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「停戦」したつもりが・・・!!

戦いを止めると言っても実際は暴力の応酬が続いている感じです。
イスラエルとパレスチナの対立じゃないけど、国際社会からは懸念しかありません。

引用

スーダン「停戦」後も続く戦闘、国連機関職員1人が死亡…邦人退避にも影響

【ヨハネスブルク=深沢亮爾、ジュネーブ=森井雄一】アフリカ北東部スーダンの国軍は21日、この日に始まったイスラム教のラマダン(断食月)明けの祝祭に合わせた3日間の停戦を表明した。国軍と戦闘を続ける準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)はすでに3日間の停戦の意思を示している。首都ハルツームではその後も戦闘が続いており、停戦が実現するかは不透明だ。

 ロイター通信によると、国軍は声明で「反乱軍が停戦に反する軍事行動を行わないことを望む」とRSFに停戦順守を訴えた。

 ブリンケン米国務長官は21日の声明で停戦表明を歓迎しつつ、その後も戦闘が継続していると指摘し、停戦の徹底を求めた。

 一時停戦が実現すれば、在留外国人の退避が進む可能性があるが、これまでも一時停戦の合意を発表しながら戦闘が継続する事態が繰り返されている。

 一方、国連機関の国際移住機関(IOM)は21日、スーダンで活動していた職員1人が銃撃戦に巻き込まれて死亡したと発表した。スーダンでは、世界食糧計画(WFP)のスタッフ3人が戦闘に巻き込まれて死亡しており、国連機関の死者は4人目となる。

 IOMによると、職員は21日、家族と車で移動中に銃撃戦に巻き込まれたという。AFP通信によると死亡したのは49歳のスーダン人職員。世界保健機関(WHO)は21日、戦闘による死者は413人、負傷者は3551人に上ると明らかにした。

 2023/04/22 10:11 「読売新聞」より
ラマダン(イスラム教の断食月)開けの祝祭に合わせて3日間の「停戦」を表明したスーダン軍、軍と戦闘を続けているRSF(即応支援部隊)はそれを受け入れてるけど、一方でスーダン各地で戦闘が続いており、停戦とは名ばかりの状況みたいです。
「反乱軍が停戦に反する軍事行動を行わないことを望む」と声明を出した軍だが、RSFがそれを遵守するかは不透明だし、かつてダルフール紛争で邪智暴虐の限りを尽くして全世界にその名を轟かせたジャンジャウィードを母体とするRSF、最近ではサウジアラビアと結託してイエメン内戦に傭兵を派遣したり、ウクライナ侵攻で国際社会にその名を轟かせているロシアの民間軍事会社「ワグネル」とも関係を持つなど、ネットワークを張り巡らせており、正規軍以上に存在感を強めていることから、かなりタチが悪い。
ダルフール紛争を起こしたオマル・アル=バシール政権が作った組織だけに、これもバシール政権の遺産かも知れないが、正規軍すら脅かす存在にしたことである意味❝諸刃の剣❞だ。

この戦闘で国連機関のスタッフが死亡したというし、在留外国人の避難もままならない状況にあるけど、日本は航空自衛隊を派遣して在留邦人を避難させる予定だが、いつスーダン本国にそれを派遣できるのか、予断を許さない状況にあります。

停戦とは名ばかりの状況にあるスーダン、このまま内戦に突入してしまうのか・・・!? 停戦ったって忘れた頃にまた軍事衝突が起こるというのが当たり前なだけに、危険性を孕んでいるってことです。

theme : 軍事・安全保障・国防・戦争
genre : 政治・経済

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i一応停戦ってことにして

略奪行為や小競り合いはお互いのせいにして 続いていくっていうのは ウクライナとロシアの事例を見るまでもなく 数々あるのよね 意外だけど朝鮮半島ぐらいなのよ 報復が戦闘じゃない停戦なんてのは もっとも戦闘で報復したらば 即核戦争nだからってのもあるけどさ ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ!ブロトピ:更新しました!!ブロトピ:更新しました。ブロトピ:ブログ更新しました!戦いを止めると言っても実...

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こんばんは!!

→RSF(即応支援部隊)<< この組織もよくわからない組織ですね。オマル・アル=バシール政権が作った組織だけに・・<< ですか!?なんか紛争の構図がわかって来ました。

Re: こんばんは!!

Gくん様

コメントありがとうございます。

スーダン軍及びRSF(即応支援部隊)の対立から起こった今回の紛争、結局は現在政権についている軍が自分たちの影響力を高める為にRSFを吸収しようとしてRSFがそれに反発して起こったというから、軍部の内ゲバといえばそれまでだが、両者ともダルフール紛争でその名を轟かせたことで、お互いが紛争の火種になりかねないリスクを背負っているってことです。

いわば権力闘争の様相を呈しているといえば大体分かるけど、中東やアフリカの紛争によくあるケースと見るべきです。
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