「響き合うみんなの歌声がくれた、シンフォギアで――!!」
響け生命の絶唱――彼方、羽ばたいて……
貫き通すは確かな意地。最後までやりきることの大切さを学んだ「戦姫絶唱シンフォギア」第13話(最終話)の感想。
B級映画ならぬB級アニメが、ここにあります(もちろん褒め言葉
うーむ、なんかここまで“お約束”に徹してくれたとなると素直に「感無量」と表現するしかないなぁw
とりあえず、ここまで奈々ソンを有効活用してくれたと思える作品は僕の中ではないですね。
「Synchrogazer」が技名だったなんてその発想は絶対ありそうなのになかった。
放送前はなんだかんだで多少のバッドエンドも視野に入れてかないと、と危惧しておりましたが
前半の展開を観たらもはや1話のアバン含めてもハッピーエンドになることしか考えつかなかったもの。
フィーネの小林幸子化→3人歌で対抗の流れは熱い!と思うと同時にワロタ おいおい紅白歌合戦か。
結局、全13話すべてに戦闘シーンがあったのも良かったですよね。
クオリティも上々でしたし1クールの深夜アニメでコレは地味に凄いことな気がする。
ラストの「流れ星」含めておおよその伏線を回収してきたのも一見荒いようでいて細かい。
まさにオリジナルアニメならではの面白さを追求した、気持ちの良い作品だったと思います。
「ほんとにもう…ほうっておけない娘なんだから」
――胸の歌を、信じなさい。
結局フィーネは“あのお方”に想いを伝えること叶わずでしたが
どこか満足して逝けたという点では彼女にもキチンと救済があって良かったと思います。
特にフィーネから了子の声に変わるときの中の人の演技が絶妙でね・・・ちょっとゾクゾクしてしまいましたよ。
昨日GA再放送で初期ミントさんの声聴いた後だけに凄い良い意味での貫禄を感じる。
まぁ月の欠片を強引に引っ張ったシーンはちょっと笑ってしまったんですけどねw
アレは完全に予想を超えたわ・・・思わずTVの前で「ヒエ~ッwwwwwwww」って叫んでしまったもの。
「だけど俯かない、諦めない。だってこの世界には“歌”があるのだから――」
収まるとこに収まったエンディング。
このオチなら別に1話をあれだけ意味深に描写せんでも…と思いましたが
まぁそれだと視聴者惹きつけるには弱いからなー。やはりスタッフさんに「してやられた」ってことでw
〆の台詞を未来(一般人)のナレーションにしたのも良かったですが
「逆光のフリューゲル」をED曲に持ってきたのが何より素晴らしかったですね。
OPを除けば、やはり「シンフォギア」を象徴する楽曲はコレがイチバンだと思うから。
総評として、本来2クールでやる予定の話を無理やり1クールに纏めてるので
かなりツッコミどころの多い部分を目立ってはいたのですが
その分、全話まったくブレずに一定のテンションを維持し続けた凄い作品であったと思います。
「細かいこと抜きだぜ。熱いテンションで押すぜー」とか言っておきながら大抵の作品は途中で尻すぼみとなるのですが
この作品はホントに有言実行やり遂げてしまった(と思ってる)からなぁ…脱帽ですよ。
ただ同時に、ネタアニメとして見てる層とちゃんと見てる層の温度差がこれ程激しい作品も中々無いなと痛感したのも事実です。
僕なんかは最初から最後まで前者の視点で観てしまったので、そこが気に障ったという人もいたみたいですしね。
そこは改めて謝罪します。けどね、これアニメに限らないけど、楽しみ方は人それぞれだから!
いまでも十分評価されていると思いますが、音楽面での人気以外にも
もっと物語など全体を通して後々さらに高評価が与えられそうな…そんな予感を受ける作品でした。
ライブイベントは倍率高くておそらく参加は無理でしょうけど、そこでまた何かサプライズがあるのでは…?と期待してしまいます。
というか司令の中の人も参加するみたいですね・・・<イベント
ッ!まさか・・・解き放つのか?絶唱・・・(笑)
何気にちゃんと買ってたよ!キャラソン!
でもこの「とらクッション」形が四角くて使いづらいんですよねぇ・・・なんか良い活用法はないものか。
なにはともあれ、スタッフの皆さま、お疲れさまでした!そして、ありがとう!
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テーマ:戦姫絶唱シンフォギア - ジャンル:アニメ・コミック