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何目的?決まった日に皮をむいたバナナをのせた皿が街角に置かれている謎

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 イギリスのノッティンガムシャー州にある街ビーストンでは、1年以上にわたって続いている謎現象が話題になっている。

 その現象とは、毎月2日に皮をむいたバナナをのせたお皿が、街角にポツンと置かれるのだそうだ。

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 その理由も、置いていく人が誰なのかも、一切が謎に包まれている。皿は置きっぱなしで回収されることはなく、傷むままのバナナを放置される付近の住民たちはかなり迷惑しているようだ。

街角に設置された「バナナを置かないで」の看板

 2025年1月2日、ビーストンで犬の散歩をしていたポール・マチェゾネクさんは、路傍にこんな看板があるのを見つけて、思わずFacebookに投稿した。

どうかお願いします。バナナはもう置かないで!
回収されない皿と腐ったバナナは、本当にひどい状況を残します!
皆さんにとってステキな新年になりますように

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image credit: Facebook @Paul Macieszonek

 この看板を作ったのは、地元の住人のクレア・ショートさんだ。だが、せっかく作った看板もむなしく、その傍らには新たに置かれたバナナの皿が。

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image credit: Facebook @James Oviedo

目的も犯人もすべてが謎

地域の人たちに聞いてみましたが、(このバナナについて)知っている人は誰もおらず、何もわかりませんでした

 クレアさんをはじめ、地元の人たちはこの1年間、ずっと途方に暮れていた。いったい誰が何の目的で、バナナを置いているのか、さっぱりわからないのだ。

 住民たちの間では、野生動物への贈り物なのでは?という声があるほか、教会に近いことから、何らかの宗教的なお供えなのでは?と考える人もいるようだ。

 クレアさんは今ではあきらめの心境に達したといい、次のように続けた。

私はこの件で争いたくないし、大事にもしたくないので、看板を撤去しに来ました。

おそらく誰かにとって特別なことなのだと思うし、その人の幸せを願っています。でも、もし本人が数日後に戻ってきて、この混乱を片付けてくれるなら、それは素敵なことだと思います

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image credit: Facebook @James Oviedo

 バナナが置かれるのは、地元の教会の向かい側に位置する通りの角だという。バナナを置く現場を見た人はおらず、その意味や目的は謎に包まれたままだ。

 クレアさんの看板を見ると、どうやらバナナや皿が回収されることはなく、腐るままに放置されているようだ。

 毎回その後始末をさせられている住民たちにとっては、いい迷惑でしかないだろう。

 クレアさんの看板はSNSで話題になり、大手のメディアでも報道された。もしかすると来月の2日は、バナナが置かれる現場を押さえるために地元の匿名捜査班たちが行動を起こすかもしれない。

 ローカルな謎案件ではあるが、遠く海外にいる私たちもぜひ真相を知りたいよね。謎が判明した暁には、ぜひこの場でも報告したいと思っているので、とりあえず来月の2日を待ってみよう。

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この記事へのコメント、18件

コメントを書く

  1. 随分と細長いバナナだなー

    まあ、オレなら普通に食べるけどな

    1. ノッティンガムシャー州ビーストンではあなたのような人を必要としている!

  2. もしバナナを置いていくのが夜だったら、この看板に気が付いてないかも

    来月2日の続報に期待

    1. 日本だったら、夏場は覿面 アリがたかりそう。

      ここでも、「腐ったバナナは、本当にひどい状況を残します」に
      そういった状態が含まれているのかも知れんが。

  3. ヒヨドリみたいな甘い物が好きな鳥への餌付け説
    現代アート説
    住民への嫌がらせ説
    さあどれだ
    私は邪神への供物説を推したい

  4. なんかのアートのつもりなんだろうとは思うが
    腐るし、散歩中に犬が食べちゃうかもしれないし、カラスとかネズミも来そうだし迷惑な話よ

  5. 置かれる日が決まってるなら監視カメラを設置するか、誰かが張り込んでおけばいいのに

    1. まずそれをすべきと思った
      こういう事をする奴が貼り紙を見て考えを改めるとは思えない

  6. 謎も何もこれは例のバナナ落札でも知られてるし
    意図も含めて判るだろう

  7. サルの餌付けしか思い浮かばない
    思ったより本数が多いから親子のサル用だな!

    1. ネタにマジレスするのも無粋ではあるが、
      ヒト以外のサルって基本的に赤道まわりの地域に分布している生き物で、
      ニホンザルは例外レベルの北限だよ。

      西洋方面だと、サハラ砂漠を挟んでギリ アフリカ北部には多少いるけど、
      ヨーロッパには基本的に人工飼育以外のサルはいない。
      (唯一、ジブラルタル海峡の岩山では
       アフリカから連れてきたバーバリー・マカクが野生化しているが。)

      あと、暖流が上がってきているから日照のわりに温暖だけど、
      イギリスのビーストンって北緯53度弱ぐらいの位置のようだから、
      日本近辺でいうなら樺太北端に近い緯度。

  8. 英国の年金支給日は毎月末だから、年金を受け取ってそのお金でバナナ購入して歩道に放置すると毎月2日頃になるかも。
    あるいは誰かの月命日か。

  9. 学生の時警備のバイトした。
    競輪場や競馬場。公共賭場に派遣された。
    ある地方競馬場で、物陰に人糞が。
    近くに公衆トイレあるのに、、
    先輩の話では他の所にもあるとの事。
    どうやらゲン担ぎらしい。
    いまなら監視カメラがあるから。

  10. いまだに、四つ角に赤飯置いてあるときあるな。

  11. 意外と誰も言ってないから、とりあえず呟いてみる。

    「そんなバナナ」

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