フォトカノ 第13話(最終回)「想い合い」
脚本:林 壮太郎 絵コンテ:岩瀧智 演出:長尾聡浩 作画監督:草刈大介・影山楙倫・清水麻美・ホン スンヒョン
妹の前田果音と一緒にお風呂に入る事になって緊張する前田一也。
やがてお風呂に入ってきた果音は水着姿でした。
実は一也も海パンを履いていました。
いきなり年頃の兄妹で風呂に入るという良く判らない展開。
果音が商店街の福引きで特賞のヨーロッパ旅行を当てた事から全てが始まった。
新婚旅行に行っていない両親にプレゼントした果音。
兄妹で留守番することになった。
妹に「これで暫く同棲だね」と言われて興奮する変態兄貴。
果音の事を想像して興奮して眠れない一也。
何故か写真部のメンバーに「同棲」だとからかわれる。
普通の人間は、兄妹がどれほど美形だろうと、肉親は肉親以上でも以下でもないのでなんとも思わないし、周りもそんな事でからかうことはないんだけど。
写真部は変態さんばかりだから仕方ないか。
紅林かつみに声を掛けられた一也は、お互いの写真を見て語り合っていました。
かつみは頑張っている人を応援したいだけ。
成田瑠宇はかつみに『第9回 輝久万カップビーチバレー大会』へ一緒に出ようと誘ったものの断られていました。
あれ、かつみたちフォト部は基本的に風景画を撮ってるんじゃなかったっけ……
一応、生徒会長に認められて公式な場面の写真が使われているのは正式な部ではないフォト部だから、人物の写真も撮ってるのかな。
そういや、料理研究会は部員が定員に達しないと廃部だったのに、フォト部は大丈夫なのか? 正式な部に昇格するまでは写真部の一部として存在しているのかな。
オーディションに参加する写真を撮って欲しいという果音の写真を撮る一也。
好きな相手を想像してみろというアドバイスに従った果音の様子に、好きな相手がいるのかと驚く一也。
どうせなら、後で出てくる男子生徒と仲良くしているシーンを先に描写して、何度か果音が特定の男子と仲良くしていたりするところを目撃するとかあれば、その男子の事が好きなんじゃないのか、と感じさせることも出来るのに、そういう事もないので視聴者からすると見え見えの展開だからどうしても冷めて見てしまう。
実は一也は一生秘密にするという約束で父親から果音の幼い頃のアルバムを預けられていました。
果音は一也と血が繋がっていませんでした。
ゲームでも果音は攻略対象なのかな?
前回、果音がヤキモチ焼いていたのもそういう伏線だったということなんだろう。
個人的には妹萌えはいらない。
裸エプロンっぽく見えるエプロンとかあざとい……しかしエロ本を持ってるのは舞衣に取られるというフラグが立ってないからか。
クラブの男子と仲良くする果音に嫉妬してしまう一也。
そんな一也を捜した果音ですが、突然の雨に降られて二人は一緒にお風呂に入る事になりました。
二人とも雨に打たれたからって、一緒に入るとかないわ……
そろそろ果音に血が繋がっていない事を告白するべきか悩む一也。
その果音は、一也に対して特別な感情を持っていました。
つか、真実を告げるのは主人公の役割ではなく、両親の役割ではないのか? 息子が勝手に決めて良い事ではないと思うんだけど……
果音に誘われて、日曜日に海へ出掛けた二人。
そこではかつみと瑠宇がペアを組んでビーチバレー大会に参加していました。
どうやら結局かつみは根負けしたみたいだ。
しかし二人は1回戦敗退。
実はかつみには彼氏がいて、瑠宇は自分の思いが永遠に一方通行なのは仕方ないと思っていました。
果音は側にいられるだけで構わないという瑠宇の気持ちが分かると語る。
かつみは男持ちだったんだ。
幼い頃、浜辺で父親を捜していた果音を見かけて一緒に捜した一也。
一也の母親と果音の父親が再婚して、二人は兄妹となりました。
その日、一也は果音に鈴をプレゼントしました。
一也は頑張ってお兄ちゃんになると約束し、果音は頑張って妹になると約束を交わしました。
1話で出てきた鈴はここに繋がっていたらしい。もうそんな存在、今まで忘れてたけど。
果音だけが血が繋がっていないのではなく、連れ子同士の再婚だったのか。だから新婚旅行に行っていないのか。
実は果音は初めて逢った日の事をずっと覚えていました。
ただ関係が壊れたらと怖くて、打ち明けられずにいました。
3歳ぐらいだろうから、覚えていたとしても別に不思議ではないよな。
一也は父親に託されていた幼い果音のアルバムを見せることにしました。
果音は一也に初めてのラブレターを渡し、自分の高校卒業後に読んで欲しいと告げました。
果音にとって一也は自分をずっと見ていてくれた理想の男性でした。
この兄のどのあたりが理想なんだろう。目腐されしているとしか思えない。
義理の兄妹だから、大人になれば結婚できるという事なんだろうけど……
そして果音の高校卒業の日。
出迎えた一也に果音は抱き着くのだった。
義理とはいえ、兄妹として育った相手に恋愛感情を抱く心理がさっぱり理解できない。
まぁ、実妹に恋愛感情を抱くとか更に気持ち悪い某作品もあるわけだが。
そんなわけで最終回は妹という微妙な感じ。
シリーズでは初めての攻略対象となった妹。
ヒロインも最終回なのに出番のないヒロインたちもいるし。
桃子先生とステルスがBD映像特典や新作として1本になるかどうかだな。
全体としてはやはり主人公の魅力が欠けたというか、序盤の描き方をもう少し普通にしておけばマシだったのかもしれない。
盗撮紛いとか、脅しをするとかダメな部分を見せてから、個別ルートで普通の恋愛とか描いてもな。
アマガミの主人公との大きな違いはむっつりとオープンスケベというところなんだけど。
視聴者からは大きな差が付けられた感じ。
やはり生徒会長を脅したのが最大の間違いだよな。しかも初回はともかく、その後で宿題をやらせるとかが最低すぎた。
後、写真部以外に男の友人がいないぼっちなのも……
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投稿: nanoha3 | 2013年7月 6日 (土) 08時28分