先日は今年の国内の出来事で最も印象を残したものを取り上げましたが、
今回は今年海外の出来事で最も印象を残したものを取り上げたいと思います。 今年海外においてこの人の話題は欠かせなかったでしょう。
ドナルド・トランプ再び。 よくも悪くも話題を提供し続けたトランプ次期大統領、
刑事被告人に成り下がるところだったと思えば、銃撃事件に遭ったり、それを乗り越えて強いリーダー像をアピール、これが功を奏してか132年ぶりに返り咲き大統領となったのだから、タダでは転ばないです。「またトラ」が現実のものとなった以上、注意深く見なければいけません。 今年も泥沼その1・
ガザ紛争。 イスラエルとハマスの終わりのない戦いは収束の意図が出てきませんが、イスラエルの行き過ぎた軍事行動が世界から反発を食らっており、
ベンヤミン・ネタニヤフ首相はガザ情勢を悪化させたことでICC(国際刑事裁判所)から逮捕状を出される始末、でもネタニヤフ首相はどこ吹く風で軍事作戦を止めようとせず我が物顔。てかハマスを潰すことしか考えていないというか、パレスチナ人そのものを殲滅しようとしてるんじゃ・・・? やってることはかつて自分たちを殲滅しようとしたナチスと同じだ。 今年も泥沼その2・
ウクライナ情勢。 ロシアとウクライナの終わりの見えない紛争はまだ続いてるけど、
ウクライナに反撃のチャンスがある一方で核で脅すロシア、ウクライナ情勢を悪化させたとしてウラジミール・プーチン大統領にICCから逮捕状が出たものの、どこ吹く風だから困ったもんだ。イスラエルのネタニヤフ首相と同様、戦争犯罪者って思っていないんでしょう。典型的なヒロイズムの塊。 EU(ヨーロッパ連合)の2大巨頭がぐらつく?
フランスとドイツで政局が混乱。 フランスは首相が一方的に経済政策を強行したことで野党から「Non」を突きつけられて辞任、ドイツは連立政権が崩壊してオラフ・ショルツ首相に対する信任決議が否決されるという状態、即ちショルツ政権に「Nein」を突きつけた感じだけど、フランスはパリ・オリンピックで経済効果を期待したものの当てが外れ、ドイツは考えの違いから連立政権を維持できなかったから、経済政策と政策の食い違い対策を誤ればとんでもないことになるってことだ。それと両国で極右が躍進したことで、正念場にもなりかねない。今の政権は。 大人しく身を引いた?
バイデン大統領、大統領選挙の途中で撤退。 高齢とそれに伴うボケの進行が懸念されたり、トランプ次期大統領待望論が強まったことで大統領選挙の途中で降りたわけですが、
だったら最初っから出馬しないことを表明すればよかったのにって思います。ただこういう潔さはいつまでも権力の座にしがみついている日本のベテラン議員は見習ったら!? アメリカや中国に負けじと存在感を強めているからねェ・・・。
インド新時代及び一時代の終わり。 今年は総選挙が行われ、ナレンドラ・モディ首相率いるBJP(インド人民党)の圧勝で終わったが、
モディ政権がここで強権的にならなければいいのだが・・・? あとはタタ・グループのラタン・タタ名誉会長及びマンモハン・シン前首相が亡くなり、
インドの躍進の原動力というべき二大巨頭がいなくなったけど、一時代が終わって新時代へと入ったインド、それでも課題山積だけどね。 あっけなく終焉を迎えた。
アサド政権崩壊。 ウクライナやガザの影にすっかり隠れてしまったシリア情勢、
その収束はバッシャール・アサド大統領の退陣というあっけない展開にあるけど、最大の後ろ盾であるロシアからの支援が滞ったことが運の尽きだったと思うね。アサドという独裁者がいなくなり、これからのシリアがどうなるかは不透明、
かつてのイラクみたいに武装勢力の権力争いで内戦同然にならなければいいが・・・? それよりアサド前大統領にICCは逮捕状を突きつけるんでしょうか? イスラエルと並んで中東情勢緊迫化の要因?
イランで政権交代。 イブラヒム・ライシ大統領が飛行機事故により死去したことで、突然大統領選挙となったイラン、
結果保守穏健派のマスード・ペゼシュギアンが新しい大統領となったけど、イランはいくら政権が変わろうが最高指導者が国家元首である以上、イランに対して欧米から懐疑的な目で向けられそうだが、アメリカでトランプ次期大統領誕生ということで、イランに対する圧力も深まり、
アメリカとイランの溝は余計深まりそうだ。 保守党がダメなら労働党?
イギリスで政権交代。 フランスやドイツばかり目が行きがちだけど、イギリスでも政治的混乱が目立った今年、
経済政策で失敗続きで保守党政権(リシ・スナク政権)が倒れて再び労働党政権(キア・スターマー政権)となったけど、経済政策を誤れば政権に対する批判が強くなるのはどの国も同じ、
日本の自民党政権は他人事じゃないと思いなさい。 海外でも様々な出来事が起こった今年、
アメリカでまさかのトランプ返り咲きに終りが見えないガザとウクライナの情勢など、複雑怪奇な様相な国際社会、日本はそれらの国の動きを見て外交などのあり方を考えるべきだし、忖度ばっかしてないで自己主張を磨こう。お役所仕事な外務省もいい加減世界の現実及び日本の置かれている立場を見たら? 次はスポーツ・エンタメ編です。
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