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カロリーハーフのマヨネーズはマヨネーズではない?カロリーハーフ商品に注意

食事のカロリーを少なくするためにカロリー控えめの商品を積極的に選んでいました。マヨネーズも出始めの頃よりも味の面で気にならなくなったので、ここ数年はカロリーハーフのマヨネーズを食べていました。ただ、最近添加物についていろいろ勉強するようになって初めて知りました。カロリーハーフのマヨネーズは、マヨネーズではなく、マヨネーズ風のドレッシングなんだと。

●増粘多糖類などの添加物が加えられている

カロリーを抑えたマヨネーズ(マヨネーズ風のドレッシング)は、カロリーを減らすために油の割合を大幅に減らしていますが、そうするとマヨネーズ独特の粘り気がなくなってしまい、それを補うために増粘多糖類などの添加物を加えています。

●商品名は"サラダクリーミードレッシング"

JASでは、マヨネーズという名称を使うには、原材料の65%以上に植物油を使うことを義務付けていて、増粘多糖類の使用も認めていません。商品のパッケージの名称欄には、マヨネーズではなく、"サラダクリーミードレッシング"と記載されています。

原材料名を見てみると以下のようになっていました。

(マヨネーズ)
食用植物油脂、卵黄、醸造酢、食塩、調味料、香辛料、香辛料抽出物

(カロリーハーフ)
食用植物油脂、卵、醸造酢、食塩、砂糖類(砂糖、水あめ)、増粘多糖類、調味料、香辛料、たん白加水分解物、香辛料抽出物

量は少ないようですが、たん白加水分解物も加えられていますね。


栄養成分についても比較してみます。(大さじ1杯、15gあたり)

      エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 ナトリウム
マヨネーズ 100kcal   0.4g   11.2g  0.1g   105mg(食塩0.3g相当)
ハーフ    50kcal   0.4g    5.1g  0.5g   150mg(食塩0.4g相当)

エネルギーと脂質は確かにハーフ以下になっていますね。ただ、なぜか食塩が4割も増えていますね。

カロリー削減の効果と食塩増加のデメリットが定量的にどうなっているか簡単に見積もってみました。

一般的には、成人の摂取カロリーは1,800~2,200kcalとされているようなので、一食あたり600kcalとします。

食塩は、厚生省の目標値では日本の食習慣を考慮して、男性は8g/日、女性は7g/日となっていますが、WHO(世界保健機関)では、5g/日としているので、間を取って6gとし、一食あたり2gを目標としてみます。

マヨネーズ大さじ一杯(15g)が一食に占める割合
 カロリー 100/600=17%
 食塩   0.3/2 = 15%

カロリーハーフ大さじ一杯(15g)が一食に占める割合
 カロリー 50/600=8.3%
 食塩   0.4/2 = 20%


この数値を見ると、添加物を気にしないのであれば、カロリーハーフの方が良い気もしますが、カロリーは運動をすればその悪影響を相殺できるのに対し、食塩は他の手段で相殺するのが困難な事を考えると、食塩の影響を優先するという選択もありそうですね。

テーマ : 健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : マヨネーズ添加物食塩カロリーハーフ

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田舎暮らしをめざしている40過ぎの独身男性です。
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