乃梨のカップルも可愛いかなあなんて思っちゃったりもしたんだけど・・・。実乃梨は大河の号泣を目撃しちゃってるしなあ。実乃梨にすれば大河の本当の気持ちを知っているのに、過去の失敗が尾を引いていて踏み込めないジレンマを感じさせるセリフでもあるんだよなあ。


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とらドラ! 第19話「聖夜祭」

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 はぁ。今回も良かった~。とらドラ!やべー。中毒性があるっつか、何度も繰り返し観て竜児や大河達の想いをもっと知りたいって思っちゃうんだよなあ。元は小説だけど、文章で描かれていた設定や状況、心情を単にセリフで語っちゃうんじゃなくて、キャラの表情や動き、登場するちょっとした道具、演技、音楽などのアニメーションという表現で出来る効果をフルに使って演出してるんで実に見ごたえがあるんだよなあ。ホント今回も良かったわあ。・・・にしてもだ。竜児のにぶちん!!!

「あんたって、ほんとそういうチマチマした作業が似合うわねぇ」

 わあ、なんか良いなあこのシーン。手仕事をしてる竜児と、それを眺める大河。二人とも大人っぽい格好で座敷机に向かい合って雑談してるだけなんだけど・・・二人の関係を分かりやすく表現しててすっごく良い。

「なによ、私の言う事なんか聞いちゃいないんだ」

 蚊帳の外の亜美ちゃんが不憫すぎる・・・。振り向いてもらいたいのに、せっかく竜児を想って言葉を伝えているのに、結局、実乃梨の事すら眼中になくて、大河の気持ちしか考えてないし見て無いんだもんなあ。大河の笑顔を守るために駆け付けちゃう竜児は好きなんだけど、色々酷な奴でもあるよなあ。実乃梨への留守電もだけど、自覚がないだけだけ余計に。竜児は、この無自覚を解消するか、大河が竜児の前から去らない限り、恋愛は難しそうだなあ。

「さあ?見たくないもんでもあるんじゃない?」

 やっぱ亜美ちゃんって凄いなあ。竜児の為という心の枷が大河の本当の気持ちを覆い隠しているんだけど、本当は今の心地いい関係を壊したくないからこそ、現状を維持しようとしているだけに過ぎないって分かってるんだもんなあ。流石に恋の応援をし合ってる関係だってのは分からないから、親子ごっこという表現だったけどね。(だから、上手く竜児には伝わんなかったのかなあ・・・)

 そんな大河の、たとえば旅行の時に竜児の背中に素足をのせたり、今回のクマのきぐるみを着た竜児に飛びついて(喜びマックスな大河がめっちゃ可愛い!)抱擁をしていたりする、絶妙な距離感のスキンシップは、竜児との関係を壊したくないと思っている大河がギリギリまで近付ける距離だったってとこなんでしょうねぇ。でも、きっと日々の生活でもその辺はにじみ出てたろうし、亜美には、というか北村も実乃梨にも分かってたんだろうなあ。隠してるつもりなのは大河だけで、近い友達にはバレバレの距離感(竜児は私のだーーーーって真っ直ぐな告白もあったしね^^)。

 だからこそ、実乃梨は大河の行動に混乱したし、自分の気持ちにどう踏ん切りをつけたらいいか分かんなくなっちゃっていたんじゃないかなあ。

 あと、大河と亜美が一緒に歌うたっちゃうぐらいの仲良しな感じが結構嬉しかったんだけど(絶対ケンカしながら練習したんだと思う^^)、二人ともお互いに遠慮なくぶつかり合った上で構築された関係だって考えると、もう一方の親友同士、大河と実乃梨のお互いに遠慮しまくってる友情と対照的だなあとも思ったり。


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とらドラ! 第18話 「もみの木の下で」

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堀江由衣
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新エンディングテーマ

 最高!すばらしい!今回も、もう何回繰り返してみた事か。いやぁ、ここまでしっかりとした青春ストーリー物が見れて超幸せ!相変わらず竜児は鈍いけど、鈍いなりに自分の気持ちに気付きつつあるし、ヒロイン達が見せる繊細さ、純粋なだけじゃない心の動きとか、段々と深刻になる4人の関係からもう目が離せない!早く次回見てぇ。

「じゃあ、あたしたちもあっちで手伝おうね~」

 体育倉庫の人間模様がなかなか興味深かったなあ。特に奈々子。前回は木原の北村への必死な思いに単なる脇役では無い強いキャラクター性を感じたんだけど、今回は奈々子のさり気ないフォローに木原と同じようにハッキリとしたキャラクター性を感じたなあ。閉めなくてもいい扉を閉めちゃったり明らかに亜美ためのフォローなんだもんなあ。木原が竜児に詰め寄る時も困ったような苦笑いの様な表情で傍にいたりと、結構いろいろ見えていて、その上で見守ってるタイプの子なのかなあ・・・なーんて色々想像しちゃったよ。今回も亜美はつれない竜児のおかげで不憫だったんで、見ててくれる人もいてちょっと安心。

「なんでパパ役なんてやってるの?高須君とタイガーの関係、すっごく不自然。幼稚なおままごと、もうやめた方がいいよ」

 竜児は大河の保護者に見えるし亜美の分析は結構もっともなんだけど、それが全てって感じでも無さそうなんだよなあ。亜美は竜児に北村と大河の中の良さに父親的な焼き餅を焼いてるの?ってからかってたけど、竜児は自分のサポート(悪く言うとコントロール下で)で大河と北村が仲良くしている分には微笑みを与えるほどだし、どっちかって言うと“俺の大河を勝手にいじるんじゃねえ”っていう独占欲なんじゃないかなあと。それに、能登の振りからの一連の様子を見ても分かる通り、大河はもう北村の事を意識してない感じだしね。(ファミレスでの「違う」って言葉は大河をずっと見守っている竜児だからこそ出てきた言葉だったと思うのですよ)

 ただ、亜美は全部分かっていて、ワザとこういう言い方をしたって感じもするんだよなあ。竜児が大河を独占したいと無意識に思っていて、大河が北村に対する想いに決着を付けちゃってるから竜児が全てになってしまっていて・・・。二人の絆が見えてしまっているから、竜児の実乃梨への恋と、大河と実乃梨との友情を絡めて不自然な関係だと竜児に思わせたかった。だって不自然な関係だと意識させないと、自分が割り込めないから。目を向けてもらえないから。みたいな?

「でもそれは私が信じたいから。誰かが何処かで私を見てくれているって」

 大河はもう手に入れてるんだよなあ。なのに、竜児の恋の手伝いなんかして、自分から手放そうとしちゃってるのがなあ。本当にそれでいいのか?タイガー。この先が怖いよ・・・。

「だめ!だめなの、やめて!それはやめて!」

 うわぁ・・・。実乃梨の運の悪さに同情せざるを得ない。しかも、大河の大事なものまで壊してしまうとは悲惨すぎる。その上、この不運によって、大河が竜児を自分の傍に残していこうとするし。「罪悪感は無くなった?」って言葉が重いよなあ・・・。そんなつもりは無かったのに、まるで状況を利用している様で実乃梨は絶対避けたい事だったんだろうなあ。でも、竜児の優しさに触れてしまって、ますます実乃梨の想いは混迷の度を深めていく。高須くん高須くんと叫ぶ実乃梨が痛々しい。つか、完璧に惚れたね。こりゃ。たぶん、実乃梨は竜児の気持ちも知っていて、これ以上自分が竜児を好きになってしまうのはまずい、自分がいると大河の大切なものを奪ってしまう事になってしまうと気がついて逃げ回っていたんだろうなあ。クリスタルの星はその象徴って感じかなあ・・・。


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とらドラ! 第17話 「クリスマスに水星は逆行する」

とらドラ! Scene1 (初回限定版)
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堀江由衣
新オープニングテーマ オレンジ
新エンディングテーマ

 おおっ、OP変わった!!ストーリーのポイントで変化させてきたって感じですね〜。さっそくリピート鑑賞しちゃっいました(笑)歌も気に入ったんだけど、アニメ部分もむっちゃいいね!すれ違いから始まる4人が、無理を誤魔化しバラバラに普通のふりをしてるんだけど、思い立ち、走りはじめ、最後にいつのも場所に戻ってくる。そんなストーリーを感じさせる作りになってて実に良いのですよ!みんなの表情がいいんだよなぁ。最後に竜児が大河の所にお弁当を持ってきた時の二人の表情なんて特にね。色々と積み重ねた上での表情になってて、やっぱりこの二人の物語なんだなぁと思わせるそんなOPでした!早速、本放送で見るまではと我慢してたCDの封印を解かねば!(笑)

 さて、本編。

「罪悪感は無くなった?」

 実乃梨は亜美の言葉が胸にぐさりと刺さったまま身動きが取れなくなってる感じだなあ。実乃梨からすれば、親友の大河が好きな竜児に横恋慕してるって認識だったって事なんだろうけど・・・。んー、竜児に惹かれてるにもかかわらず竜児からの問いかけに対し答を誤魔化して逃げていて、本当の大河の想い(実乃梨主観ですが)を知ってホッとしてしまった、そんな卑怯者の自分を、前者はバカで真っ直ぐな大河に、後者は亜美に自覚させられてしまって、大きく動揺してるってとこかなあ。そして、分かってくれていると期待していた(甘えていた)亜美に、本心を、卑怯な自分を見抜かれていた事自体に対しても。今回も逃げの一手だったけど、臆病で向き合えない自分に立ち向かえるようになるかなあ。

「私ねクリスマスだーーいすき」

 竜児と一緒にいる時の大河がめっちゃ可愛いんですが!深刻さが抜けたというか、自由になったというか、春田に校内放送を遮られてもあんまり気にしてる様子もなかったし、北村の事は吹っ切れたって感じかなあ(憧れは別としてね)。まあ、ちょっとはしゃぎ過ぎな気もするけど。サンタクロースを信じてるってのがどこまで本気なのかは分からないけど、竜児の為に色々してあげたい(つまり竜児の事だけ考えていればいい)って思いの現れってとこなのかね?

「違う」

 おっ、ちょっと自覚してきた?今回もドーナッツで天使を装う大河に見惚れて頬を赤らめていたりしたけど、基本的に大河に視線が行ってばっかりだもんなあ。

「高須君。あきらめちゃ駄目だよ」

 ここにきて木原が可愛い。木原と奈々子で亜美の友人A、Bって感じだったのに意外な伏兵です。これまで何回か北村の事が好きなんじゃないかと思わせる描写があったけど、こう動いてくるとはね〜。なんか必死な様子がいいんだよなあ。がんばれ木原!

 そして新EDなんですが、これがまたいい!テンポのいい曲調で結構元気な感じなんだけど、歌詞がなかなか切なくてねぇ。理想の自分と未熟な自分を熟していないオレンジとからめて歌いあげてるんだけど、そのオレンジを竜児がおいしいケーキにしてるってのがまた素敵なんだよなあ。3人のヒロインにとって竜児は理想の自分になるために重要なカギを握る人物って事なんだろうなあ。んで、そのケーキを当の3人が食べてるとか・・・意味深だよなあ。つか、ほんとモテモテだな!!(笑)


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とらドラ! 第16話 「踏みだす一歩」

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「ご迷惑をおかけして、本当にすみませんでした」

 大人の振りができてしまったり、周りの子たちが気付かない事が見え過ぎちゃったりすると、色々と苦労も多いだろうなあ。分かっているだけに、自分の行動が与える影響を考えてしまって勢いの行動も出来ないし、当然周りの子たちに対するもどかしさもあるだろうし、妙に頼られちゃうだろうし。本当は一歩前を行く程度のなんの力もない子供でしかないのに。亜美ちゃんも会長も。つか、似ているのは髪の色だけかと思ったら、立ち位置も微妙に似てたんだなあ。まあ、亜美の方がひねくれてると思うけど。

「あっ、下に・・・」

 大河の生徒手帳に挟んであった北村との写真の下にあるのは竜児の写真だと思うんだけど、亜美は分かっててインターセプトしたんだろうねぇ。実乃梨への一言といい流石すぎる。でも、竜児がいつも見ているものも、大河の思いも、実乃梨の思いも全部分かっているんだとしたら、きっと苦々しいだろうなあ。竜児に振り向いてほしくて様子を見る為にちょかいだしても反応薄いし、怖がりの亜美じゃあそれ以上踏み込むことも出来ないだろうし、つらいだろうなあ。

 あと、勢いで突き進む大河の暴走ぶりがちょっと羨ましかったり。


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