久々に、体をフル稼働し頭クラクラさせながらサッカーをしていた、匠です。本当に体力の衰えを感じた夕べでした。
7月の海の日を含む3連休のうちの2日を使って、3年ぶりにフットサルのTUESカップが復活することになりました。もちろん、東日本大震災の義援を目的としたイベントです。2週間ばかり前、事務局から教授に参加の要請がありました。もちろん、これを断る理由はありません。南米選手権を棄権した、どこかのサッカー協会とは違うところをみせないとね。
というわけで、ほぼ1年ぶりに駐車場サッカーが再開しました。先生・タクオさん・匠・、そしてプロ研1から河鹿クンが参加しました。まずは「鳥かご」から始めて10分ばかりしたとっころで、先生が太腿裏側の痛みに耐えかねて尻餅をつきました。サポータできていたトマトさんとヒノッキーさんに湿布剤を買ってくるよう先生は指示され、しばしダウンです。尻餅をついたまま数分休んで、ストレッチされたところ、痛みはおさまっていったようです。一時は「肉離れ」かとも心配されましたが、どうやら「太腿がつった」だけだったようです。もしも「太腿裏側の肉離れ」だったとしたら、先生は前期の授業ができなくなっていたかもしれませんね。やはり準備運動をしっかりやらないといけないようです。
先生が回復し、ただちに2対2のミニゲームを始めました。メンバー割りは以下のとおりです。
アソックス 先生&河鹿クン
スローソックス タクヲさん&匠
実況については、匠が「意識が朦朧としてしまい覚えていない」との事ですので、タクオさんにバトンタッチします。
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昨季はアソックスの勝ち越し(だろう)ということで幕をとじたソックス・ダービーですが、今年の行方やいかに・・・互いに、移籍によって大量のメンバーが流出、苦しい台所事情となっております。
寺町改め、大覚寺アソックスには河原町出身の河鹿くんが加入。おなじく河原出身の先生とともにアソックスを支えます。対して、徳永アダムス・・・じゃなかったスローソックスには、山梨県から匠君を補強。なんでも移籍金はお菓子だったとか・・・こちらは、千葉県出身のタクオと県外コンビで今季を戦います。
[東日本大震災義援TUESカップへむけて(Ⅰ)]の続きを読む
2011/05/31(火) 00:00:33 |
サッカー |
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このたびの東日本大震災で被災された皆様には、心より哀痛の意を表します。
さて、鳥取環境大学建築・環境デザイン学科に所属する二人の教員が東日本大震災の被災地を視察してまいりました。いずれも学会調査団の一員としての視察調査であり、中治准教授は日本建築学会近畿支部会調査団、中橋教授は日本造園学会復興支援緊急調査団に参加したものです。
この調査成果を、下記の日時・会場で報告いたします。
東日本大震災被災地調査報告会 日時: 2011年6月7日(火)18:00~19:30
会場: 鳥取環境大学講義棟11講義室
次第:
1.趣旨説明(東樋口副学長)
2.報告
1)中治准教授【日本建築学会】
「栃木県と福島県でおこなった建物悉皆調査などについて」
2)中橋教授【日本造園学会】
「名取市、仙台市、女川町、石巻市の海岸沿線地と
丘陵住宅地における造園被災状況」
3.閉会の辞(田中所長)
21世紀の日本を根幹から揺るがす大災害の現場を踏みしめた生の声をぜひお聞きください。ご来場をお待ち申し上げます。
←画面をクリックすると拡大します
[東日本大震災被災地調査報告会のお知らせ]の続きを読む
2011/05/30(月) 00:00:59 |
講演・研究会 |
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昨日報告した科学研究費の成果が高い評価をうけ、摩尼寺「奥の院」遺跡に係わる新しい研究が鳥取県環境学術研究振興事業費補助金研究に新規採択されました。平成23年度のみの単年度研究です(2250千円)。一般に審査委員の評価は辛口であることが多いのですが、以下のように非常に好意的なコメントをいただいております。
・世界遺産登録推進に向けての基礎研究であり、ニーズも高く、研究成果が
十分見込まれる。
・鳥取県の歴史遺産の資料整備と、それによる地域振興の視点で公益性が
高いと考える。
・研究目標の達成に期待する。
・山深い場所における宗教の自然観は、グリーンニューディールの根幹に
ある自然と調和したエネルギーシステムの根幹につながるといえる。
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研究課題名 : 摩尼寺「奥の院」遺跡の環境考古学的研究
研究代表者 : 浅川 滋男
研究課題の必要性 鳥取県は「三徳山を世界遺産に!」をモットーに活動を続けているが、県が文化庁に申請した「三徳山 -信仰の山と文化的景観-」(2006-07)の評価はきわめて低く、「信仰の山の文化的景観として顕著な普遍的価値の証明が不十分」であり、「国内外の同種資産との比較研究を進め、適切な主題設定や資産構成について検討すること」を求められている。申請者は、この閉塞的状況を打開するため、2009年度鳥取県環境学術研究費助成研究「文化的景観の解釈と応用による地域保全手法の検討」によって国際シンポジウム「大山・隠岐・三徳山-山岳信仰と文化的景観-」を開催した。そこでの結論は、三徳山だけでなく、対象範囲を大山・隠岐国立公園や山陰各地の密教系諸山にひろげ、とくに「奥の院」の考古学的研究と国内外の比較研究を進めるべきというものである。
シンポジウムの成果は、2010年度科学研究費補助金基盤研究Cに採択された「石窟寺院への憧憬 ―岩窟/絶壁型仏堂の類型と源流に関する比較研究―」に継承され、初年度(2010)はわずか200万円の研究費ながら、摩尼寺「奥の院」遺跡(鳥取市覚寺)の発掘調査をおこなった。県内外を問わず、密教寺院の「奥の院」に考古学的なメスが入れられることはほとんどなく、摩尼寺における発掘調査はきわめて意義深いものであるが、初年度の調査で十分な成果が得られたとは言えない。その問題点を克服するために、県環境学術研究費による摩尼寺「奥の院」の継続的調査研究を申請するものである。摩尼寺「奥の院」の歴史を考古学・環境学的にあきらかにすることは、摩尼寺にとどまらず、鳥取及び山陰地域の密教諸山における「奥の院」の歴史の解明に貢献し、鳥取県の世界遺産申請の枠組を再編成するきっかけを与えるものと確信している。
VIDEO 真打ちの後は、やっぱり真打ちで行きましょう。
[新規採択! 2011鳥取県環境学術研究費助成研究]の続きを読む
2011/05/29(日) 00:31:23 |
史跡 |
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平成22年度科研成果の概要 平成22年度科学研究費補助金実績報告書(研究実績報告書)を提出したので、前回の「
発掘調査カード 」と重複するところも多いですが、その概要を転載しておきます。また、「続き」には今年度の研究計画も掲載します。これでようやく昨年度研究の「実績報告」シリーズが終わりました、やれやれ・・・
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1. 機関番号: 35101 2. 研究機関: 鳥取環境大学
3. 研究種目: 基盤研究(C) 4. 研究期間: 平成22~24年度
5. 課題番号: 22560650
6. 研究課題: 石窟寺院への憧憬
-岩窟/絶壁型仏堂の類型と源流に関する比較研究
7. 研究代表者: 浅川滋男 8. 研究者番号: 90183730
9. 研究実績の概要
初年度は鳥取市の喜見山摩尼寺「奥の院」遺跡で発掘調査をおこなうとともに、国内外の関係遺跡・建造物を調査した。摩尼寺は帝釈天降臨と円仁再興の縁起をもつ天台宗の寺院で、現在の境内は山麓にあるが、山頂近い標高約290mの地点に「奥の院」の遺跡が残っている。そこには岩窟・岩陰の二層構造の仏堂が現存し、その正面には2段の加工段(平坦面)が形成されている。初年度は「奥の院」の4ヶ所に計200㎡のトレンチをあけ、約4ヶ月をかけて発掘調査した。下層で平安時代の柱穴と井戸跡、上層で室町時代後期以降の大型仏堂跡(8間以上×8間以上)を検出した。遺物は8世紀以前に遡る土器が出土しており、行場としての出発が奈良時代に遡る可能性があるものの、下層における加工段と建築物の出現は10世紀以降に下るであろう。
2010年9月には、中国甘粛省で麦積山石窟、仙人崖、敦煌莫高窟・楡林窟などを視察した。山西省大同の雲岡石窟寺院では、石窟仏堂の正面に礼拝のための木造礼堂を設け、全体を「内陣礼堂造」としていたが、甘粛の場合、礼堂にあたる木造建築はなく、石窟正面に窟櫓(片流れ屋根の差し掛け庇)を設けるのみであった。11月には韓国慶州を訪問し、石窟庵と南山を視察した。前者は華北の石窟寺院を思慕する人工の石窟寺院であり、後者でみる磨崖仏と複合した岩窟仏堂は山陰方面のそれとよく似ており、一部で木造建築の痕跡を確認できた。国内では、大分県の六郷満山を視察した。六郷満山の密教寺院群は8世紀に宇佐八幡の神宮寺(弥勒寺)の行場として創建されたものであり、いまも「奥の院」が境内の一部として活用されている。しかも、神仏習合が早くから進んでおり、奥の院の正殿は「本殿」と称される。その本殿形式には、素朴な差し掛け庇タイプから、流造、入母屋造など多彩であり、摩尼寺「奥の院」遺跡建物復元の参考となった。
10. キーワード
(1)石窟寺院 (2)岩窟型仏堂 (3)懸造 (4)岩陰
(5)密教 (6)奥の院 (7)文化的景観 (8)復元
VIDEO [2010年度研究成果実績報告(Ⅳ)]の続きを読む
2011/05/28(土) 00:00:03 |
研究室 |
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ひさしぶりに県外での講演をこなしてきました。5月21日(土)午後1時半から福岡市埋蔵文化財センターで開催された考古学講座「
住まいと暮らしのうつりかわり 」第1回でして、ごらんのとおりの大盛況。講義室を縦に2室ぶちぬきまして、モニターは正面の大スクリーン以外に、後ろの部屋に2つのTVがセットしてあります。まるで、カラオケ・スナックのようだね。
わたしは地声が大きいので、大学の授業でもマイクを使わないのですが、今回の会場は縦に長すぎてマイクを使わないと後ろの部屋では声が聞こえないんです。最初、マイクのトラブルがあったもので、地声でいこうとしたのですが、無理でした。ちなみに、入場者は140名とのことです。
講演の題目と構成は以下のとおり。
弥生時代建築の実証的復元 -竪穴住居と掘立柱建物 1.焼失竪穴住居の復元 -縄文から弥生まで
2.青谷上寺地遺跡の建築部材と復元研究
3.纒向遺跡で出土した建物群の復元
-青谷上寺地の建築部材による応用研究
話題として、当初要請されたのは「竪穴住居の起源と復元」のような内容でした。いまから10年ばかり前、福岡市糸島半島の傾斜地で発見された大原(おおばる)D遺跡の焼失住居SC003の調査指導と復元に係わった経緯があるからです。焼失住居SC003は縄文草創期に遡る最古級の焼失住居跡でして、復元研究がなされたという点では、おそらく縄文時代最古の遺構でしょう。ですから、もちろん最初に大原Dの話をしました。下の写真はSC003の遺構写真を示して説明していることろです。
[福岡でも、満員御礼!]の続きを読む
2011/05/27(金) 00:20:18 |
講演・研究会 |
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引き続き実測調査 5月19日(木)の「医食同源」プロジェクトから、研究室OBのトマトさん(4期生)がO邸の調査に参加されました。ナオキさん、アシガルさんに引き続き、心強い助っ人の登場です。木曜日は、3年生は就職ガイダンスがあるので、先週も今週も参加していません。
翌20日(金)。3限の授業が終わり同期のおぎんさんとO邸に向かいました。先週に引き続き実測調査です。O邸に到着し 、先発のみなさんと合流。さっそく自分も実測に取り掛かりました。今回の実測には院生のタクオさんと4年のヒノッキーさん、3年のおぎんさんとぼく、1年の匠くん、そしてOBのナオキさん、アシガルさん、トマトさんの計8名でおこないました。トマトさんは、19日からトータルステーションの試運転を始め、いよいよこの日から測量開始です。
ぼくは前回に続き、2階平面の実測を担当しました。間取りのスケッチは前回のうちにある程度描けていたので、今回は細かい所を図に描き入れ、寸法を記入していきました。距離を測る時にはアシガルさんと匠くんに手伝ってもらいました。実測は何人かで協力することによって楽になり、短い時間で終えることができます。そのコツは、柱筋を30m巻尺を使って通しで一気に測るとのこと。そうすることで、誤差が少なくなり、碁盤目状の柱配置をより正確に把握することができます。
[「医食同源」の空間を目指して(Ⅱ)]の続きを読む
2011/05/26(木) 00:00:42 |
建築 |
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5月19日(木)。先週のアンケートに基づき、今後の活動の班分けが先生より発表されました。以下のとおりです(◎は班リーダー)。
1.食品・ガーデニング班 ◎出川(環境政策経営学科1年)
久野(環境マネジメント学科1年)
山田(環境マネジメント学科2年)兼任
谷岡(環境マネジメント学科2年)兼任
2. 民家・庭園班 ◎小林(建築・環境デザイン学科1年)
大西(情報システム学科2年)兼任
木村(環境政策経営学科1年)兼任
3. むらおこし班 ◎梶川(環境政策経営学科1年)
長谷川(環境マネジメント学科1年)兼任
木村(環境政策経営学科1年)兼任
谷岡(環境マネジメント学科2年)兼任
4. 情報・音楽班 ◎大西(情報システム学科2年)兼任
山田(環境マネジメント学科2年)兼任
長谷川(環境マネジメント学科1年)兼任
「むらおこし班」と「情報・音楽班」の活動は少々遅れそうなので、今回は前回の仕事の続きを報告します。ただし、民家・庭園班は金曜日も活動を続けているので、後日レポートがあるはずです。
ドクダミとビワ葉の採集 今回は庭に生えている野草・薬草の採集に取り組みました。新たに5種類ほどの野草をみつけて、それをK君が持ってきてくれた『少年ジャンプ』(古雑誌)に挟み、押し花にしました。前回採集した野草については、すでにDさんがワードで整理していて、まもなくブログにアップされると思いますが、今回の野草も学名等が分かったら報告させていただきます。
この日のメインワークは「ドクダミ茶」「ビワ茶」作りです。まずはO邸の敷地内部でビワの葉とドクダミを採集し始めました。庭の隅にビワの樹があって葉は簡単に採取できました。20枚ほど集めました。一方、ドクダミは思っていたほど生えていません。外来種のノラニンジンが庭園以外の敷地を覆いつくしています。それでも一部でドクダミを発見しました。先生が「ドクダミはとくに根っこに解毒薬の成分が集中している」と言われるので、1本1本根っこまで丁寧に抜き取るよう心がけました。ドクダミもビワの葉も水道で綺麗に水洗いしたあと、軒下に古新聞紙を敷いて日陰干ししました。庭のドクダミを取りきって、もう十分だろうと思ったころ、先生から今度は「乾燥させると1/4ぐらいの量になるからまだまだ足りない」という指示をうけました。そこで、屋敷地の外にでてドクダミを探し、たくさん収穫しました。お茶ができるのが楽しみです。(K.J)
[第5回「医食同源 -福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
2011/05/25(水) 00:00:37 |
研究室 |
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ポータル・カフェ いつも持ち歩いているレッツ・ノートは、どこでもネットに接続できたのだが、最近連続して「接続しない」現象に悩まされた。プロバイダーをniftyからenjoyに変えたことが原因かと言えば、そのようなことはないはずだ。3月の上海やフィリピンでも接続できたのだから・・・いや、ひょっとしたら、上海あたりで設定を変えたままにしていたのかもしれない・・・が、記憶が曖昧だな。
おかしいと思ったのは、京都駅の「ポータルカフェ」でのこと。どのテーブルにもコンセントとランケーブルがついていて、列車の待ち時間を利用するに最適だから、よく使ってきた。イタメシ系のカフェ&レストランで、いつもはビールなど飲んでしまうのだが、2週間前のあの日は仕事に追われていて、カフェオレを注文し、一も二もなくケーブルをつないだ。これまでは難なく接続したのに、半時間ばかり居座って、ついに接続できなかった。おかげで、大揺れするスーパーはくとの座席で仕事を続けるはめになり、郡家駅に着いたら半酔い状態・・・その後、奈良と鳥取の自宅ではネットに接続できた。
ところが、先週末の福岡出張では、T横インのケーブルで、またつながらない。深夜ではあったが、フロントに電話した。マニュアルを貸していただいて、設定を変えたところ、即刻、問題は解決。XP、VISTA、SEVENによって設定を変えなければならないのである。詳しい事情は知らないけれども、XPはすで過去のOSになってしまったのだろうか。
以下は、わたし個人のためのメモである。これさえ忘れなければ、どこでも問題を解決できるのでアップしておく。
【XPの場合のネット接続設定】
①[スタート]→[コントロールパネル]をクリック
②[ネットワークとインターネット接続]をクリック
③[ネットワーク接続]をクリック
④[ローカルエリア接続]を右クリックし、[プロパティ]をクリック
⑤[インターネットプロトコル(TCP/IP)]をクリックし、
[プロパティ]をクリック
⑥[IPアドレスを自動的に取得する]と
[DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する]にチェックして、
[OK]ボタンを押す。
[サテンドール(Ⅳ)]の続きを読む
2011/05/24(火) 00:00:26 |
食文化 |
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ネット上のいくつかのサイトを閲覧し、鳥取県が「茴香の産地である」ことを確認した結果、さっそく県の農林総合研究所に電話して、茴香の産地と栽培について質問した。その回答が翌日メールで送信されてきた。
残念ながら、現在県内でウイキョウの苗を販売しているところも、
栽培している農家もありませんでした。申し訳ありません。推測
ですが、インターネットに掲載されている「産地:鳥取県」という
情報は、昔の調査によるものではないかと思われます。
迅速な対応に深く感謝したい。じつは、後日、茴香を栽培している農家が県内にあるという情報を別の筋から得たのだが、その真偽も定かではない。栽培している農家を確認することがあれば、こちらから返信して連絡しようと思っている。
数日が過ぎて、再び週末の奈良の生活に戻った。そして、お茶の時間に「
フィーユ 」で仕入れたキームンを楽しんだ。最初はストレートで、濃くなった2杯めをミルクティに、そして、ポットにミントの葉を浮かべてみた(↑)。4月中旬に植えた苗の一つであり、これまでサラダなどには使ってきたが、紅茶にミントを添えるのは初めてのこと。
美味い。ハーブティがこんなに美味しいと思ったことはない。上海に留学していたころ、アラブからの留学生たちが自らミントを栽培し、大きな鍋で大量のミントを煮込んだチャイをつくっていて、ご相伴にあずかったことがある。強烈なミントの香りがしたのだが、なにぶん砂糖の量が尋常でなく、「甘い」などというレベルを超えていたので、カップ1杯飲み干すのが限界だった。あれ以来の生のミントティだったのだが、もちろん砂糖など入れない。濃厚な紅茶とミルクとミントのフレイバーがあいまって、得も言われぬ風味がした。そのとき、ティーバッグのハーブティなど、みな贋物なのだと改めて痛感し、わたしはまたしてもホームセンターに足を運んだのだった。
↑ワイルドチェリー(次頁上も)
[茴香(Ⅱ)]の続きを読む
2011/05/23(月) 00:00:11 |
生物 |
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「かんだい」の後は「かんテレ」のお話。
5月19日(木)夕方。大学で関西TV「スーパーニュースアンカー」の取材をうけました。出雲大社の式年遷宮、とりわけ檜皮葺きにかかわる取材です。1週間前から打診があり、場所を奈良にするか鳥取にするかで悩みましたが、やはり資料が多い大学が良いということになり、遠路はるばる大阪からきていただいた次第です。朝日新聞大阪夕刊1面に掲載された
記事 で私の名前を知ったそうでして、来週早々、大社の屋根葺替え現場に入るので、その前に知識を得ておきたいとのこと。
木曜日は「医食同源プロジェクト」の日です。5時過ぎに調査を終え、里仁から帰学した瞬間、シャツのいちばん上のボタンがとれてしまいましてね。慌てました・・・結局、マチ針でボタンをシャツにとめ、ネクタイを締めてごまかしたんです。マスコミの取材をうけるとき、たいてい演習室での活動シーンを撮影するので、今回も学生諸君に待機をお願いしたんですが、どうもこの夜は様子がちがう。のっけから教授室での撮影になりました。こうなると、大急ぎで部屋を片づけるしかない。昨年秋の
ケーブルTVの取材 でもそうでしたが、こうしないと、絵にならないわけです。片づけてこの程度(↓)ですが、カメラさんは綺麗なところだけ切り取ってくれるはずです。
[アンカー]の続きを読む
2011/05/22(日) 00:40:24 |
研究室 |
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午後2時半からの「個人別懇談会」は1階の小教室が会場で、問題なく出席できました。先生は、とても優しい方でした。成績表をみると、あまり良くないので「就職活動には不利に働くでしょうね」と発言すると、「いやいや、就職が決まっても単位が足りない学生は毎年いますが、ご子息は卒業できる単位がそろっておりますので大丈夫」と励まされました。ちなみに、卒業研究は今年度までが選択科目で、来年度から必修科目に変わるとのこと。先生は4年ゼミ生を15名抱えられていて、年に4回卒論準備の発表をしてもらうのだと言われる。息子はすでに1回発表していて、そのレジメまでみせていただきました。(A4)1ページだけの資料。「これで45分しゃべったんですか」と思わず訊いてしまいました。「今はこれでいいんですよ」と先生は諭される。わたしなら学生を叱咤しているでしょうね。卒論ゼミの発表で(A4)1ページなんてねぇ・・・我が「かんだい」では1年次からパワーポイントの訓練をしているから、卒論ゼミなんて、結構なパワポ作ってこないと下級生にバカにされかねません。しかし、千里「かんだい」ではパワポもエクセルもワードも、大学は指導していないようです。娘が通ったDS社大学でもそうでした。パソコンができないから、と言って、娘はダブルスクールを希望しましてね。わが「かんだい」はスキルにうるさい。卒業研究も必修科目で厳しい。千里では卒論の公聴会すらない模様。こんなんで、大学をでたことになるのかな、とも思いました、正直なところ。
日本の大学は卒業しやすい。入ってしまえば、だれでも卒業できる。アメリカみたいにならないものか、といつも思ってます。入るに易し、出るに難し。そうなれば、いくら学生が多くとも、マイケル・サンデル教授の授業のように、学生はみな必死で聴講するでしょう。私語なんかしたら、他の学生が注意するぐらいになってもらいたい。
息子によれば、授業も大変だとのこと。ほとんどが何百人もの学生が受講する大講義室での授業で、私語がおさまることはないそうです。怒る先生もいれば、無視する先生もいる。開学当初、そういう経験をしましたよ。わたし個人の感想を述べておきますと、150人までなら静粛な講義にする自信があります。300人を超えると、制御が効かない。あんな講義は二度とやりたくないな・・・今は学生が減って、閑かな講義ができる。いろいろ不満はありますが、この点に関しては幸せなのかもしれません。
そうそう、たかじんの番組などでお馴染みの黒眼鏡教授をみました。半島問題に詳しいかたです。やはり学生には人気があって、「受講者は抽選で決まる」そうです。うちの息子は受講したことないらしい。
[父母の一日大学(Ⅱ)]の続きを読む
2011/05/21(土) 00:00:34 |
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末っ子は年初から毎日のように就職活動をしている。だからというわけでもないのだけれども、 GWの最終日、家内が父兄懇談会に行きたいと言い出した。息子はヤな顔をした。気持ちはわかる。しかし、仕方あるまい、と開き直って、両親のPTA出席を容認した。
世間の皆様はご存じないかもしれませんが、いまは大学にも父兄懇談会というものが存在するのです。国立大学は知らないけれども、少なくとも私立大学で父兄懇談会をやっていない大学は(ほぼ)ないでしょう。わたし自身、秋になると、1~2度大学もしくは大阪の会場で、担任をしている学生の親御さんと面談してきました。だから、エアポート君のご両親も、きっかわさんのお母さんもよく知っています。いちばんおもしろかったのは、ヒノッキーのお母さんですね。昨年、摩尼寺奥の院で発掘調査している最中に来鳥され、懇談会の席で「娘が山にいる」ことに大変心配されていた。「では、山にあがってみませんか」とお誘い申し上げたところ、「えぇ」とのことで、二人して現場まで登山したのでした。
というわけで、この5月15日(日)、「父母の一日大学」という催しに、のこのこ出かけてまいりました。この日はJリーグの開幕記念日であると同時に、息子の誕生日でもあったのですが、夜は野暮用で「誕生会の外食をしない」ことになりましてね。まぁ、いろいろあるわいね。その代わりに、かれは車を運転して千里の「かんだい」まで連れて行ってくれました。千里の環境大学じゃありませんよ。環境大学の略称は「かんだい」ですが、関西にある「かんだい」であります。高速を使ったら一時間かからなかった。患者が定期的に通っている吹田の国立病院と非常に近いことが分かりました。車中、どういうわけか、住宅産業のことをいくつか質問されましてね・・・・
[父母の一日大学(Ⅰ)]の続きを読む
2011/05/20(金) 00:18:53 |
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フィーユ 先日ご紹介した通称「
おならカフェ 」ガイドブックの正式書名は『なら Cafeの本』と言います。ざっと眺めてみると、平城ニュータウン近くにある店はほとんどなく・・・あっ、あった、あった・・・神功2丁目7-13のTea's room FEUILLE(フィーユ)。平城西中北側の小路に面して、ビルの1階を木造風に改装したお店でした。『なら Cafeの本』の紹介文は奇妙でしてね。
カフェでも喫茶店でも紅茶専門店でもない。そんな
コンセプトの店内では、気軽に本物の紅茶を楽しめる。
厳選したスリランカ・ティーをメインに茶葉は20種近く。
紅茶にとどまらず、手作りケーキからクッキーやパン、
雑貨まで店内は魅力がいっぱいで(後略)
最初の2行がおかしいよね。「紅茶専門店でもない」のに「本物の紅茶を楽しめる」って、どういうことですか。実際に訪れた感想を申し上げると、茶葉を売り紅茶を飲ませる店。「紅茶専門店」そのものではないですか。説明文の全体から読み取れるように、イメージは「ダウラ」に近いんですが、違いはこれから申し上げます。
紅茶はキームンとヌワラエリアを注文しました。ケーキはシフォンとキャラメル・バナナ・ケーキ。英国らしい茶器がずらりと並び、ケーキは美味しかったし、紅茶もよい味がしていました。ただし、「ヌワラエリアにミルクはいれないようにしてください。ストレートの美味しいお茶ですから」のひと言がなかった。ダウラの場合、ストレートで飲むべき紅茶には絶対ミルクをつけません。フィーユではミルクがついてきた。もしわたしが上のように忠告しなかったら、家内は2杯めのヌワラエリアにミルクを注いでいたでしょう。家内はもちろんラストドロップまでストレートで通して、満足していました。
お店を始めたのはちょうど10年前。喫茶店のイメージはありません。インテリアは木質にこだわっいて、板壁に可愛らしい少女趣味?のグッズが点々と飾られている。
[サテンドール(Ⅲ)]の続きを読む
2011/05/19(木) 00:00:52 |
食文化 |
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実測調査の続き 5月13日(金)。木曜日のプロジェクト研究に引き続き実測をしました。
昼ごろに里仁のO邸に行きました。O邸に行くのは3回目になりますが、何度見ても綺麗な民家でついつい見入ってしまいます。こんな民家の実測を1回生のうちに体験できるなんて、考えてもみませんでした。このプロジェクト研究に配属され本当に良かったと、行くたびに感じています。今回の実測には、教授、院生のタクオさん、4回生のヒノッキーさん、3回生のNさん(男)・Nさん(女)、OBのアシガルさんとナオキさんが参加しました。
教授と3回生の方たちは3限の授業があったので午後3時からの参加でした。昼ごろ向かった私たちは、さっそく実測を開始しました。自分は、ある座敷の展開図と家の屋根伏図をまかされました。自分の観察する力の無さや線の汚さなど、今の技量がよくわかりました。先輩方は、断面図・庭の配置図・展開図・立面図・平面図を描かれ、もちろん、どの図面も自分とは比べ物にならないほど綺麗でした。図面の描き方や線の引き方など、学べることがたくさんありました。このプロジェクト研究のうちに、吸収できるものをできる限りしたいと思います。
平家蕎麦 午後5時を回ると、Oさんがおそばをみんなにご馳走してくださいました。いま腎臓透析の患者さんのための給食センターでシェフをしているご夫婦は、少し前まで末広通りで居酒屋をやっておられ、教授もかつてしばし通われていたそうです。そのころの好物が「平家蕎麦」であることをOさんもご存じで、教授ののために久々シェフが腕をふるわれたのです。ごぼうと鶏肉の相性は抜群で、出汁がとてもおいしかったです。是非、また機会があったら食べてみたいです。食べ終わると、、今回の実測の成果を教授とOさんに見てもらいました。Oさんがすごく楽しそうに見ていたのがとても印象的でした。
[「医食同源」の空間をめざして]の続きを読む
2011/05/18(水) 00:03:19 |
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12日のプロジェクト研究における「むらおこし班」の活動によって、O家の裏庭に繁茂する雑草のひとつが
ノラノンジン (野良人参)であることが判明した。人参の野生種もしくは原生種であり、外来種であるという。帰宅後、ネットで検索し、調べてみたところ、 「花図鑑」の
ナ行の一項目 や「
モミジガサの探し方 」というブログに説明があり、それらを整理し要約してみよう。
ノラニンジン(野良人参) 別名:ワイルドキャロット WILD CARROT
アン王女のレース QUEEN ANNE'S LACE
学名:
Daucus carota 科属名:セリ科ニンジン属(1年草)
原産地:西アジア~地中海
草丈:30~100cm 開花期:7~9月 花色:白 花序径:15~20cm
葉と花はニンジンそっくりだが、根は赤くなく、細くて「食用にならない」とされる。ただし、毒性があるわけではない。欧州ではノラニンジンの種子からエッセンシャルオイル(精油)が抽出され、アロマテラピーでは、とくに成熟肌のフェイシャルマッサージによく利用されるという。ドイツ系米国人に至っては、ノラニンジンの種子に「通経薬」や「事後避妊薬」の薬効を認めていたとあり、驚いた。また、高麗人参のニセモノとして根っこの粉末を販売する悪徳商人がいたとも、どこかに書いてあった。
さて、わが家では「人参菜のかき揚げ」をときに食卓に並べることがある。普通の人参ではない。根は小さく、葉振りがよい菜っ葉だ。根ではなく、葉を食べる人参である。ノラニンジンの葉と小さな根をみたわたしは「人参菜のかき揚げ」を即座にイメージした。13日の調査開始前、ノラニンジンをビニール袋2袋分採集し、奈良の家にもって帰って調理してみることにしたのである。「かき揚げにするんだ」というと、学生たちはみな「美味しいんじゃないですか、食べられますよ」と答えたが、帰宅して材料を目にした家人は露骨にヤな顔をした。ナガシの水槽をノラニンジンが占拠してしまったからである。
翌14日の昼、さっそく調理実験をした。「人参菜のかき揚げ」と同じレシピである。
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2011/05/17(火) 00:13:54 |
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たけちゃん 早いもので5月も中旬になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
だいぶ、御無沙汰しております。アシガルです。昨年、修士過程へ進学しましたが、現在休学中の身で就職活動を続けています。そんななか、紆余曲折ありまして、今回の青木遺跡復元プロジェクトに参加させていただいております。う~ん、やっぱり人間、つねに動いてないとダメですね。とまっていては何も始まりません。今更ながらそんなことに気がつきました。
さて、昨日報告があったように、5月12日(木)はP1&3「医食同源」の活動でした。私は助っ人の一人として参加し、民家の実測図を描くこととなりました。担当は立面図です。じつは医食同源プロジェクトが進んでいる里仁地区は私の住まいのあるところでして、O家とは目と鼻の先です。本格的な実測図は経験がなく苦戦しましたが、タクオさんにアドバイスをいただき要領を把握することができました。翌金曜日も引き続きASALAB関係者で実測作業を続けました。
プロ研が終わった後、青木遺跡のミーティングを大覚寺の焼肉屋「たけちゃん」でおこないました。先日「
サテンドールⅡ 」で紹介された喫茶店「豆蔵人」のすぐ近くの路地裏にあります。この夜はエアポートさん、部長さんも仕事が終わってから合流しました。エアポートさんとタクオさんは叩き台となる図面を仕上げており、わたしもラフの断面図をチェックしていただきました。全体のチェックが終わってから、「たけちゃん」名物の鶏皮をいただくことに。これが噂の鹿児島県産鳥皮ですか!・・・一口食べると鶏の脂がジュワ~と出てきます。噛めば噛むほど味が出ますね。ビールとの相性も抜群でした。
「たけちゃん」ではエアポートさんの職場の話で盛り上がりました。なにやら、逆セクハラ?状態にあるとかなんとか、いろいろと大変みたいです。それにしても「たけちゃん」とはなんと奇遇な名前でしょうね。竹蔵くんがいなくなってから竹蔵くんの大好物を「たけちゃん」というお店でいただくなんて・・・かれも日々警察学校の訓練で鍛えられていることでしょう。
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2011/05/16(月) 00:00:42 |
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5月12日(木)。ゴールデンウィークも明け、プロジェクト研究4回目で再び里仁地区を訪問しました。今回はまず、このプロジェクトのメンバーでどんな分野に興味があるのかアンケートを取り、3つのグループになるように仮の班分けをしました。その3つとは「ガーデニング班」「むらおこし班」「民家・庭実測班」です。そして、さっそくそれぞれの班に分かれて行動しました。
むらおこし班の活動 ぼくは政策経営学科なので「むらおこし班」になりました。「むらおこし班」はまず、何かむらおこしに役立てられそうなものを探すため民家周辺を散策しました。そこで、ぼくらか気付いたのは、周辺道路は市街地などへのアクセスのため交通量が多いこと、雰囲気の良い狭い路地(↑)が多くあることです。このことから、今後料理教室などを展開していく上で通い易さはどうか、看板の設置はどうするかなどの点について考えましたが、自分たちだけの地区計画では実現性が低い上、鳥取市の都市計画の方向性も考えていかなくてはならないという大きな課題が見つかりました。加えて、この狭い路地を拡幅していくのか、今後高齢者が増えていくのでどういった点に気を付けていくのかなども考えていきたいと思います。
具体的な案を出していくのは、今回の訪問ではまだ準備が足りないので、ぼくたち「むらおこし班」は次回までに鳥取市の都市計画図と行政の資料を用意することにし、続いて民家の裏庭にある植物の採集をすることにしました。まず、約1メートル四方に範囲を限定して、そこでみつけられる植物をサンプリングし、鑑で植物名を同定し、実際に食べられそうなものか調べ、サンプリングしたものを雑誌に挟んで押し花にし保管することにしました。わずか4種しか見つけることはできませんでしたが、そのうちの一つは「ノラニンジン」ではないかと思われます。食用に適しているかどうかはまだ調べなければわかりませんが、もし
食べられるものであるならその調理法など、どのようにしたら美味しく健康的に食べられるか考えていきたいと思います。先生からは、来週からドクダミ茶を作ってみてはどうかと言われました。ドクダミ茶は味に癖があるようですが、びわの葉の茶葉とブレンドすると、ビワの葉の甘みで飲みやすくなるそうです。ドクダミには解毒作用があるらしいので是非試していきたいと思います。(環境政策経営学科キム3号)
↑ノラニンジンの花。 ↓ノラニンジンの根と茎葉
[第4回「医食同源 -福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
2011/05/15(日) 00:56:40 |
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VIDEO F.C.Sexton のあがた君、お元気ですか!?
まぁ、元気でしょうね。元気でないあがた君なんて、想像できないもんな・・・今夜はあがたについて書きます。でも、帝国大学のあがた教授についてではなく、あがた森魚についてですがね。
ちょっと驚いてるんです。とりあえず、上の「襟裳岬」を聴いてくださいな。
ユーチューブを聴いたあと、音源が知りたくなって調べたところ、『岡本おさみ アコースティックパーティー with 吉川忠英』というCDに納められていることが判明。さっそく中古品を取り寄せました。300円です(送料別)。米子出身の作詞家、岡本いさみの作品をいろんなミュージシャンがカバーし、吉川忠英がほとんどアコギ1本で伴奏しているオムニバス・アルバムです(多重録音もあり)。
吉川忠英さんは、かつてニューフロンティアーズというフォークバンドのメンバーだった人。後にバンド名をイーストと改名し、1971年にアメリカのレーベルから『EAST』というアルバムを出した。あのころ、テレビにもよく出ていました。なんと申しましょうか、プログレッシブ・フォークって感じのバンドでしたね。いまは石川鷹彦と並ぶアコギ系スタジオ・ミュージシャンの双璧でして、福山雅治のバックといえばこの人だから、結構いいギャラもらってんでしょう。以下、曲目ラインナップです。
1. さよならバイバイ / シオン 2. ウイスキー色の街で / 加川良
3. ノスタルジア / 福山雅治 4. 落陽 / 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)
5. 川の流れを抱いて眠りたい / ハシケン 6. 会いたいな / 比嘉栄昇(ビギン)
7. 椅子 / 岩沢幸矢(ブレッド&バター)
8. あの夏、ふたりは / 内海洋子&今野英明(ロッキング・タイム)
9. 真夜中のドライバー / 桑江知子 10. 祭りのあと / 南こうせつ
11. たまには、雨も / 岡本おさみ 12. 襟裳岬 / あがた森魚
13. 祖国 / 吉川忠英
VIDEO [拝啓、あがた君!]の続きを読む
2011/05/14(土) 00:00:45 |
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豆蔵人 GW初日の夕方、患者と二人で大覚寺の「豆蔵人」という喫茶店を訪れたんですが、6時をすぎていて、カフェは終わってました。ただ、豆の販売は7時までだったので、2種類の豆を買って挽いてもらい、1袋は鳥取の下宿、1袋は奈良の実家にもって帰ったのです。
「豆蔵人」と書いて「マメクランド」と読みます。アワクランドとひっかけてるのかな? ちょっと理由がわかりません。場所は吉成「
ペースノート 」の斜め対面です。
GWのあけた昼下がり、久方ぶりの雨から逃れるように、一人で「豆蔵人」を再訪。客はほかに一人だけいて、マスターが相手されてました。カウンターには奥さんがいる。短時間だっだけど、おしゃべりしまくりましてね。変な客だとあきれられたでしょう。
この日のスペシャルコ-ヒー、ペルー産の「アルト・アマゾン」を注文しました。オーガニックです。美味しいな。やはり手入れのドリップです。これまで鳥取で飲んだコーヒーではいちばん美味しいかもしれない。素直にそう思いました。近所の焼肉屋「
たけちゃん 」と同様、素材にこだわってますね。
店を経営するご夫婦は大阪の方です。平成8年だったか、今から8年前だったか記憶が定かではないんですが、鳥取までやってきて「豆蔵人」を開店したんだそうです。だから、ごらんのとおり、昭和の喫茶店の匂いはしませんが、マスター曰く、「経営者は昭和の匂いをぷんぷんさせてるんですがね」とのこと。わたしの家が奈良にあることを告げると、「奈良はコーヒー豆の世界ではあこがれの場所」だと奥さんが言われる。そうかな・・・そんなコーヒーの美味しい店、いままで入ったことないけどね・・・・でも、そういえば、娘が母の日に「ならカフェ」という本を母にプレゼントしてたな~ 「ならカフェ」を丁寧にいうと「おならカフェ」なんちゃって、だはは。
VIDEO ボサノバの雨の昼下がりでしたね・・・
[サテンドール(Ⅱ)]の続きを読む
2011/05/13(金) 00:00:08 |
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VIDEO 3週間ばかり前の昼下がり、国営放送のトーク番組に長山洋子がでていた。たしか、いま43歳。41歳のときアメリカ人と結婚して、42歳で出産。その一月後からステージに復帰したという。
驚きの連続だった。この人、三味線を抱えて演歌を唱うのね。代表作は「じょんがら女節」でして、番組でもその曲を披露してくれました。あっけなく、ノックアウトです。もちろん、わたしがノックアウトされたの。格好いいし、歌がうまい。ジョンガラ三味線の腕も相当なもんですねぇ(澤田流の名取だって!)。津軽三味線ってのは、チョッパーベースと似てるな。右手と左手両方で、弦にアタックkかけてるでしょ?
このページでは、いちばん有名な「じょんがら女節」じゃなく、「嘘だと言って」を貼りつけておきます(↑)。こっちのほうが艶っぽいかんね。
さらに驚いたことに、この人、元はアイドルで、ポップス歌ってたんだ。いちばんのヒット曲が「ビーナス」(↓)。ショッキング・ブルーの日本語カバーですよ。ショッキング・ブルーって、ぼくたちが中学校のころのバンドですよ・・・懐かしい。二十歳を過ぎたころ、事務所の方針で、演歌歌手に方向転換。というか、もともと演歌歌手でのデビューをめざしていたのだけど、16歳の少女には早すぎるということで、ポップスを歌わせていたらしい。そうだと思うよ。そこいらのポップス歌手は簡単に演歌歌手にはなれないからね。演歌っていうのは、要するに、日本の民族音楽でして、民謡の延長線上にあるものだからね。音は5つでよくて、コードも3つで十分。少しハイカラな演歌だとコードが5つか6つに増える程度だ。つまり、単純なメロディだからこそ、歌い手の力量が問われるわけです。同じような歌を印象深い音楽にしうるか否かは歌い手の力にかかっている。このあたりは、ブルースと似てるね。ブルーノート・スケールの中で、どれだけ特殊なフレーズを弾いてみせるか、ということで、ベックやクラプトンみたいな秀でたフレーズが弾ける人は少ないわけです。
VIDEO [三味線ロック]の続きを読む
2011/05/12(木) 00:00:55 |
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GW、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか?
私事を申しますと、二つの結婚式に御呼ばれいただきまして、財布は空っぽであります。俗に言う、祝儀貧乏というヤツですね。とほほ・・・
さて、そんなことは言いつつも、ASALABでは青木遺跡復元プロジェクトが動き出しました。先日、島根から来ていただいて講演をしてくださったM氏とH氏の資料と情報を参考に、各自が資料収集や復元の検討に取り組んでおり、研究室もにわかに活気付いております。そんなある日、作業に没頭していると、ブルブルと電話が・・・
「あの~、来ちゃいました」
と、一言。その声の主は、OBのホカノ君でありました。 お土産に「もみじ饅頭」と「ひよこ饅頭」を両手に、すでに研究棟1階でウロウロというかモジモジというか、いつもと変わらぬ様子のホカノ君。何の前触れもなく登場するあたり、ホカノ君らしいですね。確か、前回来たのは
昨年8月の発掘調査 のときでしょうか?そのときは「もう来ないかもしれませんよ!」なんて言ってましたが、そんなことはなかったですね(笑)
と、いうことでその夜は田園町「昇竜」で晩酌。ホカノ(2期生)、tomatoさん(4期生)、部長さん(5期生)、K君(11期生)、タクオ(1期生)の、めったにお目にかかれない顔ぶれで歓迎いたしました。東京での生活に疲れているようでしたが、研究室の空気を吸って少しはリフレッシュできたでしょうか?別れ際には「今度こそ、来ないかもしれません」なんて言ってましたが、懲りずにいつでも来てください。
VIDEO この曲は拓郎ファンのヒノッキーと広島出身のホカノ君に捧げましょうか。
ユーチューブのコメントをぜひ読んでください。年老いた男(と女)が時の流れを感じますよ・・・
[ホカノ&黒帯来鳥!]の続きを読む
2011/05/11(水) 00:00:02 |
研究室 |
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VIDEO GWになにをしてたのかというと、夜は「校正マシーン」です。朝までやって、昼すぎに目覚め、夕方にジョギングして夕飯をつくる。じつは、ガーデニングに熱中してまして、GW後半に3回も苗を買っては植える日々を繰り返したの。4月の中旬に第1段13株を買い込み、今年はすべて鉢植えにしたんです。
昨年 、畑に植えてほぼ全滅状態だったので、今年こそは収穫を得たい。なぜ畑が駄目なのかというと、まず隣家との境にある細長い敷地の端で、陽当たりが極端にわるい。そして、雑草が異常に繁茂して、土に染みこんだ栄養分を奪い取ってしまうのです。
今年は、まずプランターをひっくり返して、雑草が繁茂する土を取り除き、堆肥の黒土と有機栽培土を鉢のなかでていねい混ぜて、苗を埋め込んでいきました。13株植えて、ひょうたん2株だけがすでに枯れてしまいましたが、他はすくすく育ち、連休中、はやくもパセリ、イタンリアンパセリ、ミントをの葉をつまんでは夕餉の卓を飾りましたよ。プランターの土は栄養たっぷり、陽光がさんさんと降り注ぐ庭のまんなかで栽培すればよく育つもんだ。気をよくした私は、庭中をみまわした。あちこちに鉢やプランターがごろごろ転がっている。雑草ばっかり埴えているんで、土さえ換えれば、まだ相当植えられると見込んで、30株以上苗を買いあさり、連夕ガーデニングしてほくそ笑んでいたんです。ガーデニングの一つの目標は、ハーブやプチトマトや唐辛子などの食材の収穫にあるのですが、いまひとつは蔓性植物で表の竹垣を覆うこと。いまのところ、ゴーヤ各種と朝顔にクレマチス(てっせん)を植えたところです。私の強欲はさらに拡張し、キウィの苗まで買っちまいました。ところが、ネットで調べたところ、「苗木の植え付け時期は11月中~下旬。1本の樹は成木になると40~50平方メートルの広さが必要です」と書いてある。なんてこった、時期はさておき、どこに植えるかで家庭争議がおこりましたが・・・昨日報告したように、母の日の記念樹となったのです。
母の日に早くもクレマチスが一輪咲いたんです。
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2011/05/10(火) 00:00:18 |
食文化 |
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ジョーン・バエズの映像をおっていると飽きませんね。若いころは
こんな に綺麗でセクシーだったんだ。そんなふうに思わなかったのは、わたしが子どもだったからなのかな。先住民の血が入っているような、エキゾチックな美しさに今は見惚れてしまいます。そして、歌声は澄みきっている。老けてからの映像がまたよいのですよ。もう70歳になったはずですが、今のバエズもまた綺麗で、歌声はあいかわらず透き通って若い。ジュディ・コリンズも同じタイプですね。ディランの歌にこだわり続けているところも二人はよく似ている。彼女たちの次の世代にあたるジョニ・ミッチェルとかカーリー・サイモンは音楽的に高い評価を得ていますが、容姿という点ではねぇ、バエズ&コリンズの後塵を拝している・・・なんて書いたらまずいかな・・・では、少々書き直して、私個人は圧倒的にバエズ&コリンズ派です。日本人で言うと、池内淳子さんみたいなイメージがありますね。じつは二人が共演している映像があるのですが、カメラが途中でおかしな方をむいちまって、肝心の二人が映ってない時間が長いので、ここには貼りつけませんが、興味のある方は検索してみてください。
さて、母の日でした。母親が元気で生きているということは本当にありがたい。特養をでるのは半年ぶりのこと。正月は体調を崩していたので外出を断念したんです。
息子が山芋たっぷりのお好み焼きを作ってくれました。母親はお好み焼きが大好物なんです。東京にいる長女は、カーネイションの蕾が入ったジャスミン茶とポットを送ってきてくれました。
わたしは母の日にキウィの苗を植えたんです。すくすく育ってほしい。ガーデニングの話は、また明日たっぷりします。
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2011/05/09(月) 00:14:03 |
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VIDEO 昨夜の最後に貼りつけた「クロース・トゥ・ユー」の訳詞、とてもよかったでしょう。
ああいう名曲を、歌の意味を理解しながら聴くと格別な味がしますね。
週末の夜にはぴったりだと思います。
今夜もその続きでいきましょうかね。2曲紹介します。2曲とも、Keiさんという方の翻訳でして、また2曲とも、わたし自身が六弦倶楽部の練習会で披露した曲です。はじめに「やさしく歌って」から(↑)。ロバータ・フラックの大ヒット曲ですが、ここではアン・マレーの歌でお届けします。というか、訳者がアン・マレーを選んでいるということです。センスを感じますね。アコギのバックが効いてるな。
次に「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(↓)。こちらは、大御所ナット・キング・コールのやさしい歌声で。
なにも言うことはありません。
VIDEO
2011/05/08(日) 00:00:44 |
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VIDEO 奈良は蕎麦屋不毛の地です。有名な店がないわけではない。でも、数は少ないし、家から遠いな。蕎麦をたくっていれば機嫌のよい私としては、非常に辛い・・・あっ、そういえば、家のそばに蕎麦屋があったぞ。久しぶりにいってみよう。
蕎麦匠雀。これが店の名です。蕎麦「匠雀」じゃなくて、蕎麦匠「雀」ですよ。雀は「朱雀」にひっかけてるんでしょうね。わたしの住んでいる平城ニュータウンの地区は「左京」ですが、隣は「朱雀」でして、この蕎麦屋さんの住所を調べると、奈良市朱雀1-8-3 となっています。
たぶん15年ぐらい前の開店で、蕎麦をいただくのは3回めじゃないかな。蕎麦好きの私がどうしてこんなに通ってこなかったのだろうか。細い記憶の糸を辿ると、開店当初に立ち寄った際、創作蕎麦料理のようなメニューがあって-たとえば「蕎麦サラダ」のような-、それが口にあわなかったような気がします。今回はオーソドックスでしたね。とろろ蕎麦と玉丼定食は普通に美味しかった。きっとまた行くでしょう。
ここで、音楽です。蕎麦に因む音楽というわけで考えた・・・わけじゃありません。前日に故マイケル・ブレッカー(↑)の『ニアネス・オブ・ユー』(ザ・バラード・ブック、2001)が届いていて、ここにちらっと書きたかったんですね。凄い面子で作ったアルバムです。
マイケル・ブレッカー(テナーサックス)
パット・メセニー(ギター、プロデューサー)
ハービー・ハンコック(ピアノ)
チャーリー・ヘイデン(ベース)
ジャック・ディジョネット(ドラム)
「バラード・ブック」に想定できる当時の最強メンバーと言ってもいいでしょう。だから、買ったわけじゃありません。スペシャル・ゲストでジェイムズ・テイラーが2曲歌っているのね。そのうちの1曲がアルバム・タイトルでもある「ニアネス・オブ・ユー」(↓)。
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2011/05/07(土) 00:55:39 |
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摩尼寺奥の院所在遺跡の発掘調査概要 鳥取県埋蔵文化財センターが毎年刊行している『発掘調査カード』に、摩尼寺「奥の院」遺跡の概要を掲載することになり、カードを作成ました。これを少し編集して、以下に掲載しておきます。
1.遺跡番号 鳥取2-384
2.遺跡名 喜見山摩尼寺奥の院所在遺跡
3.種別 寺院跡
4.所在地 鳥取市覚寺624 喜見山摩尼寺
5.着手時期~終了時期 平成22年8月3日~11月30日
6.調査原因
科学研究費補助金基盤研究C「石窟寺院への憧憬-岩窟/絶壁型仏堂の類型
と源流に関する比較研究-」による学術調査
7.調査面積 228㎡
8.調査主体 鳥取環境大学 建築・環境デザイン学科 浅川研究室
9.調査概要
廃墟と化している摩尼寺奥の院の加工段(上下2段)と岩陰・岩窟の正面で4つのトレンチをあけて調査した。上側の加工段では、上層で8間以上×8間以上の礎石建物跡、下層では掘削された岩盤上のピットや掘立柱穴、井戸跡を検出した。岩陰の真下でも掘立柱穴を検出。出土遺物から上層の年代は室町時代後期以降、下層の年代は平安時代と推定している。
[2010年度研究成果実績報告(Ⅲ)]の続きを読む
2011/05/06(金) 00:00:49 |
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徳島から横須賀通信が届きました。海上自衛官になったきっかわ嬢、GW休暇で実家に帰り、「ようやくヤフーメールを取得」したとのことで、近況の連絡がありました。腕立て伏せに怯える毎日だそうですが、「なんだかんだで充実してます!」という力強い感想を披露してくれています。
一方、彼女の卒論を編集して作成する倉吉の報告書について心配していましたが、すでに研究室全員で編集に動き出しており、「心配御無用!」です。思う存分、研修にあけくれてください。「半人前以下の身なのでとても災害派遣には行かせてもらえませんが、はやく一人前になれるよう訓練に励んでいます」とありましたけれども、勝手なお願いながら、研究室関係者を代表して被災地の復興に直接関わって欲しいと願っています。
わたしたちは地元で戦います。多くの困難を乗り越えていかなければなりませんからね。
自衛隊と言えば
音楽隊 ですが、下の映像を発見したので、こちらを貼り付けます。なんだか、高校時代の応援団訓練を思い出したね・・・歌詞を知りたい。防人(さきもり)という言葉が聞こえてくるでしょ。いつかどん兵衛さんに教えてもらいましょう。
VIDEO [防人の歌]の続きを読む
2011/05/05(木) 00:00:46 |
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VIDEO 今年度から「サテンドール」シリーズと「穴裏飯屋(あなうらめしや)」シリーズの連載をはじめます。ゼミのメンバーが立ち寄った喫茶店や大衆食堂をレポートしていこう、という気儘な連載です。カフェやレストランではなく、喫茶店と大衆食堂を対象としているところに注目してください。昨年のきっかわ&竹蔵の研究の延長として、昭和の匂いをぷんぷん残した飲食店をめぐろうとしているわけです。だから、スタバやドトールやファミレスは対象外になります。ちなみに、「サテンドール」というシリーズ名にはいろんな意味をこめているのだけれども、今回はとりあえず上の演奏でも聴いておいてください。
鳥取の場合、喫茶店も大衆食堂も多くありません。正直なところ、流行っている店となると、さらに少ない。しかし、路地裏などの目立たぬ場所にありながら、根強い固定客をもつお店もあることはあるんです。市民の多くは、それを知らないだけでして、できるだけそういう店を発掘してネット上で広報しようという企画なんです。「地酒・酒蔵・酒場めぐり」(仮題)を含めてもいいな・・・ともかく、地方都市の活性化に貢献できればうれしい限りですね。
なお、旅にでて、県外でみつけたユニークなお店も紹介していきたいと思っています。県内外で働くゼミOBの投稿も大歓迎ですので、みんな協力してください。
カフェテラス ペースノート サテンめぐりの第1回は、鳥取市吉成の県道沿いにある「ペースノート」です。大覚寺の下宿から歩いて5分ぐらいのところ。わが夫婦が結婚前に2~3度通ったことのある想い出深いお店です。GWの初日、およそ30年ぶりに訪れました。フロアを担当されている女性は同年代でして、お話を伺うと、1980年の開店だそうです。そうだろうなぁ、ぼくらの結婚が82年だから、通っていたのは80年ころで間違いない。経営者は変わっていない、ということで、ご夫婦で「細々とやってきました」と言われる。30年ぶりに訪れたカフェで、同世代の夫婦が30年店を続けてきたんだ。
有機栽培コーヒーとケーキセットを注文しました。コーヒーはすべて380円、ケーキセットは660円です。コーヒーはドリップの手入れ。非常に美味しかったですよ。やっぱり、コーヒーメーカーとはちがう味がするよね。
カレーやチャーハンなどのご飯系メニューもいろいろありました。もちろん日替わりランチもあります。
[サテンドール(Ⅰ)]の続きを読む
2011/05/04(水) 00:52:52 |
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端午の節句ですね。
我が家のトイレの神様、うさぎさんとかめさんが、
ふたりごちされております。
鯉のぼりは向かい風が強いほど、元気もりもりすいすい泳ぐんだ。
逆風などものともせずに、すいすい泳ごうぜ、男の子は。
先月、就職したOBたちと南海飯店で会食した際、みんな
初任給が「安い、やすい」とこぼしてましてね。
当然のことながら、わたしは大蔵省のままであります。
「ワーキング・プア」なんて言葉が切実だけどさ、すいすいいこうぜ。
こんなときは、高田渡を聴いてげらげら笑おう・・・
VIDEO [鯉のぼり]の続きを読む
2011/05/03(火) 00:20:19 |
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4月28日(木)。プロジェクト研究3回めで、ついに里仁地区を訪問しました。
4限目に講義室に集合し、さとに田園クリニックに移動。さとに田園クリニックは鳥取市里仁地区にあり、市街化調整区域(市街化を抑制する区域)になっています。私は里仁地区にも田園クリニックにも行ったことはなかったので初めての見学になります。クリニック内の第一印象はとてもきれいで、病院とは思えない「癒し空間」になっていました。最初に、今回の依頼主であるOさんから里仁地区や市街化区域と市街化調整区域の違い、このクリニックについて説明を受け、その後、クリニック内を案内していただきました。清潔な診察室や沢山の医療機器のそろった手術室、最新のCTなどの部屋、鳥取で唯一の慢性腎不全患者の人工透析の病室。私の知らないことがここには多くあり、すべてが興味深かったですが、このクリニック内は患者さんを癒す演出がしてあると聞きました。壁の色は白く、太陽や間接照明の暖かい光と白い壁、そして高い天井がとても印象的でした。そして最も癒される空間だと思ったのは食堂の奥に設けてあるラウンジのような空間でした。高級ホテルや東南アジアのコテージを思わせるアジアンアンティークの数々。これにはとても驚きました。とても病院の一室だとは思えませんでした。患者さんの心のケアも建物内の空間で治療に貢献していると思いました。
余談ながら、「ここでシングル・モルトが飲みたいですね」と先生が真顔でおっしゃると、Oさんも「えぇ、いつでもお付き合いしますよ」と答えられました。
里仁地区にはいくつかの無住民家があるらしく、見学しました。そのうちの1軒はOさんの祖母の実家だそうで、解体移築の準備工事が進められていました。なんでも、天徳寺に移設されて、「客殿」になるようです。茶室もありました。移築・新装が終わると、檀家や信者が集まる素晴らしい施設に生まれ変わるでしょう。
[第3回「医食同源 ―福祉のむらおこしと古民家再生」]の続きを読む
2011/05/02(月) 00:00:14 |
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