【登場人物】
●アンディ・パーカー
臨時雇いの下僕
●ヒュー・マクレア
フリントシャー侯爵 ローズの父 ロバートの旧友 通称"シュリンピー"
●スーザン
フリントシャー侯爵夫人 ローズの母 ロバートのいとこ(バイオレットの姪)
【あらすじ&感想】
★
アティカスが娼婦と浮気したかのような写真を撮られ、ヒューが妻の仕業と見抜く
犯人はシンダビー卿かと思ったら、
まさかローズの母スーザンだったとは!Σ(´д`;)
元から2人の結婚には反対してたけど、あんな汚い手を使って娘を傷つけてまで妨害を画策するなんてね。
シュリンピーが
「このとんだ性悪女め!」 って言ってたとおり、夫婦の不和はスーザン側に原因があるんじゃないかしら。
幸いローズは母親の仕業とは知らないままだし、アティカスのことを信じてるようだからよかったわ。
★
トラブルを乗り越え、ローズとアティカスがロンドンの登記所で民事婚
直前のゴタゴタはあったけど、宗教色のない
民事婚 は清々しく美しいものだったわ(人´ω`*).。*゚+.*.。
そのあとに教会での祝福の儀式はあったそうだけど。
それにしても、この期に及んでまだ結婚をぶち壊そうとするスーザンとシンダビー卿にはあきれるばかりだったけど、それぞれの配偶者はまともなのが救いだったわね。
★
トーマスがデンカーのカモにされるアンディを助ける
デンカーに
秘密クラブ へ連れて行かれたアンディは、そこで
ギャンブルのカモ にされてすっからかんどころか借金持ちに。
そこで一肌脱いだのが
「トーマスおじさん」 よ!(*´д`*)
秘密クラブへ同行して、アンディに借金を返させたうえに甘い汁吸ってたデンカーにも報いを受けさせるなんて、ちょっとカッコ良すぎるんじゃない?w(^д^;)
★
ベイツのグリーン殺害容疑が晴れた一方、目撃証言によりアンナが逮捕される
その後の警察の捜査で判明したのは、グリーンは婦女暴行の常習者で、その被害者たちの特徴は
小柄で痩せ型の女性 ってこと。
さらに、新たな目撃者の証言によれば、グリーンが事件現場で話してた人物は彼より小柄だったってことだから、ベイツの容疑は晴れたんですって。
で、アンナがロンドン警視庁に呼ばれたと思ったら、何の説明もなしに
面通し の対象者として並ばされたわ。
その結果としての逮捕なんでしょうけど、一人の目撃証言だけで逮捕にまで至るなんてずいぶん乱暴な話ね。
それとも、今から100年近く昔の警察なんてこんなもんなのかしら…。
とにかくこれ以上アンナを苦しめるのはやめて!ヽ(`Д´)ノ
※その他の出来事・状況
・バイオレットがクラーギン公爵から交際を申し込まれるも答えは保留に
嬉しい反面、彼の行方不明の奥さんのことが気になって…って感じかしら。
・伯爵家がグランサムハウスで過ごす間、臨時の下僕としてアンディが雇われる
イケメンかどうかは微妙だけど、とりあえずトーマスは気に入ったようねw
・トムがクリスマス後に共にボストンへ移る決意を固める
トムはともかく、シビーがいなくなっちゃったらロバさんが悲しむわ!
・デイジーが屋敷を辞めようと考えるもパットモアの悲しむ姿を見て翻意
もっと見聞を広めるための決断だったようだけど、パットモアさんの涙にやられたわね。
・ロバートが戦没者慰霊碑と別にパットモアの甥の慰霊碑を建て、除幕式で披露
建前を守りながらパットモアさんの気持ちも汲む…う~ん、粋な計らいだわぁ。
・ロバートがマリゴールドの面差しから実の両親を悟る
あら意外と鋭いじゃない! でもまだイーディスには知ってることを知らせないのね。
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