「知ってるよ。でも、無駄な過去なんかないんだ。あのとき悲しかったから、僕らは薫たちの力になってやれるんだ」
いいこと言うなあ。経験はそれだけで価値になるんだよね~。経験の積み重ねが増えるほど、様々な事に対処できる幅が広がるし、だからこそどんな時もどんどん色々な経験をすべきだと思うねぇ。それにしても、皆本が過去を捨てて子供に戻ったら薫達の気持ちが理解できない子になる可能性もあったろうし、逆に高校卒業とともにいきなり結婚しちゃう可能性だってあっただろうしで、今回の兵部の策略はかなり不安定な危険性をはらんでたんだよなあ・・・。
「どうするんだ!皆本!!」
にしても、兵部の想いの複雑さをすっごく感じる回だったなあ。未来を変える事とノーマルを根絶やしにする事、二つの願いのうち薫の為に未来を優先するのは当然なんだろうけど、その為になら皆本という兵部にとって厄介でノーマルの象徴とも言える存在に自分の命の全てを使って未来を託す事もいとわないってのがね~。絶対に許す事の無いノーマルに、だもんなぁ。もしかしたら力を持つかもしれないけど可能性でしかないしね。しかも、薫が「私達が大人になって追いつくから!」と皆本を説得している時に兵部が見せた表情は、彼らの選択がそうなると分かっているが故の表情に見えるし、皆本がチルドレン達に信じてほしいと言われていた時も、皆本とチルドレンの成り行きに満足している様な表情を見せたり、皆本の背中を押す様な問いかけもするしさ。どう転ぶにしろ結局のところ皆本の事を信頼しているかの様なスタンスに、兵部の複雑な心情を感じるんだよなあ。皆本とチルドレンの絆を信じているからこそ、今回の策略を行ったって感じもするし。
「皆本・・・貴様は」
予知の事もあるけど、皆本とチルドレンの絆を信じているからこそ、そして憎しみと期待が入り混じり絡み合ってるからこそ、皆本は兵部にとって厄介な邪魔者でもあるんだろうなあ・・・。どちらにも動かせない事がハッキリしちゃってるから、強引な手は封じられちゃってるしねぇ。
「お前には、僕とこの子たちが作る未来を見届けてもらわなくちゃ困る」
エスパーとノーマルが共に歩んでいく事に対する、皆本の揺るぎない信念が実に良いね~。生きて見届けろとか、兵部の事も全然諦めていない態度がめっちゃカッコいい。皆本ってホントいい奴だなぁ。
てな訳で、めっちゃ面白かった!!ユーリのちょっと怖いデレと、ナオミのデレも見れたし大満足ですよ!!(笑)つか、ユーリいいな~。もっと活躍を見たいね!あと1回なのが残念すぎるわ~。2期やんないかなあ。
何かありましたら、こちらからどうぞ~。
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