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ブレイキング・バッド3-13「向けられた銃口(シーズン最終話)」
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【あらすじ】
荒野でマイクと落ち合ったウォルターは、ギャング2人の後始末をする羽目になった恨み言を聞かされる。
そして、手下のヴィクターとともに車で待つガスのもとへ。
突然の乱心に病状の悪化を疑うガスに、「今のところない」と答えた上、「パートナーが撃たれるのを阻止したまでだ」と理由を説明しても、納得は得られない。
ジェシーの行方について問われ、「知るわけない。少なくとも遠くへ逃げた」と答えると、攻守交替とばかりに2つの選択肢を提示する。
選択肢A:「ここで私を殺す。それから数週間か数か月かけてジェシーを見つけて殺す」
選択肢B:「meth作りを続ける。お互いジェシーも今回のことも忘れる」
「新しい助手が必要だな」――言外にBを選んだガスは、今度は助手を自分で選ぶことを言い渡す。
マイクは連絡が取れなくなった化学薬品の調達先に乗り込み、そこを占拠していたならず者たちを片付ける。
どうやら、メキシコの麻薬カルテルが国境を越えてきた模様。
それをガスに報告すると、今度はグッドマン法律事務所に出向き、ソウルを脅してジェシーの居所を吐かせるが、それが嘘だとは知る由もない。

ガスの命令で助手のゲイルが復帰し、ラボではウォルターとのコンビで以前と変わらぬ精製が始まる。
ただひとつ違うのは、いつでもヴィクターの目が光っていること。
仕事を終えて自宅に戻ったゲイルだったが、突然ガスの訪問を受ける。
「君はどのくらいでラボを引き継げるかな」と持ちかけられ、理由を聞いてみれば、ウォルターがガンを患って余命わずかであり、家族に遺す金はすでに稼いだとのこと。
ウォルターのことを"師匠"と呼びつつも、ガスの迫力に圧され、「あと1回。それでいけると思います」と答える。
ラボではウォルターから精製のコツを聞き出そうと試みるも、なかなか上手くはいかない。

ウォルターはソウルに連れられてレーザータグのゲーム場にやってくる。
ヴィクターの尾行と盗聴器を避けて建物に入ると、近くに潜伏していたジェシーと再会。
ゲイルからの質問ははぐらかしているものの、彼への引き継ぎが済めば殺される身であることを明かす。
それを回避する方法はただひとつ、methの生産が止まれば大損するガスにとって、自分が唯一の作り手となること。
それはゲイルを消すことを意味し、自首を勧めるジェシーに「ゲイルを尾行し、住所を突き止めろ」とだけ頼んで、実行は自分がすることを約束する。

ジェシーから連絡を受けたウォルターは、ゲイルの自宅へ向かうため家を出る。
が、「化学薬品が漏れたようだ」と話すヴィクターの車に乗せられ、クリーニング工場へ連れて来られると、マイクが待ち受ける状況にもはや疑う余地なし。
命乞いの末に「ジェシーを渡そう」と申し出ると、会う約束をするためとして彼に電話をかけ、「やらなかった。お前に頼みたい」と前言を撤回。
反発するジェシーの声に構わず「お前の方が近い。私が殺される前にやれ。急ぐんだ!」と叫ぶと、騙されたことに気付いたマイクたちに制され、銃を突き付けられる。
が、怯まず「お前には殺せない。お前のボスには私が必要だからだ」と告げ、次いでゲイルの住所を口にする。
ヴィクターが走り、マイクが電話をかけるも、時すでに遅し。
ゲイルの自宅に辿り着いたジェシーは、無防備にドアを開けた彼の頭に銃口を向ける。
「撃たないで…」――ゲイルの命乞いに躊躇いを見せるも、一発の銃声を轟かせる。


【感想】
ジェシーが撃っちゃった、撃っちゃったわぁぁぁぁぁぁ!!( ゚д゚)y=ーヾ(`д´)ノ"・∵
ウォルターったら、ジェシーになんてことさせんのよ!
あの子はああ見えてヘタレ優しい子なのよぉぉぉぉぉ!!
引き鉄を引いた時の 涙目…。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
でも、まだ撃っただけ…?

せっかくウォルターとガスの心が通い始めてたのに、ひとつの事件でここまでいっちゃうのね…。
それにしても、いきなり殺そうとするなんて、やっぱりガスって鬼だわ。
ヴィクター(名前は初出?)は相変わらず不気味だし、マイクは いいおじいちゃんっぷりの裏で4人ぶっ殺す し……ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

これでシーズン3終了。
中だるみ なんていう意見もあるみたいだけど、ワタシは十分すぎるほどハラハラドキドキを味わえたし、面白かったわ。
ただし、第10話を除く けどw

はたして、ウォルターとジェシーの運命やいかに!?
ラレド とかいう別のカルテルも出てきたし、ガスたちも安泰じゃないのかしら??
シーズン4がどう展開していくのかまったく読めないわ!

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コメント

  1. リタミツコ | R3CmE9q6

    S3Ep13 観ました!

    いやー、ワクワクしましたね♪
    最後、銃を構えたまま涙目になっているジェシーが、もうもうもう!@コーフン
    早く、次回が観たいです♪
    ホント、Ep10=“ボトル・エピソード”だけがエアポケットだったんですね(笑)

    ガスの冷酷さにはぞくっとしますが、堂々それと知力で渡り合うウォルターがクールです。
    マイクに殺されそうになった時、おびえると見せかけてジェシーに電話するとこなんて、もうもうもう!@またコーフン
    何をするか…という説明の代わりに、ゲイルの住所だけを口にすると、マイクたちの顔色ががらっと変わるところなんか、ぐっときましたねぇ。
    考えてみれば、自分とジェシーを守るために、あっさりゲイルを切り捨てるところなんか、ウォルターももう立派にbreaking badしているのですね。

    毎回、タイトル前のシーンは意味ありげですが、今回、ウォルター夫妻が家を買う過去バナが出てきたのは、何を示唆していたのでしょうね。
    まだ研究所(?)に勤めていて、前途洋々だったウォルターと、今の現実を対比させるためだったのでしょうか。
    あるいは、ウォルターの幸福の礎としてのあの家の意味を再確認する意味だったんでしょうか。

    ところで、マイクって誰かに似てるな~と思っていたのですが、若い頃のジャッキー・チェンに顔が似てません?太い鼻筋がwww

    マイクが必殺仕事人風に潜入&敵を殲滅していた中国人経営の化学薬品会社およびラレドというキーワードは、シーズン4への伏線ですね。
    新たな敵…という見方もできますが、ウォルターが自分の市場価値を絶対のものにした今、彼が新たなカルテルに自分を売り込むっていう可能性もありますよね。
    はてさて、どうなるか、シーズン4もご一緒に楽しみましょう♪

    ( 16:43 [Edit] )

  2. Ricky247 | -

    リタミツコ さん

    > いやー、ワクワクしましたね♪
    > 最後、銃を構えたまま涙目になっているジェシーが、もうもうもう!@コーフン
    > 早く、次回が観たいです♪
    > ホント、Ep10=“ボトル・エピソード”だけがエアポケットだったんですね(笑)

    あのエピソードだけは忘れることにするわw
    これから先はああいうのが無いことを願うばかり。
    すっごく気になる終わり方だったけど、間を置かずシーズン4が見られるなんて幸せよね♪

    > ガスの冷酷さにはぞくっとしますが、堂々それと知力で渡り合うウォルターがクールです。
    > マイクに殺されそうになった時、おびえると見せかけてジェシーに電話するとこなんて、もうもうもう!@またコーフン
    > 何をするか…という説明の代わりに、ゲイルの住所だけを口にすると、マイクたちの顔色ががらっと変わるところなんか、ぐっときましたねぇ。
    > 考えてみれば、自分とジェシーを守るために、あっさりゲイルを切り捨てるところなんか、ウォルターももう立派にbreaking badしているのですね。

    あの状況で頭は冷静に回転してるっていうのがすごいわよねぇ。
    マイクもヴィクターも、ちょっとウォルターを甘く見過ぎてたようね。
    ゲイルも犯罪者には違いないんだけど、悪い人間じゃない(矛盾してるわねw)ことはウォルターも分かってるでしょうから、あっさり切り捨てようとするところにはちょっと驚いたわ。
    個人的には、殺さないでいてあげてほしいの…。

    > 毎回、タイトル前のシーンは意味ありげですが、今回、ウォルター夫妻が家を買う過去バナが出てきたのは、何を示唆していたのでしょうね。
    > まだ研究所(?)に勤めていて、前途洋々だったウォルターと、今の現実を対比させるためだったのでしょうか。
    > あるいは、ウォルターの幸福の礎としてのあの家の意味を再確認する意味だったんでしょうか。

    タイトル前のシーンは、意味ありげだけど、そんなに深い意味はないっていうのが多いかしらね。
    ウォルターが「未来は明るいんだ」って言ってたから、「今の現実を対比させるため」に1票。
    ところで、ウォルターが寝室が3つしかないことに引っかかるとこで、「僕の書斎とか君も執筆するだろ」って言ってたわね。
    リタミツコさんが3-9にくれたコメント↓↓↓

    > 第1シーズンで、確かスカイラーは「本を書きたい」とか口走っていませんでしたっけ?(私の記憶違い?)

    ……リタミツコさんの記憶力に敬服m(_ _ ")m


    > ところで、マイクって誰かに似てるな~と思っていたのですが、若い頃のジャッキー・チェンに顔が似てません?太い鼻筋がwww

    たしかに、つぶれて横に広がったような鼻は似てるわねw
    ちなみに、jonathan banks young で画像検索してみたら、今より気弱で神経質そうな風貌だったわ。

    > マイクが必殺仕事人風に潜入&敵を殲滅していた中国人経営の化学薬品会社およびラレドというキーワードは、シーズン4への伏線ですね。
    > 新たな敵…という見方もできますが、ウォルターが自分の市場価値を絶対のものにした今、彼が新たなカルテルに自分を売り込むっていう可能性もありますよね。
    > はてさて、どうなるか、シーズン4もご一緒に楽しみましょう♪

    ひとりで4人の敵を片付ける、スーパーおじいちゃんマイクw
    目で「ここ?もうちょい下?」って聞くシーンに笑ったわw
    ウォルターたちが別の組織につくっていう筋書きはすごく面白そうね!
    ガスたちとの全面戦争は、怖すぎ……でも見たいわ!w

    ( 23:07 )

  3. もふぁ | -

    シーズン3の最後、ほんと、ゾクゾクしましたね。
    記憶に残る名場面だったと思います。
    ジェシーのあの、表情。素晴らしいですよね。

    私も、シーズン3は好きなシーズンで、
    ゾクゾクしっぱなしだったように感じます。
     同じく、10話を覗いて(笑)

    ( 17:25 )

  4. Ricky247 | -

    もふぁ さん

    もふぁさんはもっと先まで視聴済みってことでよかったかしら?
    (っていうかシーズン5まで完走?)
    そのもふぁさんが言うんだから、やっぱりあの第10話は要らない子なんだわ。

    シーズン3は、ハンクの襲撃もあったし、ハラハラドキドキの刺激的なシーズンだったわね。
    そして最後のシーンも衝撃的で、心をグワッと掴まれたままでシーズン4を待ってる状態よ。
    (って言っても1週間だけだけどw)
    ウォルターとジェシー、それを取り巻く人たちとの関係性も目まぐるしく変わっていって、退屈してる暇なんてない展開だったわよね。

    ( 23:12 )

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