ためらわない,迷わない

仕事を辞めた。そして自由人になった・・・。

今年は・・・。

趣味の話です。

 

〔旅行〕

昨年は国内を中心に6回旅行をしました。

 

①2月 さっぽろ雪まつり

②4月 立山黒部アルペンルート・高遠城址公園

③4月 弘前城・五稜郭・松前城

④7月 知床半島・野付半島・釧路

⑤10月 宮島・出雲大社・足立美術館

⑥12月 鶴ヶ城・北方文化博物館・西福寺(開山堂)

 

2月は我が家では毎年お決まりの雪まつり。

4月は桜を求めて、あちこちへ。

7月は暑いので北海道へ避暑に。

10月は昔修学旅行で行った観光地を熟年の目で見たらどう感じるか気になったので。

12月ははじめてのミステリーツアーということで、旅行会社にお任せの旅を。

 

そんなこんなで、今年も6回くらいは行きたいなぁと思っています。

 

羽田空港の駐車場にマイカーを乗り入れてホッとしている迷い人

いよいよ旅の始まりかと思うとワクワクしてしまいます。

 

さて、今年は何処に行こうか。


阪急交通社で貰った白地図に夫婦で行った所を書いていたら・・・

圧倒的に北海道が多い

ていうか、九州・四国が真っ白(笑)。

 

という訳で、妻と話し合った結果

「今年は今まで行っていない所を回ろう!」
ということになりました。


では海外は・・・。

 

オーバーツーリズムと円安がひと段落してから・・・かな?!

「そんなこと言ってたら、足腰弱るぞ~!」

と、言われそうですね。

 

〔ラジコン飛行機〕

22歳の頃始めたので、かれこれ46年になります。

飽きっぽい性格の私にしては一番長く続いた趣味です。

 

ラジコン飛行機はプロの人に製作してもらって飛ばすだけの人もいますが、私の場合は、自分で作った飛行機を自分で操縦するのが楽しいので、飛行場にいる時間よりも、自分の工作室に籠っている時間の方が遥かに長いです。

 

去年作った飛行機

 

セスナ アグワゴン

アメリカの農場などで農薬散布に使われています。

ディズニー映画「プレーンズ」にも出てきました。

重心位置を合わせるのに試行錯誤しましたが、調整が取れたら飛ばし易い機体になりました。

 

PA-38 トマホーク

昔、ロサンゼルス郊外の空港の端っこに、本物が置いてあったのがずっと気になっていました。

ネットで見つけたので、迷わず購入しました。

 

という訳で、今年も2機くらいは作ろうと思っています。


そんなこんなで、ボチボチやっていますので

今年もよろしくお願いします!

昨年を振り返って

去年は元旦から能登半島で地震が起きた。


2日には羽田空港で海保機とJAL機が衝突した。

しょっぱなから激しい年の始まりだった。


その後、輪島市をはじめ能登半島周辺では、大雨による土砂災害をもろに受け、正に踏んだり蹴ったりの状況だ。


個人的には能登半島のことを考えたら、復興特別税をそのまま続けたらと思っていたら、なんと森林環境税に化けてしまった。

 

税金を賦課するには原因者負担の原則がある。

森林環境が悪化したというのなら、実際に森林を伐採した開発業者や太陽光発電事業者が、その伐採面積等に応じて支払うべきだ。

(あくまで個人的な意見です)

 

夏は記録的な酷暑が続き、ニュースでは「観測史上初」とか「危険な暑さ」とか「不要不急の外出は避けて」という言葉が飛び交った。

私は年金生活者だから、なるべく自宅にいればよいのだが、外で仕事をしている人たちは、さぞかし大変だろうと思った。

 

「闇バイト」いう名の強盗殺人事件が今も続いている。

格差社会(昔は貧富の差といった)が生まれると治安が悪くなるのは分かっていたが、強盗なんて銀行や貴金属店など、お金が集まる所を狙うものかと思っていたが、今は体力のない高齢者の住宅を狙っている。

まったく卑劣な行為としかいいようがない。

強盗の検挙率は95%以上、量刑は死刑または無期懲役だからやるもんじゃない。

警察と行政とハローワークが連携して、闇バイトに引っ掛かりそうな若者たちの相談窓口を構築し、若者向けのPRをして欲しいと切に願う。

 

オーバーツーリズム

日本国内、どこへ行っても外国人だらけ。落ち着いて観光なんてしていられない状況だった。

私が行った場所では宮島が酷くて、落ち着いて観光が出来なかった。


もともと宮島(厳島)は観光面積が狭く、宮島に渡る船のキャパにも限界が来ていた。

厳島神社も一方通行で、観光客はところてんを押し出すようにお参りをした。

海に浮かぶ鳥居をバックに記念写真を撮ろうとすると長蛇の列に並んで待たなければならない。

 

宿も食事も価格は軒並み高騰。


確か経済の授業で「価格は需要と供給で決まる」と教えられたが、正にそのとおりだった。


とどめは12月29日に起きたチェジュ航空機の事故。

最初の頃は不可解な事故だと思っていたが、徐々に事実関係が明らかになってくると致命的なミスが浮かび上がってきた。

 

正確な原因はフライトレコーダーの解析を待つしかないが、ただでさえ不安定な政府とチェジュ航空と務安国際空港が互いに責任の押し付け合いはやめて欲しい。

 

「鳥のせいだ!」なんて言っても遺族は納得しない。


以上、前期高齢者の戯言でした。

不可解すぎる事故

昨年の12月29日、務安国際空港でチェジュ航空機が事故を起こした。

旅行好きの私は、たとえ隣国の事故といえども決して他人事ではないと思い、自分なりに調べてみたが、調べれば調べるほど不可解なことが浮かび上がってきた。


私はパイロットでもなければ航空関係者でもない。

ただの飛行機好きの戯言だが、よろしかったら読んでいただければと思う。

 

まずは韓国国交省による事故の経緯(※は私の解説)

①8時54分 滑走路01の方向に着陸許可

※滑走路の方位は北を基準に360度、時計回りに表している。1の位は省略するので、01(ゼロワン)は、真北から10度東方向に振った方向。

 

②8時57分 管制塔から「バードストライク注意」

※パイロットからは「バードストライク注意」と言われても正直注意のしようがない。注意するのはむしろ空港側で、バードさんが空砲を討って鳥を逃がす(映画「ハッピーフライト」参照)のが空港の仕事。

 

③8時58分 機体から最後のデータ送信

※飛行機は自分の位置を空港に知らせるため、常に電波を発信しているが、この時突然フライトレーダー24から機影が消える。

この時点でバードストライクが発生し、電気系統のトラブルが起きたと推測される。

 

④8時59分 パイロットから遭難信号

※いわゆる「メーデー!」

遭難信号といわれるが、この場合は管制塔が位置を把握しているので、緊急事態発生の意味合いが強い。

 

⑤9時00分 ゴーアラウンド後、再接近を試みる

※機長はゴーアラウンド(着陸のやり直し)を選択し、エンジンのパワーを上げて上昇に移った。

 

⑥9時01分 滑走路19の方向に着陸許可

※機長は1回目の進入コースとは逆に、滑走路の北側から南からに向かって着陸を要請。

管制官はそれを許可する。

 

⑦9時02分 滑走路に胴体着陸

※接地点は滑走路の1/3を過ぎた地点とされている。

 

⑧9時03分 着陸失敗し、炎上

※着陸を失敗し、空港施設ローカライザーの台座(コンクリートブロック)に激突して大破した。

 

これが一連の流れだが、不可解なことがたくさんある。

 

【疑問1】

④でバードストライクによりパイロットは遭難信号(メーデー)を送信した。

バードストライクでエンジンが損傷したにも係わらず、何故ゴーアラウンド(着陸やり直し)を強行したのか。

エンジンが損傷しているのに上昇できるパワーが得られると思ったのか。


むしろ車輪とフラップが出ている内に、このまま向かい風で降りる方が安全だと思うのだが。

 

【疑問2】

⑤で車輪を格納し、フラップを上げている(戻している)。

エンジンが損傷し、電気系統がダウンしているのに、再度着陸する時、車輪を降ろしてフラップを下げられると思ったのか。

 

【疑問3】

⑥で180度ターンをして、追い風着陸を決行した。

向かい風の場合の対地速度(機速-風速)で降りられるが、追い風の場合、(機速+風速)になるので、減速が難しい。

この場合、陸上競技場のオーバルトラックのように楕円軌道を取り、②の地点から着陸をやり直すべきだと思うが。

 

【疑問4】

⑦で胴体着陸を決行している。車輪とフラップを降ろす余裕が無かったのか物理的に出来なかったのか。


電気系統が損傷していても手動で車輪は降ろせるし、④の時点でAPU(補助動力装置)を作動させていればフラップも下げられるはず。

間に合わなかったとしても、滑走路に降ろすよりも、滑走路と誘導路の間の草地に降ろした方が衝撃が弱まるはずだ。

 

こちらがチェジュ航空7C2216便が衝突したローカライザー

土盛りかと思ったら、なんと強固なコンクリートの構造物だった。

こんな強固な物体にぶつかったら飛行機もひとたまりもない。

 

務安国際空港滑走路の南側 (Googleマップから)

本来あるべき滑走路が、道路やホテル、海水浴場により分断されている。

赤矢印の部分が本来あるべき滑走路の南端の回転広場のように見える。

 

務安国際空港の滑走路は公称2800メートルだが、この部分が無くなり、実際は2500メートルだった。

 

慌てて北側に滑走路の延長工事をしているが、手順が逆である。

始めに滑走路の北側を延長して安全を確保してから、南側の開発を進めるべきだ。

 

注意

ここでは2024年12月31日時点の情報を元に感じた事を書いているので、その後、新しい情報が入ると、多少話は変わってくるかもしれない。

しかし一人の旅行人として、この事故は引き続き注視していこうと思う。


ちなみに

務安国際空港激安国際空港と読み間違えしてしまったのは私だけだろうか。