たまゆら~もあぐれっしぶ~ 第2話「どきどきの新しい一歩、なので」
4月。
新しい春を迎えて進級した沢渡楓は、友達の塙かおる、桜田麻音、岡崎のりえと同じくラスになった。
楓は新しい一歩を踏み出すため、写真部を作ろうとしていた。
春を迎えて、いよいよアグレッシブに活動開始です。
オープニングテーマ
「はじまりの海」歌:坂本真綾
「cafeたまゆら」にて楓の祖母の作った桜のムースを堪能する楓たち。
写真部の申請を終えて、後は承認待ちとなっている楓は、のりえに「部長」と呼ばれるたびに挙動不審となる。
これまで一度も「長」と名の付く役割をした事がないという楓。かおるは班長、のりえは自称「応援団長」、麻音は子供探検隊の隊長と一日船長を経験済み。
楓は自分が遠足のおやつを決める「おやつ長」を経験したことがあった事を思い出すも、結局決める事が出来ずにジャンケンバトルになってしまった。
やっぱり自分には無理かもと落ち込む楓をはかおるたちに必死に励まされる。
ぽってはとことん人の上に立つタイプの人間ではないらしい。
麻音は喋るのは苦手だけど、昔から結構先頭に立って行動するタイプだったんだな。ま、色々な事に興味を持って、行動するような人だし。
でも、確かに言われてみると俺も「長」の付く役割ってあまりやった記憶がないな。何かの班長とかがあったかな、というぐらいか。リーダー気質じゃなかったしな。
楓を「ぽって姉様」と呼ぶ篠田こまちが持ってきた写真雑誌に、竹原の一年先輩である三谷かなえが登校した楓の写真が特選を受賞していた。
実はこまちも沢渡香の写真で奨励賞を受賞していました。
こまっしゃくれはしっかりのりえがピンボケしている写真をチョイスしてる。まぁ、これがたまたま香を上手く撮れた写真だったのかもしれないが、私たち展の時の写真に比べると、各段に上達している気がするな。
かなえって先輩だったのか。てっきり同級生か下級生だと思ってた。と
かなえはなんでぽっての写真なのか。実は前々から知っていたのかな?
夜になり、汐入の三次ちひろは楓の報告に喜んでくれると、自分も新しい部をつくろうかなと言い出すが、ともちゃんと話していたというその部活は「ふうにょん部」という楓を応援する部活。
汐入にはポルトガルから留学生がやってきて何故かちひろのぬいぐるみを気に入ってくれたのだという。
ともちゃんは一度電話で話しただけで、あとは話に聞いているだけなのに、なんでそんなにふうにょんをお気に入りなんだろ。取り敢えずは、GWか夏休みに確実に竹原にやってきそうだね。
話に出てきた留学生とやらも一緒現れたりするんだろうか。
堂郷和太郎は楓に部活の許可が下りたことを伝えると、楓が自分で新しい一歩を踏み出した事を喜んでくれる。
新任教諭の下上山先生が顧問となり、部室も部室棟の演劇部の隣が割り当てられた。
下上山先生はカメラの知識はなく、しかもドジっ娘で堂郷に呆れられてる……
演劇部の隣の部室は騒がしそうだな。
楓のカメラはフィルム式だから、現像するなら暗室が必要になるんだけど、どうするんだろう。自分では現像出来ないから、現像はマエストロのところへ持っていくのかな。
最近はデジカメ中心だから、写真部でも暗室とかあまりないのかな。顧問も素人だから、どのみち暗室などで現像方法を教えてもらったりは出来ないし。
楓から写真コンテストに入賞したかなえの事を聞いた下上山は、かなえが同じ高校の3年生である事を伝える。
そして楓の目標を写真コンテスト入賞と掲げる。
顔と名前は一致しないけど、生徒の名前は全部覚えているという、役に立つのかどうか微妙なことを……気合が空回りしている感じがしないでもない。
ただ、部活として行う以上は、ただ楽しく写真を撮るだけではなく、コンテスト入賞などの目標を掲げるのは大事だよね。
下上山が会議で去った後、かおるたちは写真部の創設祝いに駆けつけた。
かおるからは新作ポプリ、のりえは巨大な新作クッキー、麻音からは写真部勧誘ポスターがプレゼントされた。
マスコットキャラは身体がカメラの亀田メラ。カメルーン生まれの水瓶座。
麻音のセンスはちひろに近いよね。
かなえが同じ高校と知って、そんな凄い人を差し置いて写真部を作ったことが悪いのではないかと落ち込んでいた楓に、最悪の事態を想定しておくのも大切だとノリノリと遊ぶのりえたち。
今期の麻音は口笛が減って、今までより良くしゃべるようになった気がする。
そこに部長会議の招集の校内放送が流れ、楓はいきなり部長会議に出席するも、緊張のあまりにテンパってうまく喋ることが出来ませんでした。
1年生の時の自己紹介の時と同じだな。2年生の自己紹介はうまく出来たんだろうか。3人が一緒のクラスだったから大丈夫だったのかな。
ぽってのダメダメ挨拶をクールに流す議長は生徒会長だろうか?
部長会議は10人程度で、この学校は部活が少ないんだな。それとも生徒数自体が少ないのか。
毎月あるという部長会議に、そのうち慣れると励ますかおる。
のりえや麻音は自分たちが新しい部を作って一緒に参加する案を考えるも、新しい部活を作るのは難しい。
しかしかおるは楓が写真部を1人で頑張ると決めた事で、その気持ちを大切にしたいと楓なら必ず大丈夫だと信じていた。
3人の中ではやはりかおるが一番のぽっての理解者なんだね。
『日の丸写真館』のマエストロは楓の話を聞いて高校時代の事を思い出す。
父親が写真館をやっていたため、なんとなくその後を継ぐのだろうと考えていたマエストロ。もう一人、日向望という仲間が写真が上手くカメラマンを目標としており、彼の影響で楓の父・沢渡和馬は高校生になって写真を始めた。
ただ和馬は賞に応募することはなく、ひたすら色々なものを写真に収めて、やがては色々な町へ出掛けては写真を撮るようになっていた。
ここにきて新しい人物の名前が登場。この友人が今どうしているのかは語られていないけど、結構な実力者だから本当にカメラマンになっているのだろうか。後々に登場するのかはまだ謎。
楓は父親が「写真は心と心を繋いでくれる」といつも言っていたため、そんな写真が撮りたいと思っていることを告白する。
マエストロは望の写真も和馬の写真もどちらも好きで、それで良いのだという。
楓の写真も好きだというマエストロは、他にも沢山そういう人がいて、それはとても大切な事だと教えてくれる。
受賞するような上手な写真だけではなく、何か人の心に訴えかける写真も写真の一つの形ということだろう。マエストロはナンパ師だけど、決めるところは決めてくれます。
楓の写真が切っ掛けで友達となったのりえたち。楓の写真は確かに人と人を繋ぐものとなっていた。
「部長として、ちゃんとやれるかまだ判らないけど……
一個ずつ慣れていって、最後には、やって良かったなって、思えるようにしたいので」
のりえは「ぽって部」という楓を応援する部活を作ると言い出す。
ちひろちゃんと同じ発想か……もういっそ『ぽってファンクラブ』で良いんじゃないか。
知らない誰かとの新しい出会いを期待する楓。
楓が写真部の部室でかおるたちの写真を撮っていた時、1人の少女が部室に現れた。
「あなた、写真部を作ったんですって?」
いきなり乗り込んできた!
でも実は性格は……
愛機はペンタックスQ
エンディングテーマ
「ありがとう」歌:中島愛
次回 第3話「写真部 本格始動、なので」
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