しっとう?岩田亜矢那

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意味がわかると怖い話1273 「再開」

2013å¹´11月04æ—¥ 23時10分06秒 | æ„å‘³ãŒã‚ã‹ã‚‹ã¨æ€–いコピペ
最初の1人が退場させられると、
円卓を囲んでいた彼の椅子もすぐさま片付けられ、
4人になった僕たちの頭上からまた放送の声が流れる。

『会話を再開して下さい。』
「…いつまでこんなことやらせんだよ!?」
最年長と見えるひげ面の男が叫んだ。
『予定では最後の一人になるまで
続けさせていただくつもりです。では、はじめ。』
しばしの沈黙の後、僕の隣の眼鏡を掛けた男が言った。
「めちゃくちゃだ」
「誰だってそう思ってますよ」
僕は頷いた。
「世の中何が起こるか解らないって言うけど、こんな…」
若い神経質そうな女が爪を噛みながら呟く。
「何も、俺たちじゃなくたって良いだろう!?」
またひげ面が叫んだ。
「うるさいな!みんなそう思ってんだよ!」
眼鏡が怒鳴る。
「よ、よして下さい!」
女が立ち上がり、必死に取り繕った笑顔で取りなした。
「いつまでもこんなことやってられっかよ!!」
眼鏡は頭をかきむしった。
ひげ面が僕の方を睨み付ける。
「よぉ兄ちゃん、ずいぶん静かじゃねえか」
「彼は、なるべく余計なことを言わないようにして、
私たちが脱落するのを待ってるんです」
眼鏡も冷ややかな視線を僕に向けてくる。
釈明しようとしたが、
何を言っても火に油を注ぐだけの気がした。
「…すいません」
気づいたのは頭を下げた後だった。
血の気が引いていくのが解った。

最初の時と同じブザーが部屋に鳴り響く。
「い、いや!今のは…」
僕はスピーカーに向かって叫んだ。
引きずられながら僕が最後に見たのは、
他の3人の同情と安堵の入り交じった笑みだった。
最初の男を見送りながら、自分もあんな顔をしていたのかなと僕は思った。

『はい、会話を再開して下さい。』

《解説編》意味がわかると怖い話1272 「二代目」

2013å¹´11月04æ—¥ 22時51分04秒 | æ„å‘³ãŒã‚ã‹ã‚‹ã¨æ€–いコピペ
父親の代からゴキブリ野郎な料理評論家のコンソメスープにはゴキブリ用殺虫剤を入れていた。

ただ『評論家はなぜかニヤリと微笑んだ。』と言うのが疑問。
ひょっとして料理評論家は今回も、父親の時もゴキブリ用殺虫剤を入れていた事を気づいていたのかも?
父親がたった一回入れた時に気づいて、それをネタに強請っていたのではないだろうか?
(勿論、それ以降は父親は入れていない)
浩二の代になって強請るネタが無くなったので、また同じ行動をとらそうとして酷評していた。
そしてまんまと浩二がのって、ゴキブリ用殺虫剤を入れたので
『評論家はなぜかニヤリと微笑んだ。』

近畿地方で「木枯らし1号」が吹いた!って全然秋深くないんですけど今年の紅葉はどうなの?!

2013å¹´11月04æ—¥ 19時54分03秒 | æ­³æ™‚記
♪せ~つ~な~い片思い~貴方は気づかない~

ここ3年ほど、10月に吹いていた「木枯らし一号」
久々に霜月に入ってからなんだけど
でんでん「木枯らし」って感じがしませんな。
だいたい室内とは言え、今半袖でこれ書いてるからね。

「木枯らし一号」とは

「10月半ばから11月末の期間に、西高東低の気圧配置により平均風速8m/s以上の西北西から北の風が吹く最初の風」
である。

西高東低の冬型の気圧配置で吹く北風なので理論的には冷たい風になる筈なんだけど
今日は大阪で20度まで気温が上がってるし、陽が暮れてもまだ15~16度あるしなー。

この写真は去年、京都・哲学の道で撮影したもの。
11月22日で正に紅葉の盛りだった。
今年はどうなんやろ?
まだ寒い!って朝もほとんど無いし
「朝と昼の寒暖差」勝負の紅葉はちょっと遅れそうかな?

意味がわかると怖い話1272 「二代目」

2013å¹´11月04æ—¥ 01時21分48秒 | æ„å‘³ãŒã‚ã‹ã‚‹ã¨æ€–いコピペ
浩二さんはお父さんがやっていた洋食店を継いだ。

お父さんの味に負けず劣らず美味しい、という評判を得たが、父親の代から足繁く通ってくる料理評論家だけが、酷評する。

悪評を立てるぞ、と暗に脅しては、お金を払わずに食べていくので、父親も「ゴキブリ野郎」と嫌っていた人物だ。

ただ、舌は確かで、味にはこだわりがあるらしく、特にコンソメスープの味にはうるさい。

「全然ダメだな。オヤジさんの味とはまったく違う。あの味を再現できないなら、こんな店、やめてしまえ」

来るたびにそうけなしていくばかり。

頭に来た浩二さんはある日つい、料理評論家のスープにゴキブリ用殺虫剤を入れて出した。
気づいて怒るか、と思ったが、評論家はなぜかニヤリと微笑んだ。