こんにちは、現在おススメのキャンプ場を紹介する記事を連載していますが結構これから旅を始めると言う方からもリアクションがあり(非常にありがたいです)今回は主にそう言った方に向けて自分の旅の経験も踏まえて改めて長旅における野営についてのあれこれを語りたいと思います。
まず何故日本一周を始めとした長旅において野営が必要になるかと言えば費用を抑えると言う目的が大きいと思います、実際今連載しているキャンプ場紹介の記事でも無料や安価なキャンプ場を主に紹介しています、一般の感覚からすれば旅行などではホテルや民宿等で宿泊するのが当たり前だと思うのですが(実際僕もほんの数年前まではそう言う感覚でした)おそらく多くの日本一周を志す方でずっとホテル泊等で過ごせるほど資金が潤沢な方は少ないと思いますw、以前アップした旅の費用の検証の記事でも書きましたが長旅において最も費用の押さえどころとなるのが宿泊費であり宿泊費を抑えるための手段として野営(キャンプ)が必要になると思います。
ただ実際に旅中に出会った旅人の方の話を聞いたりほかの方のブログを見ていて思ったのが今までキャンプ経験が無く長旅を始めるに当たってキャンプを始めるという方が結構多かったと言う印象があります、僕の場合は実際に日本一周の旅を始める前にそれなりのキャンプ経験を積んでいたので旅を始めてからもそれほど苦労することはありませんでしたが、慣れない旅で見知らぬ土地で初めてキャンプをするとなると最初はかなり大変だと思います(まあ旅慣れてくるとそれが一番の楽しみにもなるのですがw)
今回アップする一連の記事では道具を揃える・テントを設営する・野外で食事を作るの三つの観点から野営について語りたいと思います、旅なれた方やキャンプがご趣味の方には何を今更的な部分も多いかもしれませんがお付き合い頂けると幸いです。
まずは野営に必要な道具を揃えると言う事ですが当然キャンプをするためにはそれなりに道具が必要になります、この道具選びと言うのはキャンプをしたことがない方にとっては最初の難関かもしれません、まずそもそも何が必要かと言う所からどの位の価格の物を買えば良いか等若干敷居が高いかもしれません、ただ個人的に思うのはアウトドアグッズと言うのは総じて値段と性能は比例すると言う事です、はっきり言うと「安かろう悪かろう」と言う言葉が一番しっくり来ると思いますw。
先に旅の費用を抑えるために野営をすると言う事を書きましたが費用を抑えるための先行投資としてある程度の装備を整えるのが肝要であると言うわけです。
人によってキャンプ装備と言うのは違いますが(この分野は凝りだすときりが無い部分もあるのでw)個人的にはテント・マット・寝袋(シュラフ)(これら三つは野営の三種の神器と言って良いでしょうw)・照明器具・自炊道具(バーナー・コッヘル等)は最低限必要だと思いますのでこれらの道具の選び方を自分の経験を踏まえて語りたいと思います。
まずはテントですが参考までに僕が使用しているのはアライテントのエアライズ2と言うテントです
リンク
このテントは元々山岳用でぶっちゃけ日本一周の旅で使うにはオーバースペック気味かもしれませんが(値段もそれなりにしますwが僕はもう優に200回以上は使用していてまだまだ現役で使えそうなので十分に元は取りました)耐風性能は非常にすばらしくメーカーによると風速20メートルまでは耐えられるように設計されているらしいです、実際旅中も風の強い場面が何度かありましたがテント内は風を凌げて快適でした。
ここまでのテントではなくても十分に旅は出来ますし個人的には一万円前後のテントがあれば特に不自由は無いと思います。
リンク
個人的におススメなのが(と言っても僕が使ったことがあるわけでは無いですがw)上のモンベルのクロノスドームと言うテントで実際に日本一周旅人でこれを使っている方は多いです(ただそれが弱点でもあり人が多いところ(ねぶたの祭りの臨時キャンプ場等)ではクロノスドームが溢れかえっていると言う光景を見ることが出来ますw)価格も先ほど言った一万円前後なのでこのレベルのテントはあった方が良いと思います。
お次はマットです、キャンプの経験がない方からするとそもそもマットとは何ぞや?と言う疑問を持つ方も少なくないと思いますが野外で寝る際には必要不可欠と言っても過言ではない装備です、主な役目は地面の凸凹を吸収することや地面の冷え込みを遮断すると言う事です、これがあると無いとでは雲泥の差があり実際僕が始めてキャンプをした時はテントと寝袋しか用意しておらず(マットの重要性と言うものを全く知らなかったのでw)大変な思いをした記憶がありますw。
マットには大別して三種類あって空気を入れて膨らませるタイプのエアーマットとサーマレストに代表される折りたたみ式マット最後に旅人っぽさでは最強のw銀マットがあります、どれも一長一短がありますのでその辺を詳しく語りたいと思います。
まずはエアーマットですが特徴としては比較的寝心地が良い(個人の好みはあると思いますが)のと空気を入れて膨らませるタイプなので収納時のサイズが小さいと言う事があげられます、逆に弱点は穴が空くとほぼ使い物にならないと言うリスクがあると言う事です、まあ日本ならアウトドアショップに行けば現地で買い直す事も出来るのでそこまでのリスクではないかもしれませんが最悪お店が近くに無いような状況になると結構大変かもしれません、後価格は三つの種類のマットの中では一番高くて大体一万円前後はしますが、先にも書いたとおり野営において下に敷くマットは非常に重要です。
リンク
ちなみに僕が現在使っているのはこのモンベルのU.L.コンフォートシステム パッド180です、寝心地も非常に良く収納サイズもかなり小さいので便利です。
お次はサーマレストを初めとする折りたたみ式のマットですが寝心地も比較的良く(実際にメインで使ったことは無いですがつかっている方のマットに実際に横になった事は何度かあるので)値段もエアーマットに比べると安価です、そして最大の特徴は耐久性だと思います、エアーマットと違い穴が空いて使えなくなると言うリスクは皆無なのでこの点は長旅において非常にポイントが高いと思います、弱点は収納時のサイズがかさばる事でしょうか。
最後は銀マットですが寝心地は上記の二つのマットに比べると劣るようですが、使えないレベルでは無いと思います何より値段が安いので気兼ねなく使えると言うのは非常にポイントは高いと思います、なのでとりあえず銀マットで旅を始めて不自由なら上の二つのどちらかに買い換えると言う選択肢も十分にありだと思います、収納時のサイズは大きめですがこれをバイクや自転車に括り付ければ旅人感は相当上がるでしょうw(実際ぱっと見で旅人かどうかを見分ける際の大きなポイントであることは間違いないですw)
最後は寝袋(シュラフ)です、寝袋は形状や素材等で色々と種類があります、形状は比較的布団に近い封筒形と体がすっぽりと収まるマミー形の二種類があり素材は化繊とダウンの二種類があります。
形状は個人的にはマミー形をおススメしたいと思います、体がすっぽりと収まる形状なので熱が逃げにくいので寒さには圧倒的に強いです。
お次は素材による性能の違いですが化繊はダウンに比べると安価ですが嵩張ると言う弱点があります、反面ダウンは同じ使用気温帯のモデルであれば化繊に比べるとかなり収納サイズが小さくて済みますが価格は大体化繊の二倍以上はします・・・、後化繊に比べると塗れた際に性能が極端に落ちるので濡れない様に注意を払うようにしたほうが良いと思います、個人的には収納に余裕があれば化繊モデルで収納に余裕が無い場合はダウンと言った選び方で良いと思います。
お勧めはモンベルの化繊の三番の寝袋です(旅人界隈ではスタンダードと言って良いほど定番かもしれませんw)、所為スリーシーズン(春・夏・秋)用のモデルで個人差はありますが十度前後位なら快適に寝られるので大体の場面で苦労することは無いと思います、暑い時はすっぽりくるまらずに掛け布団的にすれば結構温度調整は効くのでこれ一つあれば大抵の時期は過ごせると思います。
ちなみに僕は最近化繊の寝袋では最強クラスの0番の寝袋を購入して使っていますがマイナス5度でも快適に寝られる等化け物じみた性能ですw。
余談ですが今僕は自宅でも寝袋を使って寝ています(完全に旅人体質ですw)寝袋で寝ると言うのは多少慣れがいる部分もあるのでもしこれから旅を始めると言う方は試しにしばらく寝袋を使って寝てみると言うのもいいかもしれません。
本当は一通り野営道具を解説しようかと思ったのですが思った以上に長くなってしまったのでw残りの道具については次の記事で解説したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます、ブログランキングに参加中です、ブログ更新の励みになるので記事を読み終わった方はお手数ですが是非一日一回下の日本一周のバナーをクリック(クリックするとポイントが入る仕組みになっています)して頂けると幸いです。
にほんブログ村