DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 第二十話 「あさき夢見し、酔いもせず・・・(後編)」
そっかぁ、志保子が久野に近づいたのは情報を守る為じゃなくて奪う為だったのね。たしかに、アルマが語った理念からすると契約者を利用しようとしている組織が排除しようとするのも良く分るし、彼女の能力は潜伏するのに非常に優れた力だから探し出す為には少しでも多くの情報が必要だったって事なんでしょうねぇ。でも、それにもかかわらず磯崎から情報を引き出すんじゃなくて殺しちゃったって事は、もしかすると磯崎は契約者だったのかもしれませんね。
それにしても、アルマの話は興味深かったですね~。彼女がヘイと語っていた言葉が真実だとすると、これまで契約者の説明に使われてきた言葉は、契約者を利用しようとする者が利用し易くする為に使っていたもの(組織にしろ、公安やMI6にしろね)で、実際の契約者を正確に理解した上で使われているものじゃなかった訳ね。でも、と言う事はヘイの状態が特殊では無いって事になるのかなぁ。
あと、志保子やアルマの対価からすると、対価は必ずしも物理的な行動とは限らない様ですから、ヘイは対価が無いわけじゃなくて常に対価を支払っているのかもしれませんねぇ。
「そうだよね。ありだよね。それで十分」
契約者であろうと人間と変わらない。感情の揺れが殆んど無いから常に冷静な対処が出来るけど、感情が無いわけじゃない。ヘイやアルマはその事を分っていたようですが、志保子は彼女の対価によって普通の人間の感情を取り戻してしまうがゆえに相対的に契約者の冷酷さを余計に感じていたんでしょう。だから、怖かった。契約者は人間じゃないと思っていた。そんな契約者の自分が嬉しいと思った。ホァンの言葉に安らぎを得た彼女は、契約者も人間と変わらない事を実感させたくれたホァンを何としても守りたかった。自分がいた事を覚えていて欲しかった。そのため彼女は自らの命を絶つ事を選んだんだと思います。・・・ええ、もう涙しましたよ。やるせないよもう。
しかしなぁ。マオも相当恐れていたけど組織って何なんだろう。志保子の口添えでホァンは記憶を消されずに済んだけど、それが出来るのって・・・。もしかして、政府も関わりがあったりするのかなぁ。
あ、そうそう。アルマの対価をみて思ったんですが、アンバーの対価はあれの逆で若返りなんですかねぇ。
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