台湾防衛省が警報を誤訳して中国がミサイルを発射したと発表(抄訳)
ミリタリー.comの記事の抄訳。2024/01/09、台湾防衛省は中国の人工衛星打ち上げを英語で発表する際に誤訳してミサイル発射と発表してしまった。
日本のDPRK(北朝鮮)関連報道では人工衛星やロケットの打ち上げも何もかも軍事的ミサイルであるかの様なあからさまな印象操作が横行しているが、中国の気象観測用気球撃墜事件の様に、偽の警報で緊張を煽ると云うのはよく使われる手口だ。だが幸いなことに好戦的な台湾の分離主義勢力も、現状では徒らに戦争を煽る様な真似は控えている様だ。
Military News Taiwan’s Defense Ministry Mistranslates an Alert, Erroneously Saying China Launched a Missile
2024/01/09、台湾防衛省は、中国が人工衛星を発射したこと英語で発表する際に誤訳して、ミサイルを発射したと発表し、警戒を促した。
台湾で01/12に総統選挙と議会選挙を控えているが、中国はこれを戦争か平和かの選択だと評している。
住民の携帯電話に送信された二ヵ国語の警報は、英語でミサイルの上空通過を警告した。
その後防衛省は声明で、これは誤訳だったと謝罪して、発射されたのはミサイルではなく人工衛星を搭載したロケットであると訂正した。
中国国営メディアの報道に拠ると、中国本土は南西部四川省の西昌衛星発射センターから長征2Cロケットでアインシュタインと呼ばれる衛星を打ち上げた。衛星は軌道に入り、打ち上げは成功したと発表された。
警報は台湾のジョセフ・ウー外相が国際記者会見を行っている最中に鳴り響いた。彼はミサイルではなく人工衛星の打ち上げであるから心配の必要は無いと説明して会見を続行した。
「我々は責任を持ち続ける必要が有ります。台湾と中国の間で紛争が起こるのを防ぐ為に、我々は節度を保つ必要があります。」
地元メディアに拠ると、南部の高雄市を訪問中だった蔡英文総統は、市民達に心配しないように呼び掛けた。
日本のDPRK(北朝鮮)関連報道では人工衛星やロケットの打ち上げも何もかも軍事的ミサイルであるかの様なあからさまな印象操作が横行しているが、中国の気象観測用気球撃墜事件の様に、偽の警報で緊張を煽ると云うのはよく使われる手口だ。だが幸いなことに好戦的な台湾の分離主義勢力も、現状では徒らに戦争を煽る様な真似は控えている様だ。
Military News Taiwan’s Defense Ministry Mistranslates an Alert, Erroneously Saying China Launched a Missile
2024/01/09、台湾防衛省は、中国が人工衛星を発射したこと英語で発表する際に誤訳して、ミサイルを発射したと発表し、警戒を促した。
台湾で01/12に総統選挙と議会選挙を控えているが、中国はこれを戦争か平和かの選択だと評している。
住民の携帯電話に送信された二ヵ国語の警報は、英語でミサイルの上空通過を警告した。
その後防衛省は声明で、これは誤訳だったと謝罪して、発射されたのはミサイルではなく人工衛星を搭載したロケットであると訂正した。
中国国営メディアの報道に拠ると、中国本土は南西部四川省の西昌衛星発射センターから長征2Cロケットでアインシュタインと呼ばれる衛星を打ち上げた。衛星は軌道に入り、打ち上げは成功したと発表された。
警報は台湾のジョセフ・ウー外相が国際記者会見を行っている最中に鳴り響いた。彼はミサイルではなく人工衛星の打ち上げであるから心配の必要は無いと説明して会見を続行した。
「我々は責任を持ち続ける必要が有ります。台湾と中国の間で紛争が起こるのを防ぐ為に、我々は節度を保つ必要があります。」
地元メディアに拠ると、南部の高雄市を訪問中だった蔡英文総統は、市民達に心配しないように呼び掛けた。
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