cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

済州航空の事故-2

務安空港における済州航空の事故は最悪の被害状況になっていますが、事故原因についてはフライトレコーダーなどの解析がまだの段階では全く推測すらできない状態です。映像を含め、あまりにも不可解な情報しかないので。
私はF-86F単座戦闘機でしたがバードストライクを受けた経験があります。編隊離陸の僚機でしたが離陸直後、ギアを上げる(車輪を引っ込める)段階で翼幅2mくらいのトンビが真正面からぶつかってきました。離陸時は避けることはできません。当たった位置はキャノピー前面(風防)の中心位置で、幸いにもそのすぐ下のエンジンインテーク(エンジンの空気取り入れ口)には吸い込まれませんでした。
もしこのトンビをエンジンに吸い込んでいたら離陸直後だったので速度に余裕がなく、エンジンの前面にスクリーンがあるとはいえ、大きな影響がでていたかもしれません。当たった時は、ドーンという激しい衝撃音とともに機体にもすごい衝撃がありました。キャノピーの前面と上面はトンビの血液で真っ赤になりました。 その時のミッションは何だったか忘れましたが、中止せずに実施したように思います。25-26歳くらいの時です。
韓国南西部をグーグルマップで見ると、務安空港は海が近く、景勝地でもあり渡り鳥が好む地形のようです。バードストライクと事故原因の関係はこれから調査されると思います。
現在の段階で疑問に思うことは、なぜ急いで着陸したのか?なぜギアが下りなかったのか?
着陸時、なぜフラップを下げなかったのか?なぜエンジンをシャットダウン(エンジン停止)しなかったのか?(報道写真(動画)を見ると、事故機はエンジンが高回転しているように見える)


韓国全羅南道の務安空港、滑走路は南北方向(01/19)


事故機がぶつかった空港南側の外壁、事故機は左側から走ってきて土盛りの付近から右側の外壁に衝突したと思われる


空港南側の外周道路から見た外壁、しっかりした造りになっている
空港は元々空軍基地だったと思われる

済州航空の事故

また国際線の航空事故が発生した。韓国南部の務安空港に着陸する際に起きた。機種はボーイング737-800で広く使われている機体のようだ。ニュース映像を見ると完全な胴体着陸のようだが、そこに至った経緯がまだ分からない。脚のトラブルは重大なので機種ごとに様々な緊急手順が決められているはずだ。着陸時の報道写真を見ると、どの位置から撮ったかは分からないがスピードが速いように見える。また音を聞くとエンジンが回転しているようにも聞こえる。着陸直前、余分な残燃料は投棄したのであろうか。滑走路へ消火剤の散布は行ったのであろうか。今年1月の羽田での事故を思うと、こんなに死傷者が出るのは不思議に思える。

アゼルバイジャン航空機の墜落

悲惨なニュースが流れています。アゼルバイジャン航空機が防空ミサイルに撃たれたような状況下で不時着し多くの犠牲者が出ました。結果論ですが、元々民間機が飛行してはいけない空域だったのでしょう。戦闘が行われている空域ではなかったかもしれませんが地上から撃たれる可能性がある空域だったのです。事前の警告があった空域かどうか細部は不明ですが、飛行したところを見れば、飛行禁止空域にはなっていなかったのでしょう。しかし疑問に思うことはミサイルらしきものが航空機の近くで爆発し機体にダメージが見られるのに飛行が継続できた点です。第三者機関による調査が必要です。どこから誰が撃ったか調査が必要です。