たまゆら~もあぐれっしぶ~ 第4話「特別な場所、特別な想い、なので」
人にはそれぞれたくさんの特別な日があって。
みんな、想い出と一緒に大切なしまっている。
もし、そんな特別をたくさんたくさん集めて写真に撮ったら、きっとたまゆらが写るかもしれないと、思うので。
いよいよ本格的に活動を開始した写真部は放課後の校内で写真撮影。
三谷かなえは『日の丸写真館』の表に飾ってあるポートレートが、楓が子供の頃に撮った父親の写真だと知ってビックリ。かなえはあの写真が大好きだったので。
しかしぽって部長はすっかり定着したな。部長とはいえ後輩に対しても敬語で喋ってるかなえ。先輩としての威厳は皆無。
かなえは先輩なのに、ぽってにも敬語なんだな。挙げ句、のりえには「かなえたん」て呼ばれてる……
かなえは自分の中で何やら考えて頷きながら1人で結論を出す、というクセがあるみたいだ。
写真部の部活の写真を撮るのに、ポーズを決められたら恥ずかしくなって撮れない、ぽって以上に人見知り。
桜まつりがいよいよ近づいていましたが、写真部としてパフォーマンスがまだ全く決まっていませんでした。
そこに現れたのは堂郷和太郎。
自分に任せろという堂郷は、自分のギターに合わせて楓とかなえは踊りながら、写真を貼ったパネルを捲って披露していく。
大事なのはインパクトだが、重要なことがまだ一つ欠けていると語って去っていく。
踊りながら写真を披露って……
桜まつりはもう少し先の話なのかと思いきや、早々にやってきた。どうも、今季で一気に1年間を描いて、かなえの卒業ぐらいまで話が進むっぽいな。
岡崎のりえは写真部最大のピンチと感じるも、かなえや楓は心強いと感じる。
方向性も決まったという彼女たちだが、塙かおるたちはその方向性で良いのかどうか激しく問題だと主張。
完全に不合格だろ。なんでこの二人は素直に受け入れてるんだ。
何やら考えて「判った」というかなえは、楓の考えに従うと丸投げ。
あれだけ悩んでいたように見せて丸投げって……基本この娘のスタンスは誰かに従うなんだな。
楓は堂郷が言いたいのは自分たちが楽しめば、見ている人たちも楽しんでくれるという事だと、堂郷の案に乗る事に決意しました。
すると、「素晴らしいです」と下上山むつこ先生も乗り込んできた。
相変わらず無駄に熱血な先生。
今まで部室の前で中の様子を窺っていたんだろうか……
楓は桜まつりの会場となる舞台を見ただけで緊張という有様で、本番がどうなるのか。
バンブージョイハイランドの千本桜は全てが誰かの記念樹。
千年桜記念樹はかおるの父親たちが始めたもので、かおるの誕生記念樹も埋まっています。塙さよみは生まれた頃には植樹会が始まっていなかったので、原付免許を取得した時に植えてます。
これによると、かおるの生年月日は1995年10月30日
そうか、OVAの時に現実と時間軸がシンクロしているから、テレビアニメ2期では現実よりも過去の話になってるんだ。
記念の桜を見ると元気になるというかおるに、桜田麻音は乙女座で講演した時に両親に見守られて力をもらえたから判ると賛同する。
記念樹はいいよね。実家にそれなりの庭があれば、植えることも出来るんだけど、最近は庭付き一戸建てに住むとなると、少し田舎でないと無理だし。
そういや、うさぎドロップでは金木犀や銀木犀を植えてたな。
実は楓と沢渡香の記念樹もあることを沢渡珠恵から教えてもらいました。
わざわざ横須賀から植樹のために足を運んだのか。
沢渡和馬は楓が生まれた頃に始まった記念樹に自分も植えると張り切ったらしいが、詳しい場所は不明。
手掛かりはわざとピンぼけに写した写真だけ。
和馬は楓が中学生になったら、桜の樹探しをさせようと考え、どうしても見付からなければ成人祝いに教えてあげるつもりでした。
しかし肝心の父親が死んでしまったので、今となっては誰も知らないため、自力で探しだすしかなくなってしまったよ。
先生たちと共に写真部初のビッグイベントである桜まつりの準備を進める楓は、その傍らで記念樹を探してみるも見つけることが出来ないでいました。
そうして準備を終えたある日、お好み焼き屋ほぼろへと足を運ぶと、堂郷が激しく喜んでいました。
堂郷が言っていた大切な事とは八色ちもに自分のギターで歌って貰うという事で、桜まつりに屋台で出店するので宣伝も兼ねて了承してくれたという事。
とどのつまりは、写真部を利用しようと考えていたのか。
ここではのりえがかなえを「かなえ先輩」と呼んでるな。
堂郷は毎日毎日、何か言って欲しそうにギターを抱えてお好み焼きを食べに来ては、食べ終えて帰っていたのだとばらす志保美りほは、ようやく努力が実ったと笑う。
今日、ようやくほぼろさんがギターの事に触れてくれたのだろうか。今までも放置していたりほが話すとは思えないので、もしかしたらかおるたちが触れて話題に上ったかな。
『たけはら桜まつりinバンブー』当日、ほぼろの屋台では『名物 リング焼き』を販売。
堂郷は焼きながらパフォーマンスを披露し、りほは購入した人たちの写真を撮影していました。
のりえは麻音と共に『レモンあんとぽんかんの二重焼』を販売。
のりえたちのお金で回転焼きの機械をレンタルしたのかと思いきや、どうやら屋台は両親も関わっているようだ。
そのころ、香は篠田こまちとバンブージョイハイランドを散策。
こまちは『こまちだけ』を見せて、好きかどうか聞いて「こまちだけ好き」と言わせようとするも、香は宝探しに夢中でした。
こまっしゃくれが策を弄するも、スルーされた。
そしてステージ直前。
堂郷がほぼろの手伝いで調子に取った挙げ句に、手を大やけどしてしまい、舞台に立てなくなりました。
説明しても信じられない出来事。リング焼きを放り投げてパックにいれるというパフォーマンスに失敗して素手で受け止めて火傷した上、何故か鉄板に手を着いたのか。
これ、ただ写真部の舞台を手伝えないだけじゃなくて、暫く仕事できなくなるんじゃないのか。
当然、そのギターで歌うつもりだったほぼろさんも参加出来ない。
かおるは今ならキャンセルできると楓の意見を問いかけるも、楓はみんなが写真部のために準備をしてくれたのだから出たいと語る。
そんな楓に感動して着いていくというかなえ。
かおるたちも楓たちのために全面協力することにしました。
そして本番。
極度に緊張しながらも舞台にたった楓とかなえは音頭を歌いながら踊り、堂郷と下上山先生が写真の貼られたパネルを捲ってくれました。
最初は呆然として戸惑っていたお客達も、笑顔で見守ってくれます。
音源はかおたんが探してきたもので、作詞はぽって&かなえ。
写真部のアピールでよりによって音頭か。
桜も人も、みんな笑顔だ。
みんなが喜んでくれる、うれしい。
そっか、ここは、みんなを笑顔にするために、自分を見守ってくれる、大切な想いに誰もがいつでも会いに行けるように、そのためにこの町の人たちが作った、特別な場所なんだ。
だから、こんなに笑顔が溢れているんだ。
みんなの特別な場所。
なんか、いいな。
みんなのおかげで成功させる事が出来たという楓だが、かおるは楓が諦めなかったからだと言います。
と、そこに駆けつけた香は、楓の記念樹を見つけたと告げる。
問題は、この様子を見て部に入ってくれる人がいるのか、というところか。たぶんいないんだろうな。このまま二人で部活が続いて、もしかしたら最終回ぐらいで入部してくるかも、というところか。
バンブージョイハイランドの裏手に、楓と香の記念樹がありました。
ももねこ様のおかげで見つけられたのだという。
ももねこ様恐るべし!
楓のお父さんは嬉しいと子供みたいにテンションがあがる人だったため、看板の内容もかなりテンション高め。
楓は1995年7月28日、香の生年月日は2001年8月31日
香は21世紀の住人なのか……
桜の写真を撮ろうとしたぽっては、父の撮ったとの同じ景色だと気付く。
亡き父へと思いを馳せて少し涙ぐむ楓。
「宝物は、本当に宝物だった」と笑う。
のりえはいつか自分たちの記念の桜を植えようと約束する。
卒業記念かなとも思ったけど、それだとかなえが加わらないな。まぁ、かなえは卒業済みだけど一緒に植えればいいのかもしれないけど。
次回 第5話「明日のためにレッツフォト、なので」
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